庄川水記念公園
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庄川水記念公園(しょうがわみずきねんこうえん)は、富山県砺波市の庄川沿いにある公園である。地元では水公園(みずこうえん)と呼ばれている。庄川町(当時)が打ち出した『全町水公園化構想』のシンボルゾーンとして建設された[1]。
庄川水記念公園 Shogawa Aqua Memorial Park | |
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所在地 | |
座標 | 北緯36度34分25.5秒 東経136度59分39.995秒 |
面積 | 6ヘクタール |
設備・遊具 | 大噴水 |
駐車場 | 有(約300台) |
バリアフリー | 多目的トイレ |
アクセス | 加越能バス小牧堰堤行き、砺波市営バス庄川線・庄川南回り線「水記念公園前バス停」すぐ |
公式サイト |
mizukinen |
2007年(平成19年)より庄川峡観光協同組合[2]が指定管理者となっている。
伝統的工芸品や特産品の展示、販売などの観光の拠点施設として、庄川特産館[3]、庄川ウッドプラザ[4]、庄川ふれあいプラザ[5]が公園内に設置されている[6]。
公園の周囲にはコシノヒガンが植樹されていて、富山さくらの名所70選にも選定されており[7]、春には「庄川峡桜祭り」[8]「庄川木工まつり」[9]夏には「庄川水まつり」秋には「庄川ゆずまつり」[10]が開催されている。
毎年1月7日には公園内遊歩道にて厄年を迎える金屋神明宮の氏子が「厄払い鯉の放流」[11]を行うことから、園内の「鯉恋の宮」[12]は鯉に願をかけて恋をかなえるパワースポットになっている。
イベント
- チューリップの花びら足湯(4月 - 11月の第1・4日曜日)
- ウッドバザール(4月 - 11月の第2日曜日)
- KOI恋ウッドマルシェ(4月 - 11月の第2日曜日)
- ライブウッド(4月 - 11月の第3日曜日)
- 庄川峡桜まつり(4月)
- 庄川木工まつり(5月)
- 庄川観光祭 オープニングセレモニー(6月)
- 庄川水まつり(8月)
- 恋プロナイト(9月)
- BIG庄川なんでも市(10月)
- 庄川ゆずまつり(11月)
- 厄払い鯉の放流
園内施設
- 大噴水:高さ36mも噴き上がる大噴水[13]
- 庄川ウッドプラザ:特産品・土産品販売、喫茶コーナー
- 特産館:庄川挽物木地等の展示・販売
- ふれあいプラザ:会議室、展示スペース
- 鯉恋の宮
- 足湯
- 松村外次郎記念庄川美術館
- 庄川水資料館(アクアなないろ館)
歴史
- 1980年(昭和55年)2月 - 計画が検討され始める[14]。
- 1981年(昭和56年)3月 - 基本構想がまとまる[14]。
- 1986年(昭和61年)6月1日 - 第1次オープン[15]
- 1989年(平成元年)11月1日 - 松村外次郎記念庄川美術館が開館[16]。これを以て公園施設が全て完成する[15]。
- 1990年(平成2年)7月27日 - 竣工式を行う[15]。竣工式には綿貫民輔建設大臣(当時)も出席した。同日には浅野総一郎翁顕彰像(辻志郎の制作)の除幕式も行われた[17]。
- 2001年(平成13年) - 「ふれあいプラザ」完工
- 2007年(平成19年) - 庄川峡観光協同組合が指定管理者となる。庄川ウッドプラザリニューアルオープン。
- 2008年(平成20年) - 「恋プロジェクト(恋プロ)」 開始
- 2009年(平成21年) - 「ウッドバザール」「ライブウッド」 開始
- 2011年(平成23年) - 「庄川峡桜まつり」 開始
- 2024年(令和6年)7月11日 - 庄川水記念公園再整備検討委員会が同公園を5ゾーン(体験交流、親水・水辺、花と緑、文化・歴史交流、遊び)に分けて整備する砺波市の案を了承。駐車スペースを拡大するため、大噴水を撤去する他、近くの舟戸公園も含めて一体的に整備する方針である[18]。
周辺
脚注
外部リンク
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