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2012年の日本のテレビドラマ ウィキペディアから
『リッチマン、プアウーマン』(英称:RICH MAN , POOR WOMAN)は、フジテレビ系の「月9」枠で2012年7月9日から9月17日まで、毎週月曜日21時 - 21時54分に放送された日本のテレビドラマである。主演は小栗旬[2]。公式な略称は『リチプア』[3]、『RMPW』[4]。
リッチマン、プアウーマン RICH MAN , POOR WOMAN | |
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NEXT INNOVATIONのロケ地(外観) みなとみらいグランドセントラルタワー | |
ジャンル | ロマンス、コメディ[1] |
脚本 | 安達奈緒子 |
演出 |
西浦正記 田中亮 |
出演者 |
小栗旬 石原さとみ 相武紗季 井浦新 |
オープニング | miwa「ヒカリヘ」 |
製作 | |
プロデューサー |
増本淳 関口大輔 |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
放送チャンネル | フジテレビ系列 |
映像形式 | 文字多重放送 |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
連続ドラマ | |
放送期間 | 2012年7月9日 - 9月17日 |
放送時間 | 月曜 21:00 - 21:54 |
放送枠 | 月9 |
放送分 | 54分 |
回数 | 11 |
公式サイト(アーカイブ) | |
リッチマン、プアウーマン in ニューヨーク〔スペシャル〕 | |
放送期間 | 2013年4月1日 |
放送時間 | 21:00 - 23:24 |
放送分 | 144分 |
回数 | 1 |
フジテレビ番組基本情報 | |
特記事項: 初回は15分拡大(21:00 - 22:09) |
2013年4月1日には、続編のスペシャルドラマ『リッチマン、プアウーマン in ニューヨーク』が放送された[5][6]。
小栗は若くしてIT企業を作り上げ億万長者となった社長を演じ、ヒロイン役の石原さとみは、東京大学理学部という高学歴ながら内定がもらえず就職活動に奔走する女子大生を演じた。生活も価値観も正反対の2人が、衝突を繰り返しながらもお互いを知り精神的に成長して惹かれあう「現代版『プリティ・ウーマン』」[7]的恋愛ドラマに加え、「絵空事じゃない地に足のついた夢を語って、世の中に発信できる」「男のカッコよさ」を描くことを主題とし、企業ものとしての要素も多く盛り込まれている[8]。
平均視聴率は12.4%であったが、有料動画配信では好調な売上を記録した[9]。連続ドラマの特性を生かしたストーリーや、アイデンティティをめぐる問題を描いた姿勢などが評論家などに評価されたほか、ザテレビジョンドラマアカデミー賞での2部門受賞などいくつかの賞を受けている。
『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』などを手がけ、特定の職業の内実を描く「職業モノ」ドラマに対するセンスを主演の小栗にも評価されている増本淳[10]らのプロデュースによる作品である。増本は本作について、「普遍的なシンデレララブストーリー」であると同時に、「現代社会のある側面を"仕事"というテーマで切り取り、4人(の登場人物)がそれぞれ自分の人生を織り成すヒューマンドラマでもあります」と説明した。IT業界の人物を主人公とした理由としては「単なる金持ちや成功者ではなく、世界を劇的に変えたイノベーターがここ数年で実際に登場した分野だからです」と語り、主人公の魅力を最大限に引き出し、視聴者に感情移入させるための舞台として、2012年現在においてIT業界がふさわしかったからとしている[8]。
主人公とは対照的に、高学歴で就職を望んで努力しているにもかかわらず、仕事に就けないヒロインを設定している。この背景には、ドラマの放送前年の2011年に大学卒業後の就職率が史上最低を記録したということがある。増本は、日本社会にここ数年の間に極端な格差社会があるという見解を示しており、それを象徴する主人公とヒロインの二者の間に恋愛は成立するのか、ということをテーマとして挙げている[11]。
