兵庫県立明石北高等学校(ひょうごけんりつ あかしきたこうとうがっこう)は、兵庫県明石市大久保町松陰にある県立高等学校。愛称・略称は「北高」(きたこう)、「明北」(めいほく)。市内では「北高」、部活動の活動等においては「明北」と呼称されることが多い。
概要 兵庫県立明石北高等学校, 国公私立の別 ...
閉じる
スーパーサイエンスハイスクール (SSH) 指定校である。
- 第3学区(一部、淡路島・神戸市西区の自由学区からの通学も認められている)に属する。市内で3番目に古い県立高校であり、明石学区が総合選抜制に移行される前に設立された最後の高等学校でもある。全日制普通科、および理数系の専門学科である自然科学科(2012年に普通科自然科学コースから改変)からなる。
- 部活動は、全国大会優勝実績を持つウエイトリフティング部をはじめ様々な部活動が大会等で好成績を残している。
- 総合選抜の廃止に伴って理系クラスが従来に比べて倍増し、進学実績の向上が顕著である。遅れて総合選抜が廃止された西宮学区の市立西宮高校、伊丹川西学区の川西緑台高校、宝塚学区の宝塚北高校でも本校同様の傾向が見られた。とりわけ神戸大学、大阪大学をはじめとする難関国公立大学や、関関同立をはじめとする難関私立大学への合格者の伸びは顕著である。2014年春の入試では東京大学1名、京都大学6名、神戸大学21名など国公立大学156名、関関同立303名など。
- 1972年 - 開校。
- 1975年 - 明石三校(明石・明石南・明石北)において総合選抜制による入学試験実施。
- 1986年 - 普通科に理数コース設置。
- 2003年 - 理数コースを自然科学コースへ改編。
- 2004年 - 同窓会館(朔風会館)完成。
- 2008年 - 明石学区総合選抜制廃止に伴い、複数志願制による入学試験実施。
- 2010年 - 文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定を受ける。
- 2012年 - 普通科自然科学コースを改編し、全県学区の自然科学科設置。
- 2015年 - 文部科学省から2期目のスーパーサイエンスハイスクール (SSH) 指定を受ける。
- 2020年 - 文部科学省から3期目のスーパーサイエンスハイスクール (SSH) 指定を受ける。
- 「自主・協調・創造」
その他、開拓者精神をモットーとしている。
- 普通科 7クラス 280名(一般入試・3月)
- 自然科学科 1クラス 40名(推薦入試・2月)
普通科は2年から文類型、理類型に分かれる。
- 平成22年度に文部科学省から平成26年度までの5年間スーパーサイエンスハイスクール (SSH) に指定され、有名な科学者を招致しての科学講演会や、主に学科生を対象にした東京研修・アメリカ研修などの行事、また研究発表会への参加等が行われた。
- 硬式野球
- ハンドボール(男子・女子)
- サッカー
- ソフトテニス(男子・女子)
- ウェイトリフティング
- 陸上競技
- バレーボール(男子・女子)
- バスケットボール(男子・女子)
- バドミントン
- 剣道
- 空手
- 卓球(男子・女子)
- 水泳
- 体操
- 音楽
- ESS
- 生物
- 化学
- 天文研究
- 家庭科
- 写真
- 書道
- 文芸
- 演劇
- 美術
- 茶華道
- 放送
- パソコン
- 新聞
- ボランティア
市内で最初にブレザーを採用。開校当初から30年間以上、女子夏服を除き制服デザインは変更されなかったが、複数志願制初年度の2008年度入学生より、在校生・職員・卒業生などから募ったデザイン案に基づき、男女ともに全面的に新しい制服が採用された。
2023年から、全身制服・制服と私服の掛け合わせ・私服の3パターンでの登校が可能になった。
- 4月 入学式、春季遠足(全学年)
- 6月 明北祭(文化祭、2日間)
- 7月 夏季球技大会、企業見学(自然科学科全学年)
- 8月 東京研修、京都研修、アメリカ研修
- 9月 体育大会
- 11月芸術鑑賞会
- 1月 修学旅行(2年)百人一首大会(1年)
- 2月 卒業証書授与式
- 3月 冬季球技大会
JR山陽本線大久保駅から、神姫バス「高丘7丁目経由天郷行」乗車約6分、バス停「明石北高校前」下車徒歩約3分。