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ルーク・ウィリアムス(Luke Williams、本名:Brian Wickens、1947年1月8日 - )は、ニュージーランド・オークランド出身の元プロレスラー。
兄貴分ブッチ・ミラーとのタッグチーム(ザ・ブッシュワッカーズ、ザ・シープハーダーズ、ザ・キウィズ)での活動で知られる。
1962年、NWAニュージーランド(後のオールスター・プロレスリング)にて15歳でデビュー[4]。スウィート・ウィリアム(Sweet William)をリングネームに、1966年よりボブ "ブッチ" ミラーとのコンビで活動[4]。東南アジアを経て1972年にカナダのモントリオール地区に参戦後、1973年にカルガリーのスタンピード・レスリングに進出、当時ニック・カーターと名乗っていたミラーとザ・キウィズ(The Kiwis)を結成する[4]。
1974年9月、カーター(ミラー)とのザ・キウィズとして、スウィート・ウィリアムス(Sweet Williams)の名義で国際プロレスに初来日[5]。9月16日に館山にてラッシャー木村&グレート草津のIWA世界タッグ王座に挑戦した[6]。国際プロレスには、1976年7月にも単独で再来日している[7][8]。1979年5月にはミラーと共に全日本プロレスに参戦[9]。同年よりチーム名をザ・シープハーダーズ(The Sheepherders)に改め、ヒールのタッグチームとして各地を転戦、プエルトリコのWWCではアブドーラ・ザ・ブッチャーとも共闘している[10]。
1981年下期よりミラーが一時的にニュージーランドに帰国した際には、同じ南半球のオーストラリア出身のジョナサン・ボイドを新パートナーに活動[11]。アラバマのSECWでは1982年9月にロバート・フラー&ジミー・ゴールデンやミッドナイト・エクスプレス(ランディ・ローズ&デニス・コンドリー)とNWAサウスイースタン・タッグ王座を争い[12]、テネシー州メンフィスのCWAでは同年12月13日、ファビュラス・ワンズ(スティーブ・カーン&スタン・レーン)からAWA南部タッグ王座を奪取[13]。テキサス州サンアントニオのサウスウエスト・チャンピオンシップ・レスリングでは1983年5月7日、ザ・グラップラーズ(レン・デントン&トニー・アンソニー)を破ってSCWサウスウエスト・タッグ王座を獲得した[14]。
1983年6月にボイドが交通事故で欠場してからはボビー・ジャガーズをパートナーとしていたが、7月のボブ・スウィータン&スウィート・ブラウン・シュガー戦の試合後にジャガーズを裏切って仲間割れ[14]。同年11月よりミラーとのシープハーダーズを再結成する[15]。以降、南部エリアを中心に各テリトリーのタッグ王座を再三奪取、日本では「タッグ泥棒」なる異名を付けられた[1]。1987年2月には新日本プロレスに来日、IWGPタッグ王座の決定リーグ戦に出場している[16]。
1988年末、チーム名をブッチ&ルークのザ・ブッシュワッカーズ(The Bushwhackers)に変更し、ブッチとは従兄弟同士という設定でWWFに登場。WWFではコミック・リリーフを担当するベビーフェイスのベテラン・チームとして売り出され、そのコミカルなキャラクターで子供ファンの人気を集めた[1]。1990年12月には、当時WWFと提携していたSWSに来日している[17]。以降、WWFには1996年まで長期間に渡って在籍し、退団後もブッシュワッカーズ名義でブッチと共にインディー団体を転戦。2001年4月1日には『レッスルマニアX-Seven』のギミック・バトルロイヤルに揃って出場している。
引退後はブッチとは別の道を歩み、かつての主戦場でもあったプエルトリコに居住してIWAのブッカーを担当[18]。各地のインディー団体にもスポット参戦しており、2007年12月にはTNAに登場[19]。2008年と2009年はROHに度々出場、2010年6月はカナダ・ノバスコシア州のUCW "Summer Explosion Tour" に参加した[18]。
2010年11月22日、SMASHがプロデュースする「ワールド・レジェンド・リバイバル」の第1弾選手として、SWS以来の20年ぶりの来日が実現。JCBホールで行われた『SMASH.10』に出場し、児玉ユースケから勝利を収めた[20]。
2015年、ブッチ・ミラーとのザ・ブッシュワッカーズでWWE殿堂に迎えられた(インダクターは、かつてNWAフロリダ地区で彼らのマネージャーを務めていたジョニー・エースことジョン・ロウリネイティス)[21][22]。
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