ワイオミングの兄弟(原題The Monroes)は、米ABCで、1966年9月7日から1967年3月15日まで放送された西部劇。日本では、1967年10月14日から1968年4月20日まで、NHKで土曜日の午後8時に放送された。 アメリカ本国では視聴率がはかばかしくなかったため、当初の予定よりも早めに放送が終了した。
あらすじ
両親を亡くした5人の子供たちが団結して、ワイオミング州の地を開拓する物語である。19世紀の末、開拓地を目指して旅を続けていたモンロー家が、筏で河を渡っていたところ、両親が溺れて亡くなってしまう。残された5人の子供たちのうち、18歳の長男クレイトと16歳の長女キャシーが、両親代わりに幼い弟妹の面倒をみながら、旅の途中で知り合ったインディアンのダーティ・ジムの助けを得て、ワイオミングに辿りつくものの、目的地は荒れ果てており、苦難の日々が待ち受けていた。しかし彼らは、地元に住むスリーブ、ルエルらの助けを得て、支え合いながら逞しく暮らしていく。孤児となった兄弟たちの生活を描く西部劇ホームドラマ[1][2]。
キャスト
- クレイト・モンロー:マイケル・アンダーソン・JR(声:山本勝)
- キャシー・モンロー:バーバラ・ハーシー (声: 武藤礼子)
- ジェファーソン・モンロー:キース・シュルツ(声:竹尾知晴)
- フェニモア・モンロー:ケビン・シュルツ (声:沢井正延)
- エミー・モンロー:タミー・ロッキー (声: 菅谷政子)
- ダーティ・ジム:ロン・ソブル (声:寺島幹夫)
- スリーブ:ベン・ジョンソン (声: 小林清志)
- ルエル・ジャクソン:ジム・ウェストモアランド (声:田中信夫)
- マポイ少佐:リーアム・サリバン (声:納谷悟朗)
- インディン・ジム: ジム・ウェストモーランド (声:寺島幹夫)
- T・J: ダン・デュリエ (声: 村上冬樹)
- ブラックナー: ジェームス・ホイットモア (声:高塔正康)
- ニック: ウォーレン・オーツ (声:大塚周夫)
- メイ: ジャンヌ・クーパー (声:公卿敬子)
- ペリー: ジェームズ・スティシー (声:広川太一郎)
- アリカリ・トム: ノア・ビアリー・Jr (声:森山周一郎)
- ゼフ:ジョージ・C・フィッシャー (声:今橋恒)
- ウエルズ:ロバート・ミドルトン (声:西田昭市)
脚注
外部リンク
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