札幌テクノパーク(さっぽろテクノパーク、英: Sapporo Techno Park)は、札幌市厚別区にある産業団地。この項目では、地名の下野幌テクノパーク(しものっぽろテクノパーク)についても記載している。
概要
札幌市が全国に先駆けて情報通信関連の産業を次代を担う主力産業に育成することを目的に整備した研究開発型の団地である[4]。もみじ台と道立自然公園野幌森林公園に接した緑豊かな環境にあり、総面積29.3 haのうち40 %以上を緑地として確保している。「第1テクノパーク」には札幌市に本社を置くソフトウェア・ハウスやシステム・ハウスなどのIT企業を中心に立地している。また、レンタルオフィスや貸し会議室などを備えた公的支援施設「札幌市エレクトロニクスセンター」がある。「第2テクノパーク」には北海道外に本社を置く大手・中堅企業の開発センター、その子会社や関係会社の開発拠点を中心に立地している。また、開拓時からの神社「澄丘神社」がある[5]。「北海道ITレポート」によると、北海道内のIT産業売上高の10 %以上が札幌テクノパークに集中しており、約2,500人が働く日本国内屈指のIT関連企業の集積拠点となっている[6]。「札幌テクノパーク協議会」を組織しており、企業間の交流活動などを行っている[7]。
所在地 | 札幌市厚別区下野幌テクノパーク |
総面積 | 29.3 ha |
用途地域 | 準工業地域 |
電気 | 北海道電力 |
通信 | 光通信 |
水道 | 札幌市公共上水道 |
下水 | 札幌市公共下水道(分流式) |
ガス | 北海道ガス |
沿革
立地企業
第1テクノパーク
- アドヴァンスト・ソフト・エンジニアリング
- ウェルネット
- エコニクス
- SOC
- エム・ワイ・エス
- エルムデータ
- セイコーシステムエンジニアリング
- ダイナックス
- 日本トータルシステム
- ビー・ユー・ジーDMG森精機
- 富士通
- ラルズネット
第2テクノパーク
アクセス
- ジェイ・アール北海道バス(空知線)「テクノパーク」「テクノパーク中央」「第2テクノパーク」バス停下車
- 北海道中央バス(白石営業所)「テクノパーク入口」バス停から徒歩約3分
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)新札幌駅・札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ駅から車で約12分
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand in your browser!
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.