尾沢敏明
日本の政治家 ウィキペディアから
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尾沢 敏明(おざわ としあき、1958年 - 2021年10月12日)は、日本のイラストレーター、グラフィックデザイナー、政治家。本名は尾澤 敏明(おざわ としあき)。選挙活動等では尾沢 としあき(おざわ としあき)と表記されることもある。
尾沢 敏明 | |
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本名 | 尾澤 敏明 |
生誕 |
1958年 東京都新宿区 |
死没 | 2021年10月12日 |
国籍 | 日本 |
職業 |
イラストレーター グラフィックデザイナー 政治家 |
ジャンル | イラストレーション |
代表作 |
『四つ谷のころ』(1982年) 西武新宿ぺぺ& アメリカン・ブルバード ポスター(1988年 - 1991年) 『ママチャリ刑事』(1999年) |
受賞 |
『月刊漫画ガロ』入選(1982年) 講談社童画グランプリ (1986年 - 1988年) 講談社 年鑑日本のイラストレーション入選 (1989年 - 1994年) 玄光社 イラストレーションファイル入選 (1996年 - 2010年) |
公式サイト | 尾沢敏明イラスト - 尾沢敏明ホームページ |
1958年(昭和33年)、東京都新宿区にて生まれた[1]。3歳で父を亡くし、以降は母がアパート経営で生計を支えていた[2]。その後、南多摩郡稲城町に転居し、稲城市立稲城中学校、東京都立府中東高等学校を卒業した[3]。1979年(昭和54年)に桑沢デザイン研究所を卒業し、アド・プロジェクトに入社した[1]。その後、クリエイト・リキに移った。『月刊漫画ガロ』に入選したことを機に、イラストレーターとして独立する[1]。
代表的な作品としては、1988年(昭和63年)から複数年にわたって西武新宿ぺぺ&アメリカン・ブルバードの広告を手がけ、駅貼りポスターや中刷りポスターなどのイラストレーションを担当した[1]。東日本旅客鉄道のキャンペーン「小さな旅」のポスターや、全国共済農業協同組合連合会のJA共済のポスターやパンフレットなど一連のイラストレーションを担当した[1]。出版物関連では、ワークスコーポレーションの雑誌『DTP WORLD』にて、創刊号から3年にわたって表紙のイラストレーションを手がけた[1]。近年では、小学館の絵本『しつけえほん おやこでのびのび』などを手がけている[1]。また、TBS系列にて放送されたテレビドラマ『ママチャリ刑事』では、タイトルを手がけるとともに、劇中に登場したキャラクターも担当している[1]。
2015年(平成27年)4月26日の稲城市議会議員選挙にて、公明党の公認を受け立候補し、初当選を果たした。前任者の任期満了は同年4月30日のため[4]、翌日付で議員に就任した。選挙期間中は、公明党代表の山口那津男らから応援演説を受けた[5]。また、政治評論家の森田実から、色紙にしたためた為書きを受けている[6]。
しかし、体調不良により稲城市議会議員を1期で引退した。癌が見つかり余命3か月と宣告されたものの[7]、6年間にわたって闘病生活を送っていた[7]。しかし、癌による呼吸不全により2021年(令和3年)10月12日午前に死去した[7]。
双子の兄である尾沢とし和も、同じく桑沢デザイン研究所に通った[2]。造形制作師などを経て[2]、同じくイラストレーターとなった[2][9][10]。敏明の死去に際しては、とし和からコメントが発表された[7]。
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