多くの視聴者からの声に応え、2013年4月1日には続編となるスペシャルドラマが放送された[5]。
撮影は2012年6月から開始され[12]、9月11日に終了した[13]。
クランクインの時点で台本は6話分まで完成していた。これは連続ドラマでは比較的珍しいことであり、キャストはストーリーの全体像を先まで見据えて役作りをすることができたという[10]。
小栗は同年6月21日に渋谷の「渋谷ヒカリエホール」で行われた主要キャストによる制作発表記者会見で[14][15]、日向のキャラクターに通じる人物としてApple創業者のスティーブ・ジョブズを挙げており、制作発表の席でジョブズの言葉を参考にした、「どこかに衝撃を与えられるような作品になれば」という発言をしている[16]。また番組サイトによる「イントロダクション」は、日向と会社起業プロセスが似ている人物の例としてFacebook創業者のマーク・ザッカーバーグを挙げている[7]。ドラマ内では日向がタンデムの可能な大型バイクを乗りこなす場面が登場するため、小栗は大型二輪免許を取得して撮影に臨んでいる[10]。
石原が演じる澤木千尋こと夏井真琴の「真面目で努力家、でも不器用」というキャラクターは、脚本家が石原自身をイメージしたいわゆる「あて書き」(演じる役者のイメージに合わせて脚本を作ること)である[14]。
主要な舞台となる「NEXT INNOVATION」のオフィスは基本的にフジテレビ湾岸スタジオ内セットであるが、社内の一部撮影は、日本マイクロソフト品川本社オフィスで行われ、会議室の受付フロアや社員食堂などが登場しているほか、美術協力として同社製のキーボードやマウスなどが提供されている[17]。また、社内の空間は一般的企業と異なり、遊び心に溢れたものとなっており、美術スタッフによる日本全国のベンチャー企業への取材を基にしている[8]。外観のロケ地は横浜市内のみなとみらいグランドセントラルタワーで、1F玄関付近や入場ゲートなども撮影されている[18]。
ほかに協力企業にクレジットされているIT企業としては、SNSのMobageを運営するDeNAがMobage関連グッズや画像素材などを提供している[19]。
ロケーションでは東京都内の鳩山会館、真琴の通う東京大学理学部として東京薬科大学などが利用されたほか、東京都以外の首都圏の各地で撮影されているが、設定上は都内として扱われている場面が多数ある。第1話の会社説明会の会場は茨城県つくば市のつくば国際会議場であり[20]、NEXT INNOVATION創業時オフィスの学生会館は神奈川県相模原市の相模女子大学旧第一タチバナ寮である[21]。第4話の杉並区役所のロケ地としては神奈川県大和市役所が使われたが、これは地域のフィルム・コミッションの協力によるものである[22]。
そのほか、第10話にはジュンク堂書店、H&Mなど実在する企業が登場し、店舗がロケ地として使用されたほか、伊豆急行・アルファ・リゾート21[23]、いすみ鉄道・国吉駅[24](真琴の故郷の高知県土佐清水市以布利駅として[注 1])などが使用された。
スペシャル版では、ニューヨークのタイムズスクエア前などでロケが行われている[25]。
この節の加筆が望まれています。 |
日本における初回放送は15分拡大放送(21時 - 22時9分)されたほか、第4話はロンドンオリンピック中継の実施のため21時55分 - 22時49分の放送となった。7月27日から8月12日まで行われたこのオリンピック中継の影響で、2012年7月期の連続ドラマは全般的に視聴率競争では厳しい戦いとなったが、本作はスタートから開催中までの間、常に2桁台の視聴率を保持するなど健闘している[8]。
8月29日には、27時5分(翌日3時5分)からフジテレビで、第8話までの30分バージョンダイジェストが放送された[26]。
本作は台湾の緯來日本台でも2012年7月21日(日本での放送12日後)から日本語音声のまま繁体中国語字幕付きで放送された。台湾でのタイトルは『多金社長小資女』。
web上の展開として、フジテレビの有料配信サービス・フジテレビ On Demandにて、放送後の水曜日16時から最新話が配信されている[27]。
