ワイルドラッシュ

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ワイルドラッシュ (Wild Rush) は、アメリカ合衆国で生産、調教された競走馬および種牡馬。アメリカでG1競走を2勝し、日本へ種牡馬として輸出された。

概要 ワイルドラッシュ, 欧字表記 ...
ワイルドラッシュ
欧字表記 Wild Rush
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1994年
死没 2018年7月27日
Wild Again
Rose Park
母の父 Plugged Nickle
生国 アメリカ合衆国
生産者 Ward C.Pitfield
馬主 Stronach Stables
調教師 Richard E.Mandella(アメリカ
→Patrick B.Byrne(アメリカ)
競走成績
生涯成績 16戦8勝
獲得賞金 1,386,322ドル
勝ち鞍
G1カーターH1998年
G1メトロポリタンH1998年
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競走馬時代

1996年12月の未勝利戦でデビューし優勝。翌1997年5月のイリノイダービー (G2) をレコードタイムで制し、重賞初勝利。ほかには準重賞のレミントンパークダービーに勝っている。

1998年に入ると本格化し、緒戦で4着に敗れたあとカーターハンデキャップメトロポリタンハンデキャップとG1を連勝した。同年11月のクラークハンデキャップ (G2) 3着を最後に現役を引退。

種牡馬時代

要約
視点

1999年からアメリカケンタッキー州アデナスプリングスで種牡馬となる。2004年からは総額3億2900万円のシンジケートが組まれ[1]、日本のアロースタッドで供用されている。外国産馬パーソナルラッシュが2004年のダービーグランプリに優勝し日本国内のGI初優勝。また、アメリカに残した産駒が日本への輸出後に次々と活躍し、購買時の倍以上となる800万ドル(約8億4000万円)で買い戻しのオファーが届いたこともある[1]2011年ドバイワールドカップでは、トランセンドヴィクトワールピサの2着と好走した。産駒の活躍はダートコースに偏っており、2010年中央競馬のダート限定のランキングで3位に入ったのに対し、芝では50位以内にも入ったことがない[2]

2018年7月27日、蹄葉炎の悪化により死亡した[3]

主な産駒

日本登録馬以外はGI競走優勝馬のみ記載。

GI競走優勝馬

太字はGI(またはJpnI)競走。競走名の前の国旗は開催国 (日本以外の場合に明記)

グレード制重賞優勝馬

地方重賞優勝馬

母父としての主な産駒

グレード制重賞優勝馬

地方重賞優勝馬

血統表

ワイルドラッシュ血統([[]] / )(血統表の出典)[§ 1]
父系ニアークティック系
[§ 2]

Wild Again
1980 黒鹿毛
父の父
Icecapade
1969 芦毛
Nearctic Nearco
Lady Angela
Shenanigans Native Dancer
Bold Irish
父の母
Bushel-n-Peck
1958 黒鹿毛
Khaled Hyperion
Eclair
Dama Dante
Clovelly

Rose Park
1986 鹿毛
Plugged Nickle
1977 鹿毛
Key to the Mint Graustark
Key Bridge
Toll Booth Buckpasser
Missy Baba
母の母
Hardship
1977 芦毛
Drone Sir Gaylord
Cap and Bells
Hard and Fast Etonian
We Try Harder F-No.1-w
母系(F-No.) 1号族(FN:1-w) [§ 3]
5代内の近親交配 Nearco 4×5=9.38%、Hyperion 5×4=9.38%、Tom Fool 5×5=6.25% [§ 4]
出典

脚注

外部リンク

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