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日本の岐阜県の道路 ウィキペディアから
岐阜県道53号岐阜関ケ原線(ぎふけんどう53ごう ぎふせきがはらせん)は、岐阜県岐阜市から同県不破郡関ケ原町に至る県道(主要地方道)である。
岐阜市と西濃地域を結ぶ幹線道路として重点的に整備が進められており、国道21号のバイパス的な存在になりつつある。
岐阜県法規集[2]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
起点の岐阜市街地から東海環状自動車道大野神戸ICを経て揖斐郡池田町の国道417号交点にかけては岐阜関ケ原線4車線化事業が進行中である[4]。
岐阜市街地に程近い島大橋はかつて有料区間であったが、岐阜県道路公社の整理に伴い、2012年(平成24年)4月1日に無料開放された。
また、事業区間内は樽見鉄道樽見線および養老鉄道養老線の踏切が存在したが、立体交差化により踏切の解消に乗り出し、養老線については2017年(平成29年)に跨線橋(丈六道高架橋)が暫定2車線にて供用開始後[5]、2019年(令和元年)11月1日に4車線化された[6]。また、樽見線についても跨道橋が2020年(令和2年)12月6日から使用開始して踏切が撤去され[7][8]、2021年(令和3年)3月26日に4車線化された[9]。
4車線事業区間より西側の池田町と垂井町の境にある梅谷越周辺は、以前は林道同然の狭隘な山道のため大型車輌の通行が困難で冬期は閉鎖区間となっていた。2004年(平成16年)6月より梅谷片山トンネル(全長2,156m)を含むバイパス建設工事が行われ、2009年(平成21年)2月23日にトンネルは貫通し、2010年(平成22年)4月25日にバイパス区間は開通した[10]。従前の県道区間は2010年(平成22年)11月5日に県道の指定を外れ[11]、池田町道・垂井町道となっている。
垂井町府中より西の区間は、岐阜県道216号赤坂垂井線と連動することで大垣市北部と関ケ原町を結ぶルートの一部となっている。
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