この配信では第7話終了時点でスマートフォン向けでの歴代1位の売上を記録しているほか[28]、2011年以降のトップだった『マルモのおきて』を上回って本店配信の売上1位となった[9]。
また、8月22日から、フジテレビ公式YouTubeチャンネルで、「ロマンス編」「ビジネス編」の2種類に編集された第8話までの各話のダイジェストが無料配信された(番組終了後は配信も終了した)[29]。
日向徹は若くして時価総額3000億円のベンチャーIT企業「NEXT INNOVATION(ネクスト・イノベーション)」(以下、記述上は適宜NIとする)を率いる社長であり、天才と評されるが傍若無人で毀誉褒貶の激しい人物である一方、母に捨てられた心の傷を密かに抱えている。ある日彼は自社の会社説明会で、東大生ながら折からの就職難で内定ゼロの就活生女子と出会う。その名は澤木千尋といい、彼の探している実母と同姓同名であった。日向は彼女を自分が力を入れる戸籍情報管理システム「パーソナルファイル」(以下、PF)の計画にインターンシップとして参加させる。しかし彼女の名は実は偽名であった。彼女は日向の実母の知人で、日向は覚えていなかったが数年前に日向本人と出会っており、彼を実母に会わせてやれなかったことを悔いていた。そのことからつい澤木千尋の名を騙って彼の前に現れたのだが、やがてその素性は日向にばれてしまう。
日向は一旦彼女を解雇するが、彼にとって今まで出会ったことのないタイプの彼女はPF開発への新しい視点を与えてくれるとして、夏井真琴という本名を明らかにさせた上で再度雇い入れる。真琴は日向に惹かれていき、彼の傍で力になりたいと考えるようになる。しかし、真琴がもたらした日向の変化は、彼と固い友情で結ばれていた副社長・朝比奈恒介との関係にひびを入れてしまう。朝比奈は日向を裏切り、元社員の遠野を利用して顧客情報流出事件を起こし会社を危機に陥れ、日向を解雇して社長の座を乗っ取る。真琴はようやく手にした企業研究員の内定を断り、社員にも見捨てられて会社を去る彼にただ一人ついていく。
二人は新会社を設立し、個人資産も失い無気力に陥った日向が真琴の励ましで立ち直った頃、朝比奈は遠野の裏切りにより背任などの罪で逮捕される。日向を慕うNI社員たちを迎えて新会社が次第に成長する中、真琴は困難を乗り越えて人間的にも成長した日向に対し、自分にできることは何もないと考えて彼の傍にいるのが辛くなり、企業研究員の採用を再び受ける。日向は連絡を絶った真琴を心配して探すうちに実母と再会し、長年のわだかまりを解消するとともに真琴への特別な感情を自覚する。しかし日向はその思いを素直に告白できず、二人の関係はすれ違う。
日向は経営危機に陥ったNIを存続させるため同社の社長に復帰し、拘置中の朝比奈とも和解し謝罪を受け入れる。何とか経営危機を乗り切った矢先、真琴が研修のためブラジルに出発することを知った日向は彼女を空港まで追いかけて愛を告白し、自分の仕事であるITの技術で地球の裏側で働くことになる真琴との距離を無くしてみせると約束する。1年9か月後、日向は刑期を終えた朝比奈を迎え、二人の友情は復活する。そしてブラジルから帰国した真琴は、恋人として日向に迎えられる。
スペシャル版『in ニューヨーク』は、連続ドラマ最終話の空港での告白からラストシーンの1年9か月後の間に起こったストーリーで[5]、社会人となり日向と遠距離恋愛中の真琴が一時帰国し、短期間日向と二人で暮らすが生活に対する価値観の違いや仕事との向き合い方で争い、一旦別れを決意するものの再び結ばれるまでを、ニューヨークでの交渉を含めたPFプロジェクトの進捗や朝比奈の復帰の背景を交えて描く。
「NEXT INNOVATION」社員の肩書の出典は公式サイト、ノベライズ、月刊『ドラマ』収録シナリオ、およびコンテンツの「NEXT INNOVATION」サイト[30]より。読み仮名などの出典は公式サイト相関図と放送やホームメディアで確認できるものである[31]。
放送途中の9月14日に発売された雑誌『オリ★スタ』の「ドラマ☆AWARD2012夏」で、「オリスタGIRLS1000人が選んだ好きな夏ドラマ」第1位に選ばれた。恋愛ものと同時に現代の企業をリアルに描いた点、展開のテンポの良さ、「毎回、ある謎が登場し、その回のうちに解決してはまた次の謎が……という展開」「ドラマの連続性を生かしたストーリー」などが評価されている[35]。
