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『ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター』(WILD ARMS the 4th Detonator)は、ソニー・コンピュータエンタテインメントから2005年3月24日に発売されたPlayStation 2用ロールプレイングゲーム。
ジャンル | ロールプレイングゲーム |
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対応機種 | PlayStation 2 |
開発元 | メディア・ビジョンエンタテインメント |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
人数 | 1人 |
メディア | DVD-ROM1枚 |
発売日 |
通常版:2005年3月24日 廉価版:2006年10月19日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:Teen 13+ PEGI:12+ |
『ワイルドアームズ アドヴァンスドサード』に続くナンバリングタイトルだが、間に『ワイルドアームズ アルターコード:エフ』を挟むため、実際はシリーズ第5作目。『WA:F』からのコンバートシステムがある。
初回生産版には、設定資料や序盤の攻略ガイドなどを含む「ファーストガイドブックレット」(小冊子)が付いている。
今作のテーマは「大人と子供」であると開発前は語られていた(実際、本編やTVCMなどでも全員未成年であるジュードら4人が未熟な子供であることが強調されている)が、これは建前上のものであり、本当のテーマは「進化」であることが攻略本のインタビューにて述べられている。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
物語の舞台は惑星ファルガイア。その昔、汎国家統合星府と議会騎士団との二つの勢力の間で争いが絶えず、その結果、何十年と及ぶ戦争を引き起こした。汎国家統合星府は戦争に終止符を打つべく、ARM(Ambient Reorganization Material)と呼ばれる兵器を開発し、その威力と精度から戦況は一転した。しかし、汎国家統合星府は勝利を手にする目前で、内部からの反発勢力により崩壊し、最後には議会騎士団の不戦勝の形で終結した。だが、戦争は終結したものの、世界の傷が癒えることはなかった。そして議会騎士団の政治も、荒れ果てた世界に一日一日を生きることに精一杯の民衆たちにとっては何の価値もなく、議会騎士団も事実上、機能していない状態に陥っていた。現状、ファルガイアは別の意味での、何者にも捕らわれない、自由を手に入れたのだった。
そんな戦争時代とは全く無縁に育ってきた、シエル村に住むジュードは、ある日村に突如現れた謎の戦艦を目撃する。少年は兵士たちの目を掻い潜り、戦艦へと忍び込み、そこで一人の少女と巡り合う。それが全ての物語の始まりである――。
各プロフィールはコンプリートガイドより。
一部を除き、クラス名は各人のもつ異能名となっている。
コマンダーは全部で7人とされており、ベリエールやフィオレ、アーシアの3人は除外されている。7人目(ブリューナクのメンバーとしては11人目)はラムダの切り札として扱われており、作中ではコマンダーと共に行動することはなく、フィオレ、アーシアもその存在を知らないでいる。
今作では「HEX(Hyper Evolve X-fire sequence)バトル」システムとよばれる、新戦闘システムが起用されている。
この戦闘システムは従来のシステムを一新したシステムで、戦闘では7つの六角形のマス(HEX)を移動しながら攻防を行う。攻防の順番はターン制ではなく、反応(いわゆる素早さ)が高いキャラクターから味方敵問わず順番に行動し、反応が高いキャラクターは遅いキャラクター1回の間に何回か行動することもできる(アクティブタイムバトルシステムに近い)。敵味方含めての行動順番も表示されるのでそれを考えて戦術を組み立てることができる。1ターンで行える行動は、「攻撃」「防御(リロード)」「移動」「アイテム」「フォース」だが、キャラクターの成長に伴って特殊なスキルを習得するとターンを増やし、連続で行動できる。行動の対象は基本的に1マス単位で、複数のキャラクターが入っていればその全員に効果が及ぶ。ゆえに戦略性が重要となった今システム。他にも属性の恩恵を得られる「レイポイント」やHEXに存在する「トラップ・障害物」などのバリエーションもある。
このシステムは『ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード』でも踏襲されている。
従来のシリーズではキャラクターごとに複数用意された「グッズ」と呼ばれるアイテムを謎解きに用いていたが、本作ではマップ移動時にはジュード以外のキャラクターを使用することができなくなっており、グッズシステムも廃止された。それに代わり、基本アクションの充実やマップに落ちているグッズを使用可能にすることで謎解きにバリエーションを与えている。
CD4枚組、 「ワイルドアームズ」シリーズの楽曲と言うことでなるけみちこ作曲が多いが、開発中に起きたなるけみちこの体調不良[3]により、本作では他にも甲田雅人や清水信之、鈴木隆太が作曲を担当している。一部楽曲の歌唱は麻生かほ里が担当。
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