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『悪魔城ドラキュラ ハーモニー オブ ディスペアー』(あくまじょうドラキュラ ハーモニー オブ ディスペアー、英題: Castlevania: Harmony of Despair)は、2010年8月4日にコナミデジタルエンタテインメントからXbox LIVE アーケードで配信されたXbox 360用アクションゲーム。悪魔城ドラキュラシリーズの番外編。
悪魔城ドラキュラ ハーモニー オブ ディスペアー | |
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ゲーム | |
ゲームジャンル | アクションゲーム |
対応機種 | Xbox 360 (XBLA) PS3 (PSN) |
開発元 | コナミデジタルエンタテインメント |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
メディア | ダウンロード販売 |
プレイ人数 | XB360:オフライン時 1人 PS3:オフライン時 1- 4人 XB360、PS3:オンライン時 1 - 6人 |
発売日 | XB360:2010年8月4日 PS3: 2011年9月27日 2011年10月12日 2012年3月29日 |
レイティング | CERO:B(12才以上対象) |
コンテンツアイコン | 暴力 |
セーブファイル数 | 1 |
セーブファイル容量 | 400KB以上 |
通信機能 | オンライン協力プレイ、対戦プレイ 実績・トロフィー、ランキング ダウンロードコンテンツ ボイスチャット対応 |
デバイス | XB360:ハードディスク必須(775MB以上) 振動機能対応 ヘッドセット対応 |
テンプレート - ノート |
同じ2010年発売の悪魔城ドラキュラシリーズ『キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ』では、Xbox 360版の初回限定版に本作が無料でダウンロードできる“Xbox 360「悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair」ダウンロードご利用コード”が同梱された。
PlayStation 3のPlayStation Storeへの移植版が欧米で2011年秋に配信され[1]、日本では2012年3月29日に配信された。
各章(全6章)30分の制限時間内にマップを攻略してボスを倒すのを目指す、探索型をベースにした2Dサイドビューのステージクリア型アクション。スキルやアイテムでキャラクターを強化していくハックアンドスラッシュ要素が強い。オンラインでのマルチプレイにも対応しており、シリーズ初の6人同時協力プレイが可能。
ニンテンドーDSで発売されていた3作品(『悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架』『悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス』『悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印』)のDSグラフィックのドット絵ステージマップを再構成して本作用に作り直されたステージマップを、同じくDS版3作品に登場の操作キャラクターだったプレイヤーキャラクター(DS版に登場してなかったシモンと月風魔も追加)の中から選んで操作し、各章ステージマップ探索しボスを倒してクリアするマルチプレイゲームで、特定の主人公やストーリーはない。
500年以上に渡る悪魔城の歴史を綴った呪われた本。魔王ドラキュラと戦った善なる記録 - ベルモンド一族やその仲間達は悪魔たちを滅ぼすため、呪われた本の中に現れた悪魔城に挑む。
さまざまな怪物が徘徊し、罠や仕掛けの設置された「悪魔城」のどこかで待ち構えているボスモンスターの元へ制限時間内に辿り着き、倒せばステージクリア。従来の悪魔城ドラキュラシリーズは1人プレイが基本だったが、本作ではオンライン多人数同時協力プレイが可能になっている。プレイヤーキャラクターは能力の異なる11人から1人選択する。いずれのキャラクターにも成長要素があり、武器や防具の装備、魔法の習得、サブウェポンの使用などによってより強くなって行く。2段ジャンプやスライディングは全キャラクターが使用可能で、アクションの自由度は高い。
赤いHPゲージの下には緑のMPゲージが表示されている。MPは魔法を使用することに減少するが、時間と共に回復する。本作ではサブウェポンもハートではなくMPの消費で使用する。設置されている蝋燭や照明を壊すとハートが出現することがあるが、これを取ることでもMPを回復することができる。