日刊スポーツ・ドラマグランプリ・2012年夏ドラマ選考では、小栗旬が主演男優賞、石原さとみが助演女優賞を受賞し2部門を制したほか、助演男優賞の3位に井浦新、作品賞でも2位となった[36]。
第74回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(2012年11月発表)では、主演男優賞に小栗旬、助演女優賞に石原さとみが選ばれたほか、作品賞で3位、助演男優賞で井浦新が3位、ドラマソング賞で「ヒカリヘ」が2位となっている[37]。
インスタントメッセンジャーによるSNSサービス「LINE」の石原さとみ公式アカウントあてのメッセージとして、最終回放送前日の「最終回予想」に12万件、「最終回直後の感想」に約16万件が寄せられた[38]。
本作に関しては、恋愛ドラマの陰にアイデンティティを巡る問題を描いているという複数の指摘がある。早稲田大学文化構想学部教授(テレビドラマ研究)の岡室美奈子は、一見シンデレラ・ストーリー風ながら、偽名を名乗るヒロインや、実の母を知らず戸籍管理のシステムを作って母を探し求める主人公など、主要人物は自分自身がよく分からない者たちとして設定されており、古典的な「自分探し」のテーマを現代のバーチャルな時代の中で追及する物語であると分析した。そして同時期放送で同じく戸籍問題をテーマとした『息もできない夏』のアプローチがストレートであることと対比し、さまざまな要素の複合的な絡まりの向こうに深いテーマが見えてくる仕掛けがあり、恋愛も要素の一つとしてほどよいさじ加減で含まれていると評価した[39]。
また、ライターの木俣冬は、当初のヒロインの名「千尋」からアニメ映画『千と千尋の神隠し』を連想し、本作の「名前を覚えられない」主人公の設定と同アニメの名前を奪われて湯屋で働くキャラクターたちが登場する物語の構造などに共通性を見出し、やはりアイデンティティの問題を描いているとした。そして「社会の中で便宜上分たれた、リッチとプア、男(日向)と女(真琴)などのカテゴリーを有機的につなげていくことを描いている」、確かなつながりの見えない時代の「さみしい狭間をさまようニッポン人を鮮やかに描いた作品」であると評した[40]。
評論家の宇野常寛とライターの成馬零一の対談では、フジテレビの月9枠という、「面白い作品を作るのと同時に、皆に観てもらえる作品でなければならない」ドラマ枠が試行錯誤の末に見出した新しい恋愛ドラマとして評価されている。この対談では、ここ数年のフジテレビのドラマでは、フジテレビヤングシナリオ大賞出身の脚本家や若手俳優を積極的に起用して、新人を育てようという明確な姿勢があるという流れとともに本作も評価されている。また、トレンディドラマ以降のフジテレビの恋愛ドラマが失ってきた「社会」との接点が、仕事というもう一つのテーマを魅力的に描いたことで取り入れられ、これをバランスよく配したことで恋愛の部分も輝いたと評価している。そして、主人公カップルの恋愛ドラマを盛り上げる「当て馬」の役割が女性のライバルである燿子ではなく、男性の朝比奈であり、主人公の日向を皆で取り合うという構造に制作陣のボーイズラブ的センスを見出している。この背景には、恋愛ドラマの訴求力が低下したゼロ年代のトレンドであった友情ドラマがあり、月9枠として恋愛ドラマを回復するならばもはや同性のライバルではヒロインの当て馬にならず、友情と恋愛の中間である朝比奈と日向の関係を対立構造にして構成し、ゼロ年代的なものをなかったことにせず新しい恋愛ドラマをつくりだしたという点でも重要な作品であったと結論付けられている[41]。
以上、出典:[31]
主題歌「ヒカリヘ」(ソニー・ミュージックレコーズ)は、miwaによる楽曲である。この作品は書き下ろしによるもので、miwaはドラマの台本を読んだ上で作詞作曲している。また、この作品ではそれまでの彼女の曲にない4つ打ちのダンスエレクトロサウンドに挑戦した[42]。編曲とプロデュースはNaoki-Tによる。
