Remove ads
ウィキペディアから
全日本フィギュアスケートノービス選手権は、日本スケート連盟が主催するフィギュアスケートのノービスクラスの日本一を決定する選手権大会である。大会の中でもスケーター達の登竜門であるとされる[1]。
全日本ノービス選手権が創設される前は、各都道府県のスケート連盟および各地のスケート場などが主催するノービスクラス向けの大会はあったものの、全国大会に相当する選手権大会は存在しなかった。1997年1月、JOC杯のカテゴリにノービスクラスが創設され初めて全国規模の大会が実施され、1997-1998年シーズンより、全日本フィギュアスケートノービス選手権として独立し第1回大会が開催され現在に至る。
第9回よりISUジャッジングシステムが導入された。
第15回からノービスダンス(アイスダンス)を実施している。
東北・北海道ブロック、関東ブロック、東京ブロック、中部ブロック、近畿ブロック、中四国・九州ブロックの6つの地区で予選が行われ、各ブロックの上位選手と全国有望新人発掘合宿において優秀と認められた推薦選手が本戦となる全日本フィギュアスケートノービス選手権へ出場することができる。なお、ジュニアクラスおよびシニアクラスでは、地区予選を勝ち抜いた選手は最終予選として東日本選手権と西日本選手権に出場するが、全日本ノービス選手権には無い。
男女シングルのAクラスはスケート年齢[2]で11歳以上12歳以下[3]、男女シングルのBクラスはスケート年齢で9歳以上10歳以下[4]、ノービスダンス男子はスケート年齢で9歳以上16歳以下[5]、ノービスダンス女子はスケート年齢で9歳以上14歳以下である[6]。
ノービスAクラスの1~3位選手は、1つ上のクラスである全日本ジュニア選手権への特別出場資格を与えられ[8]、年齢制限の対象外として飛び級で全日本ジュニア選手権へ推薦出場することができる。なお、全日本ジュニア選手権の1~8位選手[9]はシニアクラスの全日本選手権への特別出場資格を与えられるが、ノービスAクラスの選手が該当した場合は2つの飛び級となるため現在[10]は特別出場資格を与えられず[11]対象者を繰り下げる。
成績は児童こども・若年選手の保護を目的として、未作成含む独立作成基準を満たした選手に限る。目安は次の通り。
回 | 年 | 開催地 | 主な出場選手 |
---|---|---|---|
1 | 1997 | 長野市:長野市真島総合スポーツアリーナ | 2位織田信成[12][要出典] |
2 | 1998 | 新宿区:明治神宮外苑アイススケート場 | 優勝小塚崇彦3位鳥居拓史[13][要出典] |
3 | 1999 | 新宿区:明治神宮外苑アイススケート場 | 優勝小塚崇彦7位町田樹[14][要出典] |
4 | 2000 | 松戸市:新松戸アイスアリーナ | 3位無良崇人4位町田樹6位佐々木彰生[15][要出典] |
5 | 2001 | 神戸市:神戸市立ポートアイランドスポーツセンター | 優勝無良崇人2位佐々木彰生3位中村健人 |
6 | 2002 | 川越市:東武川越スケートセンター | 優勝中村健人6位木原龍一11位鈴木健太郎 |
7 | 2003 | 甲府市:小瀬スポーツ公園アイスアリーナ | 優勝木原龍一2位鈴木潤3位鈴木健太郎 |
8 | 2004 | 新宿区:明治神宮外苑アイススケート場 | 優勝羽生結弦2位鈴木潤6位日野龍樹8位田中刑事 |
9 | 2005 | 川越市:東武川越スケートセンター | 優勝日野龍樹2位羽生結弦3位田中刑事13位佐藤洸彬 |
10 | 2006 | 倉敷市:ヘルスピア倉敷 | 4位宇野昌磨7位佐藤洸彬15位宮田大地 |
11 | 2007 | 八戸市:新井田インドアリンク | 優勝宇野昌磨2位中村優5位宮田大地6位梶田健登10位鎌田英嗣 |
12 | 2008 | 八戸市:新井田インドアリンク | 優勝宇野昌磨6位友野一希9位市橋翔哉11位本田太一 |
13 | 2009 | 八戸市:新井田インドアリンク | 2位本田太一3位山隈太一朗5位山本草太 |
14 | 2010 | 千葉市:アクアリンクちば | 優勝山本草太2位山隈太一朗10位須本光希 |
15 | 2011 | 西東京市:ダイドードリンコアイスアリーナ | 2位西山真瑚7位三宅星南9位木科雄登10位須本光希12位島田高志郎 |
16 | 2012 | 京都市:京都アクアリーナ | 優勝西山真瑚2位島田高志郎4位木科雄登5位壷井達也6位三宅星南7位鍵山優真12位森口澄士13位本田ルーカス剛史 |
17 | 2013 | ひたちなか市:笠松運動公園アイススケート場 | 優勝佐藤駿2位壷井達也4位本田ルーカス剛史6位鍵山優真7位片伊勢武8位吉岡希 |
18 | 2014 | 高槻市:関西大学アイスアリーナ | 優勝佐藤駿2位片伊勢武3位吉岡希6位三浦佳生 |
19 | 2015 | 西東京市:ダイドードリンコアイスアリーナ | 優勝中村俊介4位三浦佳生9位垣内珀琉 |
20 | 2016 | 尼崎市:尼崎スポーツの森 | 優勝中村俊介2位垣内珀琉5位森本涼雅 |
21 | 2017 | 大津市:滋賀県立アイスアリーナ | 優勝森本涼雅18位田内誠悟 |
22 | 2018 | 高石市:大阪府立臨海スポーツセンター | 2位田内誠悟3位中田璃士 |
23 | 2019 | 西東京市:ダイドードリンコアイスアリーナ | 優勝中田璃士27位高橋星名 |
24 | 2020 | 前橋市:ALSOKぐんまアイスアリーナ | 5位高橋星名 |
25 | 2021 | 大津市:滋賀県立アイスアリーナ | |
26 | 2022 | 札幌市:札幌市月寒体育館 | |
27 | 2023 | 西東京市:ダイドードリンコアイスアリーナ | |
28 | 2024 | 尼崎市:尼崎スポーツの森 |
回 | 年 | 開催地 | 主な出場選手 |
---|---|---|---|
15 | 2011 | 西東京市:ダイドードリンコアイスアリーナ | 優勝小芝風花 |
16 | 2012 | 京都市:京都アクアリーナ | |
17 | 2013 | ひたちなか市:笠松運動公園アイススケート場 | 優勝立野在 |
18 | 2014 | 高槻市:関西大学アイスアリーナ | |
19 | 2015 | 西東京市:ダイドードリンコアイスアリーナ | |
20 | 2016 | 尼崎市:尼崎スポーツの森 | 優勝吉田唄菜 |
21 | 2017 | 大津市:滋賀県立アイスアリーナ | 2位森田真沙也 |
22 | 2018 | 高石市:大阪府立臨海スポーツセンター | 2位森田真沙也 |
23 | 2019 | 西東京市:ダイドードリンコアイスアリーナ | |
24 | 2020 | 前橋市:ALSOKぐんまアイスアリーナ | 優勝來田奈央/森田真沙也 |
25 | 2021 | 大津市:滋賀県立アイスアリーナ | |
26 | 2022 | 札幌市:札幌市月寒体育館 | |
27 | 2023 | 西東京市:ダイドードリンコアイスアリーナ | |
28 | 2024 | 尼崎市:尼崎スポーツの森 |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.