複数のキャラクターが協力しあうことでコースをショートカットできたり、強力な敵を素早く倒せたりといったメリットがあるが、1人でも攻略は可能。悪魔城内部には宝箱が落ちており、中からはアイテムやお金が入手できる。協力プレイ時は誰かが宝箱を開ければ全員がアイテムを入手できる。
画面は右スティックを押し込む(R3ボタン)ことで拡大率を変えることができる。
制限時間内にボスを倒せなかったり、HPが0になるとステージの攻略は失敗となりメニュー画面に戻る。ただし、入手したアイテムや覚えた魔法、武器の熟練度などはそのまま保存される。
メニュー画面では装備しているアイテムや魔法の変更が可能。またショップでアイテムを購入したり、不要なアイテムを売却することもできる。魔物図鑑では倒した魔物を、アイテム図鑑では入手したアイテムを図鑑形式で閲覧できる。入手したアイテムは全キャラクターで共有される。防具は基本的にどのキャラクターでも装備可能だが、武器や魔法は特定のキャラクターの専用装備になっているものが多く、使い回しができない。
ゲーム開始前だけでなく、ゲーム中にもスタート地点等に設置された本からメニュー画面に入ることもできるが、時間は経過し続ける。
能力値はキャラクターの成長に応じて上昇する他、武器や防具の装備によっても変化する。
ステータス画面の下のマークは属性ダメージへの耐性を意味し、全部で11の属性がある。モンスター図鑑では弱点の属性は赤で、耐性のある属性は青で表示される。
Xbox 360版では2010年9月29日から2011年2月2日にかけて、追加ダウンロードコンテンツが8回に分けて配信された。PS3版では2012年3月29日のゲーム本体と同時に全てのダウンロードコンテンツの配信も開始された。追加キャラクター、追加マップ、追加BGMパックを有料でダウンロードできる。
キャラクターはダウンロード専用を含めると全11人で、成長の仕方や装備品の種類などが異なる。
本作には全部で200種類を超えるアイテムがある。アイテムは宝箱から得られるもの、敵を倒した時に低い確率で落とすことがあるもの、ショップで買えるものがある。
剣、大剣、短剣、突剣、蛇腹剣、斧、槍、刀、拳、棍棒、射撃、盾、鞭、グリフ、杖、本、その他に分類される。武器の変更ができるのは蒼真、アルカード、シャノアのみ。それ以外のキャラは固定で変更できないが、蒼真とアルカード以外のキャラの武器はハンタースキルの熟練度が上がるたびに攻撃力も上昇する。
ベルモンド一族のサブウェポン、蒼真のソウル、アルカードやシャーロットの魔法、シャノアの印術など。最大4種類までセットすることができる。
体の各部位に装備するアイテム。主に防御力が上昇する。グラフィックには反映されない。
HPやMPを回復したり、毒や呪いの状態異常を回復する「にく」や「ポーション」、「アンチドーテ」などのアイテム。ステージ中に置いてあるものは入手と同時に使用される。宝箱に入っているものは、入手後、「本」やメニュー画面で装備し、アクション画面でL2ボタンを押しながらR2ボタンで使用することができる。ポーション類は近くに味方キャラクターがいる時に使うと、仲間も一緒に回復できる。
Stage | デフォルトBGM | デフォルトボスBGM | Boss |
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第1章「屍輪に囚われし骸」 | 荒城回廊 | 闇夜の激突 | ゲーゴス |
第2章「傀儡の王」 | 懺悔の後に | パペットマスター(声:梁田清之) | |
第3章「混沌の終わり」 | PHANTOM OF FEAR | 尖白の闘志 | メナス |
第4章「暴虐のエスキース」 | 見上げよ、闇を | 暴虐のエスキース | ブローネル(声:江川央生) |
第5章「渇望の刃が刻む旋律」 | 漆黒の翼 | 闘魂狂詩曲 | デス(声:佐藤正治) |
第6章「甘き死の刻は来たれり」 | ガルガンチュア | 繻紗魔交響詩(ボスBGM1) 幻想的舞曲(ボスBGM2) | ドラキュラ(声:若本規夫) |
第7章「美貌と欲望と絶望と」[3] | Hail from the Past | 切り裂かれた静寂 | アシュタルテ(声:不明) |
第8章「多くにして、一つなるもの」[4] | 失われた彩画 | 死の詩曲 | レギオン |
第9章「蝿の王」[4] | ドラキュラ城 | しもべたちの祭典 | ベルゼブブ |
第10章「全ての始まり」[4] | Vampire Killer | Nothing to Lose | L.ドラキュラ |
第11章「月風魔伝」[4] | 行け!月風魔 | 龍骨鬼 | 龍骨鬼 |
本作は携帯ゲーム機であったDS版での2Dドット絵をハイデフ(HD)の大きな画面に並べたらどうなるのかという開発コンセプトから作られており、Xbox Liveなどでは公式に「悪魔城ドラキュラ HD」と略されている。
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