製作にあたって増本プロデューサーは、「前向きで疾走感のある楽曲でドラマを盛り上げたい」と考え依頼したと述べ、またmiwaが制作当時、就活中のヒロインと同じく現役の大学4年生であったことから、「ヒロインの気持ちを我々よりも近いところで感じて、詩に投影してくださいました」とコメントしている[43]。
同曲はシングルがオリコンチャート最高4位をはじめ[44]、単独楽曲の配信においてもレコチョクでの4部門1位、着うた月間ランキングの2か月連続1位など、配信開始後長期間にわたって高い支持を集め、ロングランヒットと評価された[44]。
挿入歌となった「Napa」「HiKARiE Remix 〜English version〜」(「ヒカリヘ」の英語詞版)も同じくmiwaによるもので、「ヒカリヘ」にカップリング曲として収録された。
なお、本編初回放送開始前の期間におけるCM、番宣などには、ケイティ・ペリーの「パート・オブ・ミー」が使われていた。本編放送時には一度も流れていない。
スペシャル版では挿入歌としてmiwaの新曲「Delight」が制作、使用された。この曲もレコチョクの着うたランキング2013年4月2日付で1位を獲得している[45]。同年5月22日に発売のアルバム『Delight』に収録された。
話数 | エピソードタイトル | 初回放送日 | 演出 | 視聴率[46] |
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第1話 | 資産250億の男と就職難民女の最低最悪の出会い | 2012年7月 9日 | 西浦正記 | 13.9% |
学生会館の一室からスタートしたIT企業「NEXT INNOVATION」(以下、NI)は、国が推進する共通番号制度の導入に先駆け、戸籍をインターネット上で管理するシステム「パーソナルファイル」(以下、PF)を計画する。 その若き社長・日向徹は、自社の会社説明会に訪れた女子東大生がこれまでに内定を一つも得ていないことを理由に無能だと罵るが、反発して食ってかかってきたその学生の名が澤木千尋だと聞かされ、自分の探している実の母親と同姓同名であることを知る。後日、日向はPFのプロジェクト成功に向けて総務省の女性事務次官・藤川に「気に入られるため」と称し、千尋を呼び出してプロジェクトの資料を覚えさせ、彼女に高級ブランドの服を見立てて総務省との昼食会に同席させる。会合は成功したが、千尋は藤川の触れられたくない過去を話してしまい、日向に責められる。副社長の朝比奈は泣きだした千尋を気遣い食事に誘うが、その途上、二人きりの車中で「澤木千尋」の名が偽名だと指摘し、名を隠した真意を問う。 | ||||
第2話 | 動き始めた運命 嘘つきは恋の始まり | 7月16日 | 西浦正記 | 11.3% |
千尋は朝比奈に対し偽名を使っていることを認めるが、藤川が千尋を気に入っていることもあり、偽名のままPFプロジェクトに契約社員として雇われながら並行して就職活動を続け、朝比奈も彼女の立場をそのまま見守り続ける。日向は千尋に対しては大いにバカにしていたが、調子を狂わされると感じながらも母と同じ名の彼女が気になり、失うのが惜しいという心理を知人の僧・笛木にだけ語っていた。だが、千尋が学生であることを隠していたことがほどなく藤川に知られてしまい、NIは総務省との会合に出入りを禁じられてしまう。しかし、内定が決まっていた会社の最終面接を諦めてまで連日藤川に謝罪を続けた千尋と、圧倒的に優れた社会保障システムのプログラムを見せた日向の交渉によって藤川の心をつかんだNIは復帰を許され、千尋は引き続きインターンシップとしてプロジェクトに関わることになる。 | ||||
第3話 | 明かされた過去…。恋が壊れるとき | 7月23日 | 田中亮 | 13.1% |
NIではプログラマーが「デスメール」と呼ばれるメール1本で解雇され、千尋は日向のやり方を悪趣味と批判する。千尋は友人の遙香に日向と過去に知り合った思い出について打ち明ける。千尋が高校生の頃、日向は千尋の住む田舎町を訪れ、母を探しに来ていたが、その人が実は千尋の知人であることを伝えられないまま、彼は町を去っていた。また、朝比奈の妹・燿子は日向への恋を自覚し、千尋も彼に恋をしていると見抜いてライバル宣言をする。千尋は解雇された坂口と日向の間を取り次ぎ、日向は坂口の資質を見抜いて新会社を設立させる。朝比奈はその様子に複雑な表情を見せる。その後、偽名の件をなかなか言い出せないでいた千尋は、酔った勢いで不用意にそのことを告白してしまう。 | ||||
