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堀川 惠子(ほりかわ けいこ、1969年11月27日[1] - )は日本のジャーナリスト・ドキュメンタリーディレクター・ノンフィクション作家。
1992年に広島大学総合科学部外国語コースを卒業し、同年広島テレビ放送報道部に初の女性記者として入社する。記者クラブ(県警、司法、県庁、経済、広島市役所)所属、報道部デスクを経て、2004年に退社した。退社の理由については、デスクになったことに加えて入社時に約束されたニューヨーク特派員が叶わなかったためと語っている[4]。また退社日の前日に社長賞を授与されたエピソードについて、日経新聞夕刊「プロムナード」に書いている[5]。
退社後は東京に移り、NHK、テレビ朝日、日本テレビ、フジテレビ、テレビ東京のドキュメンタリー番組を制作しながらノンフィクション作品を発表した。2013年以降は執筆に専念している。ノンフィクション三賞(講談社ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)すべてを異なる作品で受賞した現役の作家は2020年現在、堀川だけである。ノンフィクション作家だが、著書のうち『チンチン電車と女学生』や『戦禍に生きた演劇人たち』はミュージカル化[6]、舞台化[7][8]されている。
放送批評懇談会ギャラクシー賞報道活動部門審査委員、文部科学省芸術祭テレビ・ドキュメンタリー部門審査員、九州大学大学院法学府非常勤講師(刑事政策)。
テレビへの出演は固辞しているが、NHK BSプレミアム『英雄たちの選択』には出演しており、著作をテーマとする取材は受けている[10]。
ロングセラーとなった『教誨師』は、実在した人物の処刑シーンが描かれていることから大手映画会社や独立系プロダクションによる映画化を断っており、2018年に公開された同名の映画『教誨師』にも関与していない。[要出典]
審査員を務めた文部科学省芸術祭の審査では、文科省の担当者がNHKスペシャル『ある文民警察官の死〜カンボジアPKO23年目の告白』について「国からの賞なのに、国を批判するような番組を賞に選ぶのはいかがなものか」と審査員に圧力をかけた経緯を東京新聞の取材に対して実名で明らかにしている[11]。
夫はNHKの元エグゼクティブ・プロデューサーの林新(1957 - 2017)。堀川がNHKで制作した番組はすべて林がチーフプロデューサーとして参画している[12]。
2019年に司馬遼太郎賞を受賞した『狼の義 新 犬養木堂伝』[13]は、林の未完の遺稿を堀川が完成させたもので、この作品のみノンフィクションではなく、林が意図した小説形式で執筆されている[14]。
※全てNNNドキュメント
この他、過去の制作実績に対して、第38回放送ウーマン賞(日本女性放送者懇談会)、第9回放送人グランプリ(放送人の会)など
この他、過去の実績に対して、第1回守屋賞(刑事司法及び少年司法に関する教育・学術研究推進センター)、2016年日本記者クラブ賞特別賞(日本記者クラブ)など
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