庄川温泉郷
富山県砺波市の温泉 ウィキペディアから
富山県砺波市の温泉 ウィキペディアから
庄川温泉郷(しょうがわおんせんきょう)は、富山県砺波市庄川町を流れる一級河川庄川沿いに点在する温泉宿、湯治場の総称である。泉質は各宿で異なる。
泉質は、美肌の湯と言われる炭酸水素塩泉やカルシウム塩泉が多い。比較的大規模な施設が多い一方で、大牧温泉や湯谷温泉など秘湯と言われる温泉も所在する。庄川の河川沿いにある庄川水記念公園では、天然温泉による足湯に入ることができる。
1948年6月28日に発生した福井地震の翌朝、庄川べりのダムの上流400m、浮島突端の湖水面に気泡が浮き上がっているのが発見され、その後数個所ボーリングした結果、浮島の地下で源泉を掘り当てた。この源泉は、1948年に温泉法認定第1号となっている[1]。
当初は料理店『藤井楼』までサイフォンで引湯していたが、薬効が評判になり、押し寄せる客の求めに応じるべく、1951年2月に簡単な建物を設け、庄川温泉と名付けられた[2]。
1991年2月、民間の温泉ホテルなど7社と建設会社1社の出資による第3セクターの庄川泉源株式会社が設立され、同年9月23日、ふるさと創生事業に基づき源泉掘削に着手した[3]。1993年6月8日にこの新しい泉源が『庄川清流温泉』と決まり、1994年7月20日に給湯を開始した。当初はパイプラインで各旅館に配湯する予定であったが、タンクローリーで搬送することになった[4]。
かつては、1971年3月22日に完成し、同年4月1日に開業した[21]財団法人富山県福祉事業団経営の『庄川峡老人保養センター舟戸荘』が存在していた[22]が、2003年2月いっぱいで営業を終了し、同年3月に廃業した[23]。
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