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映画シリーズ ウィキペディアから
『映画 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編』(えいが ラブライブ!にじがさきがくえんスクールアイドルどうこうかい かんけつへん)は、サンライズ制作の日本のアニメーション映画。テレビアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の完結編シリーズ。略称は「えいがさき」。本シリーズは映画鑑賞料金の割引が適用されないODS作品とされている。
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監督 | 河村智之 |
脚本 | 田中仁 |
原案 | 公野櫻子 |
原作 | 矢立肇 |
製作 |
若林悠紀 大塚大 |
製作総指揮 |
槙本裕紀 依田悠里香 久保雄一郎 |
出演者 |
矢野妃菜喜 大西亜玖璃 相良茉優 前田佳織里 久保田未夢 村上奈津実 鬼頭明里 林鼓子 指出毬亜 田中ちえ美 小泉萌香 内田秀 法元明菜 |
音楽 | 遠藤ナオキ |
主題歌 |
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撮影 | 杉山大樹(撮影監督) |
編集 | 小口理菜 |
制作会社 | サンライズ |
製作会社 | 2024 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ムービー |
配給 |
バンダイナムコフィルムワークス 松竹ODS事業室[1] |
公開 | |
上映時間 |
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製作国 | 日本 |
言語 |
日本語 中国語 英語 |
前作 | ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow(シリーズ前作) |
OVA『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会NEXT SKY』の続編となり、全3部作で構成される予定。第1章が2024年9月6日から松竹系で公開された[2]。また、4DX・MX4D・ドルビーアトモス・ドルビーシネマの各種ラージフォーマットも同時上映された[3][4]。
2020年から2022年にかけて放送されたテレビアニメシリーズ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の完結編に当たる。『ニジガク』はアニメ以外にもゲーム、小説など多岐なメディアで展開する作品であり、メディアごとに設定が異なる(別々の世界の出来事を描いている)が、本作はテレビアニメで描かれた物語の完結編となる。また、ラブライブ!シリーズの劇場版作品としては、2019年に公開された『ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』以来5年ぶりとなる。
本作の第1章では、沖縄県を舞台としており[5]、また同好会に所属するスクールアイドル12人のうち、歩夢、かすみ、しずく、彼方、エマ、ランジュの6人がメインキャラクターとして登場した。
アイラの帰国と時を同じくして、全国のスクールアイドルがランキング形式で競い合うイベント「スクールアイドルグランプリ」の招待状がニジガクに送られる。ソロ活動が主である自分たちに相応しいイベントだと満場一致で参加を決めたニジガクのうち、歩夢、かすみ、しずく、彼方、エマ、ランジュは会場の一つである沖縄県を訪れる。
他校のスクールアイドルが町中でライブやトークの配信をする中、それぞれ行動する6人は、地元のスクールアイドルである赤嶺 天に出会う。友人の石嶺 小糸とユニットを組んでいた彼女は、とあるライブの失敗をきっかけに解散してしまったという。天のことを気に掛ける6人だが、同時に、グランプリのスポンサーを務めるランジュの母が現れ、ランジュに「やるなら一番にならなきゃ意味ない」と、新たな宿泊先としてスイートルームを用意したと告げる。母が自分一人を贔屓しようとしていると気づいたランジュはグランプリを辞退しようとするが、エマたちに引き留められ、やむなく天の実家である民宿に宿を変えた。
ランジュに付き合って民宿に泊まったエマは、天から小糸との過去を聞き、問題解決のために天と2人でライブ配信をする。ライブを通して勇気をもらった天は、小糸に対して「これからも一緒にスクールアイドルをしたい」という本心をぶつける。ライブ失敗の責任が自分にあると考えていた小糸も、天と一緒にスクールアイドルをしたい自分の想いに正直になることを決め、晴れて2人は仲直りした。
