大宝駅
茨城県下妻市大宝にある関東鉄道の駅 ウィキペディアから
歴史
駅構造
1番線ホームに、待合所だけの小さな駅舎が設置されている。かつては大宝八幡宮の例祭に参拝する大量の客をさばくため、旧駅舎からホームまでの間には異例なほどの広い敷地が確保されており、駅前の広い土地がその名残である。旧駅舎は1983年(昭和58年)まで、現在の駅前広場の東端近くに存在した。1967年(昭和42年)頃までは列車交換設備もあったが、その後取り外されていた(時期不詳)。
輸送力増強に伴い、2008年(平成20年)3月6日に列車交換設備が再設置され、同年3月15日のダイヤ改正より、当駅での列車交換が開始された。この列車交換設備設置工事と同時にスロープ設置などのバリアフリー対応工事が実施された。
2010年(平成22年)3月のダイヤ改正から、一線スルー方式となり、1番線ホーム下館方および2番線ホーム取手方にも出発信号機が設置された。これにより、快速列車は上り・下りともに1番線ホームを通過し、それまで2番線を徐行して通過していた下り列車は減速せずに通過できるようになり、普通列車も上下列車の同時構内進入が可能になった。
のりば
1⃣ 下妻・水海道・守谷・取手方面
2⃣ 下館方面
- ホーム全体(2024年8月)
- 下りホーム待合室(2024年8月)
当駅における運行形態
利用状況
2022年度の一日平均乗降人員は90人である[6]。
近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。
推移 | ||
---|---|---|
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
1998 | 38 | |
1999 | 36 | |
2000 | 36 | |
2001 | 30 | |
2002 | 29 | |
2003 | 28 | |
2004 | 24 | |
2005 | 26 | |
2006 | 24 | |
2007 | 26 | |
2008 | 29 | |
2009 | 26 | |
2010 | 27 | |
2011 | 28 | |
2012 | 29 | |
2013 | 27 | |
2014 | 35 | |
2015 | 36 | |
2016 | 35 | |
2017 | 40 | |
2018 | ||
2019 | 65 | |
2020 | ||
2021 | ||
2022 | 90 |
駅周辺
駅の東側は大宝の集落である。大宝八幡宮と大宝城跡をはじめとして、下妻市立大宝小学校などがある。駅の西側は糸繰川沿いに開けた田園地帯となっている。この田園地帯はかつて大宝沼という沼であったが、干拓されて今のようになった。当駅のすぐ下妻方で常総線は糸繰川を渡っている。この川は干拓地の排水路を兼ねている。
- 大宝郵便局
- LIXIL下妻工場 - 駅の西側
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.