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埼玉県さいたま市西区の大字 ウィキペディアから
さいたま市西区北東部の新川沿いの沖積平野(荒川低地)に位置する。地区内に古入間川が作り出した自然堤防が西から南にかけて見られる[4]。地区の東側を指扇やプラザ、南側から西側にかけて西遊馬に、北側で宝来に隣接する。北部は指扇駅からも近く、住宅が多い。南部は田畑が目立ち、住宅の密度が低く、のどかな雰囲気が残る。荒川河川敷の飛地にはゴルフ場や耕地整理された水田で占められ、人家はない。新川支流の土屋川が流れており、土屋中学校付近で御手洗川[注釈 1]が土屋川に合流している。
住宅地の地価は、2015年(平成27年)1月1日の公示地価によれば、土屋字上谷436番地71の地点で11万3000万円/m2となっている[5]。
もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡植田谷領に属する土屋村であった。古くは水判土荘に属していたと云われている[4]。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では165石余(田8町余、畑6町余)、『元禄郷帳』では181石、『天保郷帳』では188石余であった。助郷は中山道大宮宿に出役していたが、正徳・安永年間は日光御成街道大門宿にも加助郷していた。化政期の戸数は28軒で、村の規模は東西1町余、南北10町余であった[4][6]。 地区内は古くから洪水の常襲地帯であった。鎌倉期に当地で営んでいた質屋の土蔵が地名の起源と云われている[4]。
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[10]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
1 - 289番地 310 - 329番地 340 - 600番地 | さいたま市立馬宮東小学校 | さいたま市立土屋中学校 |
290 - 309番地 330 - 339番地 | さいたま市立栄小学校 | |
601 - 989番地 | さいたま市立馬宮東小学校 | さいたま市立馬宮中学校 |
990 - 最終番地 | さいたま市立土屋中学校 |
地区に鉄道は敷設されていないが、川越線指扇駅が土屋字上谷436番地71の地点からおよそ700 mの地点にあり[5]、最寄り駅となっている。特に地区の最北端は指扇駅南口が至近距離にある。
大宮駅西口方面からの路線バスが運行されている。
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