南部英夫
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経歴
福井県立武生高等学校、早稲田大学法学部卒業後、スライド制作会社勤務を経て、1965年に松竹大船撮影所に入社する。入社当時は、かつての最盛期には年間11億を超えた映画人口が、テレビの普及や娯楽の多様化に押されて、3億台にまで落ち込んだ映画のドン底時代だった。入社直後に給料遅配となり、自宅待機などの合理化で撮影所のスタッフは激減した。
学生時代に観た映画「にっぽん・ぱらだいす」(松竹作品)に感銘を受けていたことで、当該作品の監督である前田陽一に師事する。以降、前田作品に加えて、先輩助監督で監督に昇進した田向正健・山根成之監督などの共同脚本に参加する。
1976年「愛と誠・完結篇」で監督デビュー。のちフリーランスとなる。1999年の映画「新・唐獅子株式会社」では、監督の前田陽一が急逝したことで協力監督として現場を引き継ぎ、恩師の遺作の完成に貢献した。
監督・主な作品
映画
テレビ
<読売テレビ/木曜ゴールデンドラマ>
- 花嫁の母 (1989)
- 再婚家族 (1989)
<日本テレビ/火曜サスペンス劇場>
- 六月の花嫁シリーズ結婚指輪 (1989)
- 空白の殺意 (1991)
- 殺人回廊 (1991)
- 淫らな骨 (1993)
- 淫らな奴ら (1995)
- 刑事 (1996)
- 小京都ミステリー、津軽弘前殺人事件 (1997)
- 正当防衛 (1995)
- 当番弁護士 (1999)
<関西テレビ>
<テレビ朝日/土曜ワイド劇場>
<TBSテレビ/月曜ゴールデンドラマ>
- ハッケヨイ! (1992、兼・脚本)
- 誰かが私を愛してる (1997)
<テレビ東京/女と男のミステリー他>
- 付き馬屋おえん事件帳 (1989)
- 原島弁護士の愛と悲しみ (1989)
- 火の供養 (1995)
- 犬笛 (2002)
- 芸能記者・柳田信吉の挑戦 (2002、兼・脚本)
- 日本一周「旅号」殺人 事件 (2002)
- 寝台特急「はやぶさ」の女 (2003)
<フジテレビ/月曜ドラマランド>
Vシネマ
教育映画
- もっとフレンドリーに (1991、東映教育)
- 母たちの応援歌 (1992、東映教育、兼・脚本)
- 三人兄妹 (1994、東映教育、兼・脚本)
脚本・主な作品
映画(共同脚本)
テレビ
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