第4話 | キスでよみがえる、忘れられた恋 | 7月30日 | 田中亮 | 11.8% |
開発陣によるPFのシステムの出来に不満を抱いた日向は、自らの手でプログラムを組み始めていた。一方、偽名の件で怒りを買い日向に解雇された千尋は、彼に詫びるためPF開発に役立つことをしようと、役所の業務や共通番号制度に関するアンケートを取っていたところ、不審者と誤解を受けた挙句警察署に連行されてしまい、日向に迎えに来てもらう羽目になる。日向は開発中のシステムを千尋に見せているうちに、ユーザーの目線でシンプルなインターフェースにすべきだということに気付き一から作り直す。そんな彼に千尋はこっそりと日向の母が暮らしている住所を教える。日向はまた改めて彼女を採用し、千尋は夏井真琴という本名をNIスタッフたちに明らかにする。 同時に朝比奈はNIを一流企業にしたいという考えから大手通信会社「JIテック」との提携を進めていたが、日向はそれを一蹴する。また、日向が真琴と共に開発した新しいインターフェースに対しても、朝比奈は以前の物を支持して見解が食い違う。日向は朝比奈に失望したと口にし、朝比奈は愕然とする。 | ||||
第5話 | あなたを支えたい…二人で迎えた朝 | 8月 6日 | 西浦正記 | 10.2% |
日向と燿子の接近に真琴がうろたえる中、PFの実証実験を、真琴の知人でもある青山が農業を営む村で行うことになった。日向は真琴と小川を伴って農村での実験を始めるが、老人の多い村人たちはITに疎くパソコンを触ることすら抵抗があり、思うようにいかない上にライバルのJIテックの開発が順調に進んでいるというニュースが飛び込んでくるなど、苦境に陥る。日向を心配する真琴は、青山の言葉を受けて彼を励まし、日向は再び前向きにPF開発を進めていく。真琴は日向を傍で支えたいと思うようになっていた。しかし、その裏で朝比奈は日向を陥れるべく罠を仕掛ける。NIユーザーの個人情報を盾に強請りを働いてきた元社員の遠野に階段から突き落とされた朝比奈は、自ら足に大怪我をさせて遠野を傷害罪で告訴すると逆に脅し、彼を利用して日向が自分の株の一部を手放すよう追い込んだのである。さらに、約500万人のユーザーの個人情報が流出、日向は窮地に立たされる。 | ||||
第6話 | 消えた三千億円!そのとき君はいない… | 8月13日 | 田中亮 | 8.9% |
流出騒動によりNIの株価は下がり続けるが、内部に疑わしい人物は見当たらない。プロジェクトも進められず、真琴は対策のために動きたいと希望したものの、契約期間が残り少ないため対策チームからも外されてしまう。 一方、個人情報を遠野に流出させた張本人である朝比奈は、暴落したNIの株を買いしめるよう何者かに指示していた。そんな中開かれた株主総会は、株主たちの怒号が飛び紛糾の幕切れとなった。朝比奈は日向を強く責め立て、PFの計画は母親を探すのが目的だったのだろうと指摘する。日向は真琴に、母の件はきっかけに過ぎないが、生きているかどうかさえ分かればよかったのだと語る。 自宅で落ち込んでいた日向は、以前「へこんだ時はいつでも呼んでください」と言ってくれた真琴の携帯に電話をかけてみるが、応答はない。その頃、朝比奈は真琴に日向への思いを問い詰め、彼女への好意を告白していた。そのとき日向のもとに燿子が訪れ、彼に好きだと迫る。真琴からの折り返しの着信に気付かないまま、二人は抱き合う。 | ||||
第7話 | 社長交代…!? さようなら愛しき人 | 8月20日 | 西浦正記 | 12.2% |
