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兵庫県三田市にある中高一貫校 ウィキペディアから
三田学園中学校・高等学校(さんだがくえんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、兵庫県三田市南が丘にある[2]私立中学校・高等学校。略称は「三学」(さんがく)。
三田藩士・小寺泰次郎の長男で、衆議院議員ならびに戦後初の神戸市長を務めた小寺謙吉氏が、旧三田藩の藩校・造士館の理念を受け継ぐとともに英国式近代教育を導入した学校設立をめざし、1912年に旧制三田中学校として開設した。
大学のキャンパス並みの面積である17万m2という校地を持つ。神戸電鉄横山駅から徒歩1分ほどであるが敷地が広いため、校舎までは徒歩6分ほどかかる。 付近には隣接する三田市立図書館などがある。創立当時の校舎である中学本館はイギリスのパブリックスクールであるイートン・カレッジを模したもので、同校の25周年記念図書館とともに国の登録有形文化財となっている。また、2009年(平成21年)には中学本館と東館が兵庫県の景観形成重要建造物の指定を受けた。
質実剛健、親愛包容を教育理念とし、クラブ活動と大学進学のための教育の両方に力を入れている。中高一貫教育を行っており、中学入試の段階から習熟度により、クラス分けがされる。
三田学園の伝統ある部活動のひとつが卓球部である。男子は2016年に創部67周年を迎え、2013年県新人大会団体戦ベスト8、近畿大会出場など全国大会18回出場。同じく2016年に創部8周年を迎えた女子チームは、2012年、2013年と2年連続で国体に出場している。
高校硬式野球部は1967年(第39回)、1969年(第41回)、1970年(第42回)、1991年(第63回)の4回、春の甲子園に出場している。夏の甲子園の出場はない。
また、サッカー部は高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグにおいてプリンスリーグ関西2部に属する[6][7]。2019年には兵庫県高校総体サッカー競技男子の部で優勝[8]している。 卓球競技の強豪校でもあり、中高共に何度も全国大会へ出場している。 また、文化部では物理部が2021年、ロボカップジュニア日本大会2021オンラインで優勝[9]し、RoboCup2021世界大会に出場、総合世界2位となった。
2022年に写真同好会が写真部となり、全てのクラブの部活動化が完了した。
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