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札幌市南区にある道立公園 ウィキペディアから
北海道立真駒内公園(ほっかいどうりつまこまないこうえん)は、札幌市南区にある公園。
北海道立真駒内公園 MAKOMANAI PARK. HOKKAIDO PREF. | |
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かしわ広場(2007年6月) | |
分類 | 広域公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯43度00分04秒 東経141度20分47秒 |
面積 | 84.7ヘクタール[1] |
開園 | 1975年8月1日[1] |
運営者 | 北海道体育文化協会(指定管理者)[2] |
設備・遊具 | アリーナ、競技場、科学館、広場、森林 |
アクセス |
じょうてつバス「上町1丁目」「真駒内競技場前」「真駒内本町」「曙町」バス停下車 札幌市営地下鉄南北線真駒内駅から真駒内セキスイハイムアイスアリーナまで徒歩約25分、真駒内公園事務所まで徒歩約30分 |
告示 | 都市計画決定:昭和41年8月25日建設省告示第2924号[3] |
事務所 | 北海道立真駒内公園事務所(真駒内セキスイハイムアリーナ内) |
事務所所在地 | 札幌市南区真駒内公園3番1号 |
備考 | 広域避難場所[4] |
公式サイト | 北海道立真駒内公園 |
札幌市中心部から南約8kmに位置しており、豊平川と真駒内川が合流する地域にある。真駒内通(国道453号)に接し、公園内を五輪通(北海道道82号西野真駒内清田線)が横断している。公園内を流れる真駒内川には公園橋、五輪小橋、中央橋、緑橋が架かっている。戦後、進駐軍に接収されゴルフ場として利用してきた場所であったが[5]、1967年(昭和42年)に明治百年記念森林公園事業として公園造成に着手、1972年(昭和47年)の『札幌オリンピック』競技施設と併行して整備され、1974年(昭和49年)に完成して翌年に一般開放した。2000年(平成12年)に屋内競技場、屋外競技場が文部科学省から北海道へ譲渡された[6]。公園西南の丘陵部は天然林が繁茂して藻南公園まで続いており、広場とともに散策やバードウォッチングなどレクリエーションの場となっている。ウォーキングやジョギングが楽しめる外周の3kmコースは、冬には圧雪され歩くスキー(クロスカントリースキー)コースとなる[7]。
真駒内公園には約13,200本(針葉樹3,800本、広葉樹7,300本、潅木(低木)2,100本)の樹木があり、天然林は50,000本ある。真駒内は1876年(明治9年)に米国人指導者エドウィン・ダンが農場を開設し、多くの樹木を伐採して開発をしてきた。農場開設前からある推定樹齢135年以上の樹木が真駒内地区に31本あることが確認され、そのうち25本が真駒内公園内で生息しており、樹種プレートが幹に取り付けられている[8]。
公園内に生息している野鳥はマガモ、トビ、ヤマガラ、ハクセキレイ、ヤマセミ、カワセミ、オシドリ、オオジシギ、ノビタキ、ルリビタキが確認されている。
2023年6月21日、公園内でヒグマの目撃情報が計5件寄せられ、アリを食べた食痕も確認されたことから、北海道は公園を一時的に閉鎖する措置を講じた[9]。
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