大川上美良布神社
高知県香美市香北町にある神社 ウィキペディアから
高知県香美市香北町にある神社 ウィキペディアから
大川上美良布神社(おおかわかみびらふじんじゃ)[1]は、高知県香美市香北町にある神社。式内社で、旧社格は県社。
国道195号沿いの道の駅美良布前の信号から北へ約100mの場所にある。神社の名になっている美良布(びらふ)の美良は「みら」とも読まれニラの古語である。当地の地名は韮生野(にろうの)であり韮生は「にらふ」とも読め美良布と同義である。
当社の創建は雄略天皇の時代と言われているが伝承の域を出ない。古記録によれば平安時代前期の承和8年(841年)以前から存在していたとの記述がある。延長5年(927年)に編纂された延喜式神名帳にも土佐国香美郡四座並小の一座として記載されている。
古くは「川上大明神」「大河上宮」とも呼ばれており、韮生郷50ヶ村の総鎮守である。幕末の嘉永5年12月2日(1853年1月11日)、勅宣により神階が最高位の正一位となった。
境内には樹齢1000年とも言われる杉の巨木があり御神木となっている。樹高は約40m。
毎年11月2日から3日の2日間催される。
高知県無形民俗文化財に指定されている「おなばれ」と呼ばれる御神幸が行われる。「おなばれ」では棒打ち、碁盤振り、神輿行列、鼻高、稚児行列、約5mの棒の先に鳥毛などを付けた鳥毛・羽熊などが行われる。また、境内には建物内に回り舞台を持った通夜殿があり、江戸時代中期の延享4年(1747年)より毎年、狂言が上演されている。
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