本田小百合
日本の将棋棋士 ウィキペディアから
本田 小百合(ほんだ さゆり、1978年10月3日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士。茨城県水戸市出身。茨城県立佐和高等学校卒業。佐瀬勇次名誉九段門下。女流棋士番号14(2011年3月31日までは30)。
棋歴
アマチュア時代
女流プロ入り後
- リーグ戦形式である女流名人位戦のA級リーグには2001年からの13年間で9期、女流王位戦の挑戦者決定リーグでは1992年のデビュー以来27年間で22期在籍している。
- 一方でレディースオープントーナメントでは1992年から棋戦終了の2006年までの参加した15年間で11回が予選敗退、本戦に進出した残りの4回も1回戦で敗退している[1]。また続くマイナビ女子オープンでも第5期から第7期の一斉予選で3年連続1回戦敗退を喫し、2013年の第8期ではチャレンジマッチからの出場になった。
- 2009年の第17期倉敷藤花戦では、挑戦者決定戦まで勝ち残った。
- 2012年の第2期女流王座戦の本戦トーナメントで伊藤沙恵、上田初美、中村真梨花を破って勝ち上がり、9月の挑戦者決定戦でも里見香奈女流四冠に勝利し、プロ入り21年目にして初めてタイトルに挑戦した[注釈 1]。10月からの加藤桃子女流王座との五番勝負ではストレート負けを喫し、タイトル獲得を逃した。
- 2012年9月26日に第24期女流王位戦予選で熊倉紫野女流初段を破り女流三段に昇段。
- 翌2013年の第3期女流王座戦の挑戦者決定戦でも本戦トーナメントを勝ち進み、再度里見香奈女流四冠と対戦。終盤で勝勢まで築くが最終盤で痛恨のミスがあり逆転負けした。この時感想戦は何とかこなしたものの、2日間涙が止まらなかったという[2]。
- 2016年3月から8月まで休場[3]。そのため、第27期女流王位戦の挑戦者決定リーグを白組5戦中4戦までで全勝としながら、挑戦者決定戦に進出できなかった(不戦敗を含めて4勝1敗となりリーグ残留)。
- 2017年の第28期女流王位戦の挑戦者決定リーグで5戦全勝で紅組優勝。挑戦者決定戦では伊藤沙恵に敗れた。
人物
昇段履歴
脚注
関連項目
外部リンク
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