京王地下駐車場
ウィキペディアから
京王地下駐車場株式会社(けいおうちかちゅうしゃじょう)は、2024年6月30日まで京王百貨店新宿店地下にある「京王地下駐車場」と併設地下街「京王モール」の管理運営を行っていた京王グループの企業[1]。その他、京王電鉄沿線の施設の駐車場の管理受託や、京王電鉄各駅のコインロッカー設置・管理などを行っていた[1]。
![]() | |
![]() 京王地下駐車場 外観 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷1丁目2番2号 京王幡ヶ谷ビル9階[1] |
本店所在地 |
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1丁目1番地[1] |
設立 | 1972年7月28日[1](新宿南口駐車場株式会社) |
業種 | 不動産業 |
法人番号 | 1011101006000 |
事業内容 | 駐車場の経営、店舗の賃貸など |
資本金 | 4億5000万円 |
純利益 |
2億5600万円 (2023年3月期)[2] |
総資産 |
66億6000万円 (2023年3月期)[2] |
決算期 | 3月 |
外部リンク | http://www.keiochika.co.jp/index.html |
特記事項:2024年7月1日京王電鉄に吸収合併。 |
登記上の本店を京王地下駐車場および京王モールのある東京都新宿区西新宿1丁目1番地に置き[1]、本社を東京都渋谷区幡ヶ谷1丁目2番2号(幡ヶ谷駅上層階の京王幡ヶ谷ビル9階[3])に置く[1]。
2024年7月1日、京王本社の商業施設運営事業とともに、同年4月に設立された株式会社京王SCクリエイションに事業が移管され、法人自体は京王本社に合併され消滅した。
概要
→地下街については「京王モール」を参照
新宿駅西口整備を目的とする東京都の都市計画事業に基づき、1972年7月28日に会社設立[1]。1976年3月10日に新宿駅南口公共駐車場「京王地下駐車場」および「京王モール」を営業開始した[1]。以来、京王地下駐車場と京王モールの経営のみを行っていた。
その後は東京オペラシティビル駐車場[1]、渋谷マークシティ駐車場[1]、メルクマール京王笹塚駐車場[1]など、京王グループ関連施設の駐車場管理業務の受託も行っている[1]。新宿駅「京王地下駐車場」では月極契約も受け付ける[4]。
京王線・井の頭線の全駅に設置されたコインロッカーの管理運営も行う[1][5]。PASMO電子マネー対応のコインロッカー設置駅もある[5]。京王電鉄の駅コインロッカーは京王地下駐車場が一括管理し、駅係員による管理は行わない[6]。
また、京王モール内の宝くじ販売所を運営する[1]。2005年10月25日に京王新線新宿駅地下に京王モールに隣接して開業した「フレンテ新宿」を開業時より管理受託してきたが、2010年10月25日に「京王モール アネックス」としてリニューアルし、直接経営を行う形となった。
機械遺産「ロートパーク」
1976年8月28日から「京王地下駐車場」で営業開始した機械式立体駐車装置「ロートパーク」が[4]、2013年8月に一般社団法人日本機械学会から「機械遺産」第56号として認定された[4]。
これは日本ロートパーク社により設置され、新明和工業により保守点検されてきた純機械式立体駐車装置で、ロートパークは「純機械式駐車装置の頂点を極めたもの」として高く評価された[4]。デジタル制御式の普及により純機械式駐車装置は廃れていったが、現在も営業運転を続けている世界唯一の例として、京王地下駐車場のロートパークが機械遺産に認定された[4]。
社史
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.