Loading AI tools
1994年に公開された日本のアニメ映画 ウィキペディアから
『劇場版美少女戦士セーラームーンS』(げきじょうばんびしょうじょせんしセーラームーンスーパー)は、テレビアニメ『美少女戦士セーラームーンS』をもとにしたアニメ映画作品。
劇場版 美少女戦士セーラームーンS | |
---|---|
監督 | 芝田浩樹 |
脚本 | 富田祐弘 |
製作 |
講談社 東映動画 東映 |
出演者 |
三石琴乃 久川綾 富沢美智恵 篠原恵美 深見梨加 緒方恵美 勝生真沙子 川島千代子 潘恵子 荒木香恵 古谷徹 |
音楽 | 有澤孝紀 |
主題歌 |
ムーンライト伝説 Moonlight Destiny |
配給 | 東映 |
公開 | 1994年12月4日 |
上映時間 | 60分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
配給収入 | 10億5000万円[1] |
前作 |
劇場版 美少女戦士セーラームーンR メイクアップ!セーラー戦士 |
次作 |
美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結!ブラック・ドリーム・ホールの奇跡 スペシャルプレゼント 亜美ちゃんの初恋 美少女戦士セーラームーンSuperS 外伝 |
同時上映は『蒼き伝説シュート!』と『おさわが!スーパーベビー』。
テレビ朝日の開局及び講談社のなかよし創刊35周年記念作品として上映された。
セーラーちびムーン、セーラーウラヌス、セーラーネプチューン、セーラープルートが本作で初登場した。本作では猫のルナに焦点を置いたストーリーとなっており、アニメシリーズ全般にわたって唯一ルナの人間態が描かれている。
入場者特典は「ひみつの小箱」[2]。
劇場版公開に合わせ、「かぐや姫の恋人」という副題で、原作者の武内直子による書き下ろしコミックス版も発売された(旧コミックス第11巻に収録)。ダイアナ[注 1]が登場することを除けば、大きな差異はない。
武内も原作連載開始時からルナの人間態を登場させようと決めていた[3]。ルナの初恋の相手を宇宙飛行士にしたのは、武内が興味を抱いていたと同時に身近に感じていたからだった[3]。
武内が、本作のストーリーを書き下ろしたのは前作に関与できずに完成度に不満を感じていたというが、連載を抱えながらの執筆作業は過酷だったため次作は監修のみに留まった[4]。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
月野家の飼い猫ルナは散歩をしている時、車にはねられそうになるのを通りすがりの青年に助けられ、その青年に恋をしてしまう。その青年・宇宙翔は冬の夜の海辺で謎の水晶を手に入れる。だが、それは45億年ぶりに地球に接近してきた彗星「プリンセス・スノー・カグヤ」の本体の一部だった。その時を境に翔は病気の発作に苦しむようになる。同じ頃東京に雪女のような謎の敵が出現し、街をパニックに陥れる。駆けつけたセーラー戦士達が何とか蹴散らすが、それらはスノー・カグヤの仕業だと知る…。
後にスーパーファミコン作品『美少女戦士セーラームーン Another Story』にて敵キャラクターとして登場する。
1994年11月29日、本作の公開を記念して「セーラームーンSエクスプレス」というイベント列車が走行(西武新宿駅発西武遊園地駅着)[5]。三石をはじめとした内部太陽系戦士の声優陣と抽選で5万人の中から選ばれた1500人のファンが乗車し、三石が車掌を務めた。同日には西武園ゆうえんちで「セーラームーンSスペシャルイベント」が行われた。三石たちによるトークショーや内部太陽系戦士の着ぐるみキャラクターショー、朝川による「Moonlight Destiny」歌唱といった構成[5][6]。
12月18日には東京ベイNKホールで「セーラームーンS史上最大のクリスマスパーティー」が開催された[5][6]。タイトル通りの豪華な内容で、セーラームーンミュージカルの出演者によるミニライブ、声優陣のスペシャルショー、着ぐるみのミュージカル仕立ての芝居、朝川による歌唱という構成[5][6]。スペシャルショーでは舞台劇、トークショー、アフレコ再現が行われ、各声優はサンタクロース、トナカイ、天使、巫女、タキシード、ドレスといった服装で登壇した[5][6]。
映画のドラマCDが『美少女戦士セーラームーンS ドラマ編』(びしょうじょせんしセーラームーンスーパー ドラマへん)として1995年2月21日にフォルテ・ミュージックエンタテインメントから発売されている。 収録時間は65分36秒。キャストは映画と同じ。挿入歌として映画の主題歌である「ムーンライト伝説」と「Moonlight Destiny」が使われている。
セーラームーンの映画すべてを収録した「美少女戦士セーラームーン THE MOVIE DVD-BOX」が2002年3月21日、単巻が2005年4月21日にそれぞれ発売。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.