大和田 (君津市)
千葉県君津市の地名 ウィキペディアから
大和田(おおわだ)は、千葉県君津市の地名。現行行政地名は大和田1丁目から5丁目および大字大和田。郵便番号は299-1146。当地域の人口は2,616人(2014年5月末現在、住民基本台帳調査による。君津市調べ)。
地理
市内北西部の小糸川下流右岸に位置する。東京湾岸道路(国道16号・千葉県道90号)からJR内房線の南側まで南北に広がり、中部から南部にかけて1丁目〜5丁目が所在する。
中央部北より(大字大和田の南部)に高台があり、南北は平地が広がる。北部は工業地帯で、高台上には新日鐵住金関連の団地やスポーツ施設が立地する。南部は住宅地となっている。
北で君津、東で坂田[注 1]・西坂田および中野、南で中富、西で人見とそれぞれ隣接する(いずれも君津市)。
河川
- 烏田川
歴史
地名の由来
正確なところは未詳であるが、「大きく和する」の意味とする説や、古代に凡田(わだ)郷がおかれていたことに由来するという説などがある。
沿革
- 江戸時代 - 周淮郡大和田村成立。当初は幕府と旗本福島氏の相給、のち会津藩・二本松藩の各領を経て前橋藩領。
- 1873年(明治6年) - 大和田村、千葉県に所属。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により周淮郡周西村大字大和田となる。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 周西村、郡統合により君津郡所属となる。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 周西村と八重原村が合併し君津郡君津町が成立、同町の大字となる。
- 1971年(昭和46年)9月1日 - 君津町が市制施行し、君津市となる。
- 1981年(昭和56年) - 大字大和田および人見・坂田・中富の各一部から大和田1丁目〜5丁目が成立。大字大和田の一部が西坂田2丁目に分割。
統計
世帯数[表注 2] | 人口[表注 3] | 地図 | |
---|---|---|---|
大和田 | 717 | 773 | 北緯35度20分28秒 東経139度52分27秒 |
大和田1丁目 | 240 | 506 | 北緯35度20分18秒 東経139度52分41.2秒 |
大和田2丁目 | 103 | 240 | 北緯35度20分13.5秒 東経139度52分26.5秒 |
大和田3丁目 | 216 | 445 | 北緯35度20分13.9秒 東経139度52分46.3秒 |
大和田4丁目 | 191 | 393 | 北緯35度20分6.2秒 東経139度52分50秒 |
大和田5丁目 | 167 | 317 | 北緯35度20分7.3秒 東経139度52分56.6秒 |
計 | 1,634 | 2,674 | |
- “平成29年君津市人口”. 君津市 (2017年11月8日). 2017年11月20日閲覧。
- 単位:世帯
- 単位:人
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4][5]。
大字・丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
大和田 | 日本製鉄大和田社宅A・B棟 | 君津市立周西の丘小学校 | 君津市立周西中学校 |
その他 | 君津市立周西の丘小学校 | ||
大和田1丁目 | 全域 | ||
大和田2丁目 | 全域 | ||
大和田3丁目 | 全域 | ||
大和田4丁目 | 全域 | 君津市立周西小学校 | 君津市立周西南中学校 |
大和田5丁目 | 全域 |
交通
鉄道
バス
- 日東交通
- 君津市コミュニティバス
- 人見・大和田・神門線 君津市役所⇒大和田橋⇒大和田⇒神門⇒大和田郵便局⇒大和田橋⇒君津市役所(循環ルート)
道路
- 国道
- 主要地方道
施設
- 大和田
- 大和田1丁目
- 君津大和田郵便局
- 日枝神社
- 大和田会館(旧:君津市農業協同組合大和田支店)
- 大和田3丁目
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典12. 千葉県』角川書店、1984年。ISBN 4040011201。
脚注
関連項目
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