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国道2号バイパス ウィキペディアから
倉敷福山道路(くらしきふくやまどうろ)は、岡山県倉敷市から広島県福山市に至る総延長約55 kmの地域高規格道路である。全線が国道2号のバイパス道路であり、1994年(平成6年)12月16日に計画路線に指定され、1998年(平成10年)には整備区間に格上げされた。
倉敷市から福山市にかけての国道2号(現道)沿線では交通需要の拡大に伴い、各所で慢性的な交通混雑や渋滞が発生している。こうした状況の緩和や交通事故の削減、円滑な移動性の確保などを目的として、本道路を構成する各道路が順次建設され、供用が開始されている。
本道路は起点の岡山側から玉島バイパス、玉島笠岡道路(部分供用)、笠岡バイパス(部分供用)、福山道路(未供用)、赤坂バイパス、松永道路の順に構成されている。このうち玉島笠岡道路、笠岡バイパス(本線)、福山道路、松永道路(今津ランプ以西)は自動車専用道路である。
1981年(昭和56年)から1994年(平成6年)にかけて側道経由で、2002年(平成14年)までに高架部を含めた全線が暫定2車線で供用が開始された。また、高梁川大橋東詰(倉敷市片島町)から船穂JCT(倉敷市船穂町)にかけての延長2.7 kmにおいては「倉敷立体」事業により、2020年(令和2年)3月14日に橋梁部4車線供用された[1]。
2015年(平成27年)、起点の玉島西IC - 浅口金光IC(浅口市金光町佐方)間の延長4.5 kmが暫定2車線で供用が開始された。残る区間である浅口金光IC - 終点の笠岡東IC(仮称)間の延長9.4 kmについては2026年度(令和8年度)の全線供用に向けて建設工事が進められている[2]。
2008年(平成20年)に一部区間の側道(2車線)が供用開始された。2025年度(令和7年度)に笠岡東IC(仮称) - 新笠岡港東IC(仮称)間延長2.8 kmが開通予定[2]。
福山道路は用地買収が難航しており、後述の区間を除き工事着手に至っていない。芦田川西側の長和IC(仮称、福山市瀬戸町長和)から終点側の延長3.3 kmは2001年(平成13年)に事業化、2019年(令和元年)に着工されたものの、長和ICから起点側の延長13.2 kmは2024年時点においても調査区間のままであり、用地取得も全くされておらず全線供用の目途は立っていない。
1998年(平成10年)に全線が暫定2車線(起点付近は4車線)で供用されている。
起点から福山西JCT(福山市今津町)にかけての3.1 kmが本道路に、同JCTから終点の延長4.0 kmは高規格幹線道路の尾道福山自動車道に指定されている。2017年(平成29年)に、これまで暫定2車線であった起点から今津ランプまでの区間(延長2.5 km)が拡幅され、全線が完成4車線で供用されている。
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