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かつて日本の東京都港区にあった損害保険会社 ウィキペディアから
富士火災海上保険株式会社(ふじかさいかいじょうほけん、The Fuji Fire and Marine Insurance Co., Ltd.)は、かつて存在した中堅損害保険会社。大阪府と東京都に本社を置いていた。現在は合併により、AIG損害保険株式会社となっている。
大阪市中央区の旧本社ビル。現・SRビル長堀(信和建設本社ビル) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
略称 | 富士火災 |
本社所在地 |
日本 〒105-8602 東京都港区虎ノ門四丁目3番20号 |
設立 |
1918年(大正7年)4月18日 (日本簡易火災保険株式会社) |
業種 | 保険業 |
法人番号 | 3120001077543 |
金融機関コード | 9870 |
事業内容 | 損害保険業 |
代表者 | 代表取締役社長兼CEO 横山 隆美 |
資本金 |
559億81百万円 (2017年3月31日現在) |
売上高 |
単独:2,612億45百万円 (2017年3月期) |
純利益 |
単独:△284億73百万円 (2017年3月期) |
純資産 |
単独:651億25百万円 (2017年3月31日現在) |
総資産 |
単独:8,243億8百万円 (2017年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:5,966人 単独:5,653人 (2011年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
AIG ジャパン・ホールディングス株式会社 100% (2013年4月1日現在) |
外部リンク | アーカイブ at the Wayback Machine (archived 2017/12/02) |
バブル崩壊後に経営危機に瀕し、経営安定化のため2002年(平成14年)3月より、オリックス株式会社(22.19%)とAIGグループ(22.14%)の出資を受けていたが、両社のグループ企業ではなかった。しかし、財務基盤を強化したい同社と資源を損保に集中したいAIG双方の意向から、2008年(平成20年)12月30日と2009年(平成21年)1月21日にAIGグループに対して第三者割当増資を実施し、AIGグループ全体で41.8%を出資することとなり[1][2]、AIG傘下の会社となる予定とされていた。
その後、2010年(平成22年)3月31日にAIG系の損害保険持株会社「チャーティス」を引受先とする第三者割当増資を実施し、チャーティスのグループ企業となった[3][4]。2012年11月、AIGグループはAIGをブランドとして再活用することを発表[5]。ブランドは再びチャーティスからAIGに戻ることになり、AIGグループであることが強調されることとなった。
2013年4月にAIGは、AIG ジャパン・ホールディングス株式会社を日本における保険事業の持株会社として再編を実施。AIGジャパン・ホールディングスの完全子会社となった[6]。
2018年1月に、AIU損害保険株式会社へ吸収合併され解散[7]。AIU損害保険株式会社は商号変更し、AIG損害保険株式会社となった。
2011年(平成23年)1月現在、スポットCM中心となっている(但し、ラジオ大阪や四国放送ラジオなど、一部ラジオ局では情報番組の交通情報枠などでCMスポンサー枠(20秒×1本)を設けているところもある)。
また、2010年(平成22年)2月より、YouTubeを利用した宣伝を行っている[10]。
2009年(平成21年)より「佐渡裕とスーパーキッズオーケストラ」ニューイヤーミニコンサートを協賛している。
このほか、MBSラジオの「ありがとう浜村淳です」で募集する映画試写会のスポンサーとなっていた。応募の葉書には富士火災の「富士」を書くように案内されていた。
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