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この項目では、所沢市立の図書館について説明しています。早稲田大学所沢キャンパス内の図書館については「早稲田大学図書館」を、ところざわサクラタウン内の図書館(角川武蔵野ミュージアム)については「ところざわサクラタウン」をご覧ください。 |
所沢市立図書館(ところざわしりつとしょかん、Tokorozawa City Library)は、所沢市が運営する公共図書館のことである。
概要 所沢市立図書館 Tokorozawa City Library, 施設情報 ...
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所沢市内には航空記念公園内に建つ本館の他、7館の分館(所沢分館・椿峰分館・狭山ヶ丘分館・富岡分館・吾妻分館・柳瀬分館・新所沢分館)を擁する[1]。正式名称は「所沢市立所沢図書館」である。基本、職員は所沢図書館と呼称する。また、この呼称では市の図書館全体を指す。
全館の蔵書はパーソナルコンピュータ・携帯電話などのインターネット端末から検索・予約ができ、また2005年からは コンビニエンスストア図書取次サービスを実施しており、現在では所沢市内の所定のコンビニエンスストア7店舗から利用することができる[1]。
借りることのできる人は、所沢市に在住、通勤・通学している人、または 入間市・狭山市・飯能市・日高市に在住の人は、利用券(図書館利用カード)を作ることができる。
- 利用券発行時には、利用券交付申請書の記入と住所、本人確認の為身分証明書が必要。(未就学児の利用券発行は保護者が出来、その際の身分証明書は保護者のもので構わない)
- 図書館内での閲覧だけなら誰でも利用可能。
- 書籍・雑誌・紙芝居:1人10冊まで
- CD・ビデオ(VHS/DVD):CDは1人3点、DVDは1人2点まで[2]
- 本館
- 火曜日 午前9時30分から午後7時(7月から9月は8時)まで
- 水曜日から日曜日・祝休日 午前9時30分から午後5時
- 所沢分館
- 火曜日から金曜日 午前9時30分から午後7時まで
- 土曜日・日曜日・祝休日 午前9時30分から午後5時まで
- 新所沢分館
- 火曜日から金曜日 午前9時30分から午後9時まで
- 土曜日・日曜日・祝休日 午前9時30分から午後5時まで
- その他各館
- 火曜日から日曜日・祝休日 午前9時30分から午後5時まで
当施設の前身となったのは1948年(昭和23年)6月に所沢青年団により創設された「所沢図書室」である。だがその青年団は創設から僅か3年足らずで解散されてしまい、以降は有志の手によって存続されていた。
- 年表
- 1948年(昭和23年)6月 所沢青年団により、所沢図書室を創設[3]。当年度の蔵書数は8冊であった。
- 1951年(昭和26年)3月 青年団解散。4月以降は有志により運営。市より図書費の一部は補助。
- 1963年(昭和38年)3月 所沢図書館を創設[4]。
- 1964年(昭和39年)
- 4月 市立に移管のため準備。職員採用、建物改修工事、団体貸出を開始。
- 9月5日 これまでの有志による図書館運営を市に移管。
- 9月14日 所沢市立所沢図書館として、同9月20日より一般市民に貸出開始。
- 1970年(昭和45年)
- 1971年(昭和46年)
- 3月16日 山田力蔵の寄贈図書(2,058冊)をもって山田文庫を設置。
- 5月28日 社会教育課より視聴覚機材を移管、貸出事務を開始。
- 1972年(昭和47年)9月 移動図書館車を購入(いずみ号)運行開始。(駐車場 11)
- 1973年(昭和48年)4月-9月 移動図書館、駐車場8ヶ所増設。(駐車場 計19)
- 1975年(昭和50年)
- 4月 図書館新設のため調査費を計上し、調査を開始。
- 4月9日 移動図書館2号車を購入。駐車場14ヶ所増設。(駐車場 計33)
- 1977年(昭和52年)5月 配本車を購入。団体貸出の充実を図る。
- 1978年(昭和53年)2月 埼玉県立川越図書館の協力により、対面朗読を開始。
- 1979年(昭和54年)1月 新たに図書館を(仮称)中央図書館として、現本館の現在地に着工[5]。
- 1980年(昭和55年)5月1日 (仮称)中央図書館を所沢図書館(現本館)として新たに開館。これまでの所沢図書館(文化会館3階、4階)は所沢図書館分館とする。また、電算システムを導入。
- 1982年(昭和57年)
- 4月 視聴覚ライブラリー業務を視聴覚センターに移管。
- 9月 移動図書館1号車を更新。
- 12月2日 本館出入口付近に「萬葉植物園」[6] を開園。
- 1984年(昭和59年)
- 1986年(昭和61年)8月5日 移動図書館2号車を更新。
- 1987年(昭和62年)7月10日 4番目の分館、富岡分館(富岡公民館内)開館。
- 1988年(昭和63年)
- 4月 電算機 (LM6700) を導入。
- 11月4日 5番目の分館、吾妻分館(吾妻公民館内)開館。
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- コンビニエンスストア図書等取次事業
- コンビニ図書館という呼称は、近年全国の公立図書館などで取り組まれる、ほぼ同内容のサービスに共通して使われている通称で、所沢図書館での当サービスの名称は、文書などでは「コンビニエンスストア図書等取次事業」とされ、「コンビニ図書取次」などと略称されている。
- 2005年(平成17年)6月よりサービス開始。現在、所沢市内のコンビニ7店舗と小手指公民館分館にて実施。
概要
- コンビニ図書取次は事前に図書館、または図書館ホームページにて予約した本の受け取りが可能。
- 図書館の資料と利用者の個人情報保護のため、専用の貸出袋(写真)に入っている。
- コンビニ受け取りの本はコンビニでも図書館でも返却可能。
- なお、貸出の時に図書館で借りた本(専用袋に入っていないもの、また専用袋がないもの)はコンビニに返却することはできない。
- 参考文献・書籍
- 『所沢市立所沢図書館要覧 2020 [10] 』 (2020年11月) 所沢市立所沢図書館編
- 『所沢市立所沢図書館要覧 昭和41・43年度〜 』(1966年)所沢市立所沢図書館編(貸出不可/本館3階参考室内閲覧のみ)
- 『所沢図書館関係記事資料』(1954年)所沢市立所沢図書館編(貸出不可/本館3階参考室内閲覧のみ)
- 『二千冊からの図書館』(1990年)増田久三著 9p.22cm(文部大臣賞受賞)
- 『所沢図書館の建設 経過の概要』(1981年7月)所沢市立所沢図書館編 25p. 25cm
- 参考サイト
- メディアなどへの掲載
- 朝日新聞 2009年3月21日 -(所沢市のコンビニ図書館の取り組みについて)
寿町9-7。この場所は所沢市立所沢小学校の正門向かいの敷地に当たり、現在はすべり台やブランコなどのある「寿町公園」になっている。
要覧 所沢図書館要覧は、毎年度11月頃に発行される。