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日本の女性脚本家、小説家 ウィキペディアから
嶋田 うれ葉(しまだ うれは、1974年[2]5月11日[1] - )は、日本の脚本家、小説家。
東京都新宿区出身。早稲田大学第二文学部卒業。アンドリーム(&REAM)所属。2008年、小説「愛のシアワセ」[注 1]でデビュー。
東京都新宿区に生まれ[3]、父により「みずみずしさを失わぬ子に」との願いを込めて俳句の一節から「うれ葉」と名付けられた[4]。石川県加賀市の片山津温泉に父方の祖母の家があったことで中学2年時に同市立片山津中学校に転入し、石川県立加賀高等学校へと進学する。同地の自然豊かな環境や人の温かさが気に入り、同地で過ごした日々について「中学や高校で交わした言葉、思い出が大人になってからも脚本を書く原動力」であり「創作の一番根っことなって、今も生きている」と語る[4][5][6]。
大学卒業後は出版社で勤めながらも、大学でシナリオ分析の講義を受講したことをきっかけに、父が映画やテレビのカメラマンだったことで家のあちこちにあった台本に興味を抱いた幼少期の記憶が蘇り、脚本を学びたい衝動が湧き起こる。「創作の仕事をしたい」と意を決して31歳で脚本家への道へと進み、「5年で箸にも棒にかからなければ、諦めよう」との覚悟でシナリオ専門学校の「シナリオ・センター」[7]に通ってシナリオを学ぶ。さまざまな仕事を通じて人脈を築いてテレビ局や制作会社へ企画書を送り、5年目には「愛のシアワセ」で2008年の第2回JUNON恋愛小説大賞優秀賞を受賞、2009年12月放送のラジオドラマ『青山二丁目劇場「彼のペット」』(文化放送)で脚本家としてデビューを果たす[3][4][5]。
2017年には脚本を手掛けたプレミアムドラマ『全力失踪』(NHK BSプレミアム)が第34回ATP賞テレビグランプリのドラマ部門で優秀作品賞を受賞し[8]自身も第6回市川森一脚本賞候補に[9]、翌2018年には加賀市を舞台に執筆したプレミアムドラマ『ダイアリー』(NHK BSプレミアム)[5]で第7回市川森一脚本賞候補になる[10]。
2020年には降板した林宏司に代わり、清水友佳子およびチーフ演出の吉田照幸との共同により、同年度前期放送の『エール』で「永遠の憧れの存在」と語るNHK連続テレビ小説の脚本を担当する[4][11]。
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