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ルーシー・ハラデツカ
チェコのテニス選手 (1985-) ウィキペディアから
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ルーシー・ハラデツカ(Lucie Hradecká, チェコ語発音: [ˈlutsɪjɛ ˈɦradɛtskaː], 1985年5月21日 - )は、チェコ・プラハ出身の女子プロテニス選手。2011年の全仏オープンと2013年の全米オープン女子ダブルスで、アンドレア・フラバーチコバと組んで優勝した。2012年ロンドン五輪の女子ダブルス銀メダルも獲得している。自己最高ランキングはシングルス41位、ダブルス4位。これまでにWTAツアーでシングルスの優勝はないが(準優勝7度)、ダブルスで22勝を挙げている。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。身長177cm、体重72kg。「フラデカ」の表記揺れも見られる。チェコ語では「ルツィエ・フラデツカー」が近い。
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来歴
要約
視点
ハラデツカは父の手ほどきで4歳からテニスを始め、2004年にプロに転向。しばらくはITFのサーキット大会での下積みが続いた。4大大会には2005年ウィンブルドン選手権から予選に挑戦し始めたが、なかなか予選突破できず、4大大会シングルス初出場は2009年全仏オープンであった。
シングルスでの4大大会は2回戦進出が最高成績のハラデツカだが、ダブルスでは2011年全仏オープンでアンドレア・フラバーチコバと組みノーシードから決勝に進出、サニア・ミルザ&エレーナ・ベスニナ組を 6–4, 6–3 で破り4大大会ダブルスタイトルを獲得した。2011年11月のフェドカップ決勝では2勝2敗で迎えた最終試合のダブルスでクベタ・ペシュケと組みロシアのマリア・キリレンコ&エレーナ・ベスニナ組を 6–4, 6–2 で破り、チェコは23年ぶりの優勝を果たした[1]。2012年全豪オープンでもフラバーチコバとのペアでベスト4に進出している。
シングルスはランキングを100位以下にまで落としていたが、2012年5月のマドリード大会では予選から勝ち上がり、3回戦でペトラ・クビトバを 6–4, 6–3 、準々決勝でサマンサ・ストーサーを 7–6, 7–6 で破り、プレミア・マンダトリーの大会でベスト4に進出した。準決勝はセリーナ・ウィリアムズに 6–7, 0–6 で敗れた。
2012年ウィンブルドン選手権ではフラバーチコバとのダブルスで4大大会2度目の決勝に進出した。決勝ではセリーナ・ウィリアムズ&ビーナス・ウィリアムズ組に 5–7, 4–6 で敗れ準優勝となった。ロンドン五輪でオリンピックに初出場。女子ダブルス準決勝で第1シードのリサ・レイモンド&リーゼル・フーバー組を 6–1, 7–6 で破り、決勝に進出した。決勝ではウィリアムズ姉妹組に 4–6, 4–6 で敗れ、銀メダルを獲得している。全米オープンでも決勝に進出しサラ・エラニ&ロベルタ・ビンチ組に 4–6, 2–6 で敗れ、ウィンブルドンに続き準優勝となった。最終戦のWTAツアー選手権にも出場しダブルス決勝でマリア・キリレンコ&ナディア・ペトロワ組に 1-6, 4–6 で敗れ、準優勝となった。
2013年全豪オープンではフランティシェク・チェルマクと組んだ混合ダブルスで決勝に進出した。地元オーストラリアのヤルミラ・ガイドソバ&マシュー・エブデン組に 3–6, 5–7 で敗れ、準優勝となった。全仏オープンでもチェルマクとの混合ダブルスで決勝に進出しクリスティナ・ムラデノビッチ&ダニエル・ネスター組を 1–6, 6–4, [10–6] で破り優勝した。全米オープンではフラバーチコバとのダブルスで2年連続で決勝に進出し、オーストラリアのアシュリー・バーティ&ケーシー・デラクア組を 6–7(4), 6–1, 6–4 で破り優勝した。
2016年8月のリオ五輪で2大会連続のオリンピックに出場した。アンドレア・フラバーチコバと組んだダブルスでは3位決定戦で同じチェコのルーシー・サファロバ&バルボラ・ストリコバ組に 5-7, 1-6 で敗れたが、ラデク・ステパネクと組んだ混合ダブルスでは3位決定戦でインドのサニア・ミルザ&ロハン・ボパンナ組を 6-1, 7-5 で破り銅メダルを獲得した。
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WTAツアー決勝進出結果
シングルス: 7回 (0勝7敗)
ダブルス: 45回 (22勝23敗)
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4大大会ダブルス優勝
4大大会シングルス成績
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
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脚注
外部リンク
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