一方、グランプリにおける自分のランクが未だ低いことに納得がいかないかすみは、ランジュの母が不正にランキングを操作していると考え、彼女を問い詰める。だがランキングは操作されておらず、またスイートルームもランジュ個人ではなくニジガク6人全員が泊まれる部屋として用意されたものであることが判明。すべてはランジュの母の言葉の足りなさと、ランジュの早とちりだとわかったかすみは、2人を引き合わせて仲直りさせる。
そして、グランプリ前に「あなたには負けない」とランジュから言われた歩夢は、それほどグランプリに乗り気ではない自分がここにいていいのかと悩んでいたが、東京から駆け付けた侑のアドバイスと、母とのわだかまりを解決したランジュから発言の真意を聞き、グランプリへの参加を続けることを決意。そして、ランジュの母が用意した2つのステージでそれぞれライブをした2人は、多くの観客から歓声を浴びるのだった。そして、その様子をホテルの一室から見ていたランジュの母は、グランプリの状況について、謎の女性と英語で話していた。
第1章[2] | |
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企画 | 田中紀明、黒田学 宮崎智保、青柳昌行 |
原作 | 矢立肇 |
原案 | 公野櫻子 |
監督 | 河村智之 |
脚本 | 田中仁 |
オリジナル キャラクターデザイン |
KLabGames |
キャラクターデザイン | 横田拓己 |
ビジュアル ディレクター |
けろりら |
デザインワークス | めばち |
美術監督 | 秋葉みのる |
コンセプトアート | ゆうろ |
色彩設計 | 赤間三佐子 |
カラースクリプト | ゴキンジョ |
CGディレクター | 岩﨑優香 |
撮影監督 | 杉山大樹 |
編集 | 小口理菜 |
音響監督 | 長崎行男 |
音楽プロデューサー | 武沢由佳子 |
音楽 | 遠藤ナオキ |
音楽制作 | ランティス |
エグゼクティブ プロデューサー |
槙本裕紀、依田悠里香、久保雄一郎 |
企画プロデューサー | 若林悠紀 |
プロデューサー | 大塚大 |
アニメーション制作 | サンライズ |
製作 | 2024 プロジェクトラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ムービー |
配給 | バンダイナムコフィルムワークス 松竹ODS事業室 |
この他、テレビアニメに登場した色葉、ゲーム『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』に登場した、田中さち子、杉崎亜矢、鳥居歩美、逢沢遊宇が台詞なしで登場している。
特記を除いて作詞はAyaka Miyakeである。
2023年6月23日、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて開催された『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY』初日舞台挨拶&新情報発表会にて、完全新作アニメーションとなる劇場上映シリーズ3部作の制作決定と、その第1章公開が2024年であることが発表された[7]。
翌2024年1月14日、ライブイベント「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 6th Live! I love You ⇆ You love Me」神奈川公演にて第1章のタイトルと公開日が発表され[8]、4月19日に特報映像とあらすじ、公開予定劇場が発表された[3]。
前作の劇場版同様、金曜日から翌週の木曜日までの週替わりの入場者特典として、以下のものが配布された[9]。
上映期間中は、各劇場にて舞台挨拶が実施された(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会#その他のソロイベントを参照)。また本作関連のイベントではないが、2024年10月16日に開催された映画『がんばっていきまっしょい』の舞台挨拶にて、同作と『ラブライブ!』のコラボイラストが発表された流れから、同作に出演している彼方役の鬼頭明里が本作を宣伝するという一幕があった[18][注釈 2]。
2024年10月20日、ライブイベント「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 7th Live! NEW TOKIMEKI LAND」Day2にて第2章のタイトルと公開時期、ティザービジュアルが発表された[19]。
フィルマークスの2024年9月2日 - 9月8日公開映画の初日満足度ランキングでは、レビュー平均評価4.21を獲得し、1位となった[20]。
興行成績としては、公開初週の9月6 - 8日の映画観客動員ランキングで第8位にランクインした[21]。
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