村井 章介(むらい しょうすけ、1949年[1] - )は、日本の歴史学者。専門は、日本中世史・対外関係史。東京大学名誉教授。大阪市旭区出身。
- 『アジアのなかの中世日本』(校倉書房) 1988
- 『中世倭人伝』(岩波新書) 1993
- 『東アジア往還 - 漢詩と外交』(朝日新聞社) 1995
- 『海から見た戦国日本 - 列島史から世界史へ』(ちくま新書) 1997、のち改題増補版『世界史のなかの戦国日本』(ちくま学芸文庫) 2012
- 『国境を超えて - 東アジア海域世界の中世』(校倉書房) 1997
- 『中世日本の内と外』(筑摩書房、ちくまプリマーブックス) 1999、のち増補版(ちくま学芸文庫) 2013
- 『北条時宗と蒙古襲来 - 時代・世界・個人を読む』(日本放送出版協会、NHKブックス) 2001、のち改題増補版『北条時宗と安達泰盛 - 異国合戦と鎌倉政治史』(講談社学術文庫) 2022
- 『分裂する王権と社会』(中央公論新社、日本の中世10) 2003
- 『東アジアのなかの日本文化』(放送大学教育振興会) 2005
- 『中世の国家と在地社会』(校倉書房) 2005
- 『境界をまたぐ人びと』(山川出版社) 2006
- 『日本中世境界史論』(岩波書店) 2013
- 『日本中世の異文化接触』(東京大学出版会) 2013
- 『中世史研究の旅路 戦後歴史学と私』(校倉書房) 2014
- 『中世史料との対話』(吉川弘文館) 2014
- 『境界史の構想 日本歴史 私の最新講義』(敬文社) 2014
- 『分裂から天下統一へ』(岩波新書、シリーズ日本中世史4) 2016
- 『古琉球 海洋アジアの輝ける王国』(角川選書) 2019
- 『東アジアのなかの日本文化』(北海道大学出版会) 2021
校訂・編著ほか
- 『老松堂日本行録 朝鮮使節の見た中世日本』(宋希璟 、岩波文庫) 1987
- 『日本史を海から洗う』(竹内実, 川勝平太, 清水元, 高谷好一共著、南風社) 1996
- 『環日本海と環シナ海 - 日本列島の16世紀』(朝日新聞社) 1995
- 『中世』(責任編集、岩波書店、日本史史料2) 1998
- 『南北朝の動乱』(吉川弘文館、日本の時代史10) 2003
- 『港町と海域世界』(青木書店、シリーズ港町の世界史1) 2005
- 『「人のつながり」の中世』(山川出版社) 2008
- 『中世東国武家文書の研究 - 白河結城家文書の成立と伝来』(高志書院) 2008
- 『東アジアのなかの建長寺 宗教・政治・文化が交叉する禅の生地』(勉誠出版) 2014
共編著
- 『肥前松浦党有浦文書』(福田以久生、清文堂出版) 1982、改訂版 2001
- 『鎌倉時代の政治関係文書』(瀬野精一郎、吉川弘文館) 1986
- 『鎌倉時代の法制関係文書』(瀬野精一郎、吉川弘文館) 1987
- 『アジアのなかの日本史』1 - 6(荒野泰典, 石井正敏、東京大学出版会) 1992 - 1993
- 「アジアと日本」
- 「外交と戦争」
- 「海上の道」
- 「地域と民族」
- 「自意識と相互理解」
- 「文化と技術」
- 『中世東国の物流と都市』(峰岸純夫、山川出版社) 1995
- 『境界の日本史』(佐藤信, 吉田伸之、山川出版社) 1997
- 『中世後期における東アジアの国際関係』(大隅和雄、山川出版社) 1997
- 『中世のみちと物流』(藤原良章、山川出版社) 1999
- 『北の環日本海世界 - 書きかえられる津軽安藤氏』(斉藤利男, 小口雅史、山川出版社) 2002
- 『地球的世界の成立』(荒野泰典, 石井正敏、吉川弘文館) 2013
- 『大航海時代の日本と金属交易』(平尾良光, 飯沼賢司、思文閣出版) 2014
- 『日明関係史研究入門 アジアのなかの遣明船』(橋本雄, 伊藤幸司, 須田牧子, 関周一、勉誠出版) 2015