Remove ads
東京都府中市にある病院 ウィキペディアから
東京都立多摩総合医療センター(とうきょうとりつたまそうごういりょうせんたー)は、東京都府中市武蔵台にある東京都設置の医療機関である。2010年3月1日に東京都立府中病院(武蔵台2丁目9-2[2])より全面移転し名称変更した。地方独立行政法人東京都立病院機構が運営。
東京ERの一つである「東京ER・多摩」を併せ持つとともに、同一敷地内に東京都立小児総合医療センター、東京都立神経病院が併設されている。多摩地域では唯一の総合的な医療機能を持つ都立病院[3]である。
多摩地域の都立病院として重要な位置付けがされており、東京ERの一つである「東京ER・多摩」を併せ持つ大規模総合病院である。診療科は多く、難病と急性期の患者の措置を中心としており、[4][5]、救急と地域医師が必要と認めて紹介状を持つ患者を受診している。救急車による搬送数は1万を超える[6]。
府中市域の最北西端かつ最高標高地近く、国分寺断崖の上面台地にある武蔵台の雑木林に覆われた自然が多い場所に位置する。この地域は、医療機関や研究施設が集積しており、当病院の敷地内には、東京都立神経病院、東京都多摩がん検診センター、東京都立府中療育センターがあり、隣接地には東京都立武蔵台特別支援学校、東京都立府中看護専門学校がある。
東京都の都立病院再編整備の一環で、2010年3月1日に「多摩広域基幹病院」としてかつての東京都立府中病院敷地内の隣接地へ新築・移転した。同じ建物内には東京都立小児総合医療センターも開設され、両病院を合わせて建築面積21,950m2・述床面積129,715m2・1,350床という大規模な病院となった。屋上にはドクターヘリ用のヘリポートを有し、地下に免震構造を採用している。施設内外は喫煙場所を除いて全面禁煙である。屋上やバルコニーは緑化されており、自然環境との調和を考え設計されている[7]。
なお、同じ府中市内にある二次救急指定医療機関の「医療法人社団喜平会 府中病院(旧称:奥島病院)」とは全く関係なく、距離も離れているため注意を要する。
多摩総合医療センターの1階ロビーに、都立府中病院時代の木造建築の写真や瓦などの資料が展示されている。
この節の加筆が望まれています。 |
東京都が設置した三次救急施設(緊急度が高い患者を優先する)の一つ。組織的に当院の一部であり、当院の緊急受付・夜間受付的な役割も果たす。
原則的には、救急診療科の医師が初診を行い、専門的治療が必要な場合や救命医療期を脱した後は、各科あるいは他の施設において治療を行う。救急患者が多く優先する必要があるため、平均入院日数は少なく長期入院者も少ない。
2020年(令和2年)6月1日、府中療育センターと多摩療育園は、両施設の老朽化に伴い、隣接する旧府中病院跡地で多摩メディカル・キャンパス内に移転・開所した[9]。両施設一体となった新センターの「府中療育センター」では、両施設の機能を兼ね備え、入所、通所、通園、外来診療等、重症心身障害児(者)を含む障害児(者)の療育サービスを提供する[9]。
同年8月6日、旧・東京都立府中療育センターの施設は取り壊される予定だったが、改修や人員の確保を行い、同年10月より新型コロナウイルス感染症専用の施設として100床を設置し運営開始予定であることが報じられた[10]。
敷地内にバスロータリーがあり、冷暖房完備のバス待合室が設置され、京王バスの時刻表が置かれている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.