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札幌市交通局の通勤形電車 ウィキペディアから
札幌市交通局9000形電車(さっぽろしこうつうきょく9000がたでんしゃ)は、札幌市交通局が保有し、札幌市営地下鉄東豊線で使用されている通勤形電車である。
札幌市営地下鉄9000形電車 | |
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札幌市交通局9000形(2015年5月 大通駅) | |
基本情報 | |
運用者 | 札幌市交通局 |
製造所 | 川崎重工業車両カンパニー |
製造年 | 2015年 - 2016年 |
製造数 | 20編成80両 |
運用開始 | 2015年5月8日 |
投入先 | 東豊線 |
主要諸元 | |
編成 | 4両編成 |
電気方式 |
直流 1,500 V (架空電車線方式) |
設計最高速度 | 70 km/h |
起動加速度 | 3.5 km/h/s |
減速度(常用) | 4.0 km/h/s |
減速度(非常) | 4.8 km/h/s |
編成定員 | 516(121+137+137+121) |
編成重量 | 105.9 t (25.1+27.8+27.7+25.3) |
全長 | 18,000 mm(連結面間距離) |
全幅 | 3,080 mm |
全高 | 3,910 mm |
車体 | アルミニウム合金 |
主電動機 | 三相かご形誘導電動器 半密閉自己通風型(台車装架) |
主電動機出力 | 1時間定格70 kW 1,100 V 50 A 1,770 rpm 絶縁H種 |
制御方式 | IGBT素子VVVFインバータ制御 |
制動装置 | 電磁直通液圧変換式(回生ブレーキ連動電気指令) |
保安装置 | ATC、ATO |
東豊線開業当初から営業運転されている7000形の老朽化に伴い、車両更新と将来の可動式ホーム柵設置やワンマン運転を見据えて落成した。札幌市営地下鉄では1998年にデビューした東西線8000形以来、17年ぶりの新形式車両である。また、東豊線の新型車両は、1994年(平成6年)8月の7000形第18~20編成以来となる。2014年12月に第1編成が川崎重工業で製造され、2015年5月8日に営業運転を開始した[1]。札幌市における少子高齢化社会の到来や環境・省エネルギー問題などの社会情勢の変化を踏まえ、これまでの車両をベースにした「人と環境にやさしい地下鉄」が当形式のコンセプトである。車番の百位は7000形を踏襲した。
南北線・東西線での可動式ホーム柵設置・ワンマン運転開始が完了し、唯一残った東豊線への可動式ホーム柵設置を見据えた車両の更新のため、2014年から2016年にかけて川崎重工業において新形式車両として当該車両を4両編成20本・計80両新製・導入する計画で[2]、2014年10月31日札幌市交通局のホームページにおいて9000形の外観が公開された[3][4]。第1編成の東車両基地への搬入は2014年12月15日に行われ[5]、以降は試運転を経て2015年4月28日に運行開始される予定であった[6][7][8]が延期され、同年5月8日に決定、栄町駅から運行を開始した[9][10]。その後、7000形を随時置き換えし、2016年9月6日をもって全編成の導入が完了した。
外観のコンセプトを「爽やかでシンプルなデザインとし、親しみがもてる外観」とし、そのコンセプトに基づいたデザイン案について、札幌市立大学デザイン学部の学生と交通局の若手職員とで意見交換会が行われて印象の評価や改良点の意見を出し合った結果、利用者に親近感を持ってもらえるよう白を基調としたシンプルな形状とされた。
客室内は「快適さと温もりをイメージした室内とし、優しさのあるデザイン」をコンセプトに、心落ち着く快適な空間となるデザインを目指して設計された。
モニター等の制御情報より確認したATO・ATC制御について記述する。
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号車 | 1 | 2 | 3 | 4 |
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車両番号 | 91XX(Tc1) | 92XX(M1) | 93XX(M2) | 98XX(Tc2) |
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