建部駅
岡山県岡山市北区建部町中田にある西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
岡山県岡山市北区建部町中田にある西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
建部駅(たけべえき)は、岡山県岡山市北区建部町中田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)津山線の駅である。駅舎は国の登録有形文化財[3]。
相対式ホーム2面2線を持ち、行違い設備を有する地上駅。地元市民による新駅開設運動によって集まった寄付金で建設された駅である[1]。
開業以来の木造駅舎が残り、2006年(平成18年)3月には国の登録有形文化財となった[3]。映画監督の今村昌平がこの駅舎を気に入り、映画「カンゾー先生」(1998年公開)のロケ地ともなった。しかし、ホームから駅前までは段差があったため、2016年(平成28年)に北側にあった旧駅員宿舎を解体し、その跡にスロープとタクシー待機場を設置した[7]。
交換設備は国鉄末期に撤去されたが、津山線高速化事業により復活した。駅舎反対側のホーム(1番のりば)には待合室が置かれる。駅舎側の2番線を上下本線、1番線を上下副本線とした1線スルーとなっている。男女共用の水洗式便所がある。
岡山駅管理の無人駅である。かつては簡易委託駅であった[1]。
1日の平均乗車人員は以下の通り[8]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 301 |
2000 | 279 |
2001 | 265 |
2002 | 263 |
2003 | 285 |
2004 | 289 |
2005 | 277 |
2006 | 252 |
2007 | 259 |
2008 | 271 |
2009 | 257 |
2010 | 223 |
2011 | 213 |
2012 | 205 |
2013 | 210 |
2014 | 194 |
2015 | 189 |
2016 | 174 |
2017 | 177 |
2018 | 184 |
2019 | 174 |
2020 | 150 |
2021 | 129 |
2007年(平成19年)12月5日より、駅舎の長期的な保存を目的として、傷みの激しい瓦や外壁などの個所を補修する工事が行われ、2008年(平成20年)3月27日に完成した[6]。 工事中は駅舎に仮囲いが施され入場不可能となり、利用者は駅舎と便所の間に設けられた仮改札口を通行してホームに入っていた。また、出札窓口も便所の前に仮設のものが設けられていた。
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