角川源義賞
中堅以上の文学研究および歴史研究者に授与される学術賞 ウィキペディアから
角川源義賞(かどかわげんよししょう)は、主に中堅以上の研究者に授与される学術賞。10月下旬(11月初旬)に発表され、贈呈式は12月に行われ、賞状、記念品、副賞(100万円)が贈られる。
角川書店の創業者角川源義は、民俗学者・国文学者・俳人でもあった。国学者(晩年は國學院大學理事だった)として日本文化振興への志の一端を具現しようと、昭和54年(1979年)に角川文化振興財団の発足と同時に創設された。
第24回までは国文学・国史学の二部門だったが、第25回より文学研究・歴史研究部門に変更された。片方が該当作なしの年度もある。
受賞作
第1回から第20回
第21回から第40回
- 第21回(1999年)
- 第22回(2000年)
- 第23回(2001年)
- 第24回(2002年)
- 第25回(2003年)
- 第26回(2004年)
- 川平ひとし『中世和歌論』
- 五味文彦『書物の中世史』
- 第27回(2005年)
- 第28回(2006年)
- 第29回(2007年)
- 楠元六男『芭蕉、その後』
- 本多博之『戦国織豊期の貨幣と石高制』
- 第30回(2008年)
- 大谷節子『世阿弥の中世』
- 眞壁仁『徳川後期の学問と政治-昌平坂学問所儒者と幕末外交変容』
- 松方冬子『オランダ風説書と近世日本』
- 第31回(2009年)
- 第32回(2010年)
- 第33回(2011年)
- 第34回(2012年)
- 第35回(2013年)
- 第36回(2014年)
- 第37回(2015年)
- 文学研究部門-該当作なし
- 高埜利彦『近世の朝廷と宗教』
- 第38回(2016年)
- 第39回(2017年)
- 佐々木孝浩『日本古典書誌学論』
- 上原兼善『近世琉球貿易史の研究』
- 第40回(2018年)
第41回以降
選考委員(一部)
- 文学部門
- 2009-2013 久保田淳、鈴木日出男、中野三敏、芳賀徹
- 2014 久保田、芳賀、揖斐高、原岡文子
- 2015 久保田、揖斐、原岡、安藤宏
- 2016- 揖斐、原岡、安藤、三浦佑之
- 2020- 原岡、安藤、三浦、長島弘明
- 歴史部門
- 2009-12 石上英一、黒田日出男、高村直助、脇田修
- 2013- 石上、黒田、高村、藤井譲治
- 2017- 石上、黒田、藤井、三谷博
関連項目
脚注
外部リンク
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