NIが総務省から業務停止命令を受け、社内で対応を考える日向に、朝比奈は真琴に告白し振られたと話す。燿子とキスをした日向も、ぎりぎりのところで彼女を拒んでいた。真琴は日向の電話に出られなかったことを謝り、社員たちは日向の味方であり、トップとして虚勢を張ってでも自分たちを安心させてほしいと励ます。日向は自分の株を担保に借金をして情報流出の被害者に謝罪金を出すことにし、それによって事態は改善に向かい、株価も上昇する。日向はこの勢いに乗ってPF事業を役員たちに認めさせるが、同席で山上から社長解任動議が出され、日向の社長辞任が採択される。それは朝比奈の仕組んだ計画の一環だった。ある日、真琴は大学研究室での実績が買われ、大手製薬会社の研究員としてスカウトを受ける。何よりも望んでいた就職だったが、真琴は日向の元で働きたいと思っていた。真琴はその気持を日向に伝えるが、日向は真琴の将来を考えてそれを断る。一方燿子は、偶然兄の日向への裏切りを知り問い詰めるが、彼は日向と勝負するためだと答える。燿子は日向にこの事実を伝えることが出来なかった。社長に就任した朝比奈は突然日向に解雇メールを送る。日向は朝比奈の暗躍を知り、記者会見で社長辞任とNIからの退職を表明する。 | ||||
第8話 | すべてを捨てて君と…明日への旅立ち | 8月27日 | 田中亮 | 12.9% |
日向に問い詰められた朝比奈は、これまで仕組んだことを平然と認める。山上は、個人情報流失の謝罪金にあてたため日向の個人資産がほとんど残っていないこと、朝比奈の自社株保有率が40%を超えたことを伝え、さらにPFから手を引くよう通告する。日向はそれを拒絶し、安岡らを誘ってPF開発の新会社を作る決意をする。真琴は製薬会社との話を進めていたが、インターンシップ終了日に朝比奈からNIへの正規採用を打診される。送別会の席で日向は過去を振り返り、朝比奈への感謝を述べる。ところがその最中、記者会見の様子がテレビで流れ、朝比奈よりNIがJIテックと提携してPFを開発していくことが正式に発表される。日向はPFの所有権を完全に失い、引き抜こうとした社員たちにも断られる。日向に花束を渡す朝比奈は「お前は俺がいなければ何もできない」と言い放ち、日向は怒りのあまり暴れて会場を出ていく。日向のあとを追おうとした真琴は朝比奈に止められるが、彼の行動を咎め「自分は日向のことが好きだ」と告げると日向の後を追った。オートバイに乗って去ろうとしていた日向に追いついた真琴は、製薬会社の内定と朝比奈からの誘いを断ったことを告げ、彼について行くと宣言。二人は新しいスタートの記念にNIが入るビルの前で写真を撮ると、日向バイクに二人乗りしでNIを後にした。 | ||||
第9話 | 私を信じて! あなたの壁を壊したい | 9月 3日 | 西浦正記 | 13.7% |
資産を失い自宅を手放した日向は笛木の寺に居候し、真琴と新会社を始める。しかしPFという目標を奪われた日向は気力を失っていた。新社長となった朝比奈はJIテックからPFのコストダウンを迫られインターフェイスを改変させるが、藤川事務次官は日向が以前作成したPFの方が優れていたと苦言を呈する。その言葉を受けた朝比奈は苛立ち、創業以来の社員たちの誓いが書き込まれた社内の壁「ウォール」を白く塗りつぶす。朝比奈の姿を見ていた山上は彼が日向を切ることを止めるべきだったと後悔する。 燿子は日向に兄のことを詫び情報漏洩の証拠を渡すが、日向はもはや執着を見せずそれを拒絶する。燿子は日向にカフェで語り合う朝比奈と真琴の姿を見せるが、日向の様子にその行為が彼を傷つけたと気付く。このことで真琴と口論になった日向は、彼女も母や朝比奈のように自分から去ると思い悲観しかけるが、事務所を見渡し壁一杯に張られた紙に気づいた。その紙には藤川に突然呼び出されて以前のシステムをベースとしたPFの改良を非公式に依頼された真琴が、その問題点を全て暗記し箇条書きに書いていた。自暴自棄の状態から目覚めた日向は、その仕事を見事に仕上げる。表向きはJIテックが改良したものとされていたPFが、実は彼日向の手がけた物だと知った安岡・小川・細木はNIを辞めて彼の元へ向かい、彼らの新会社は「WONDER WALL(ワンダー・ウォール)」(以下、WW)と名付けられた。数日後、朝比奈が情報漏洩とインサイダー取引などの罪で逮捕されたニュースが流れ、一同は呆然とする。 | ||||
第10話 | あふれる想い…私たちが出した答え | 9月10日 | 田中亮 | 15.8% |
日向は朝比奈の件で東京地検から事情聴取を受け、遠野が日向たちを見返し、認めてもらいたいという気持ちから彼らを陥れたと自供したことを知る。日向は朝比奈との面会を望むが、彼は肉親の燿子と会うことすら拒んでいた。日向は真琴と共にWWの営業に力を入れる。今まで人に頭を下げることの少なかった日向は真琴の協力で懸命に努力をして少しずつ世間と折り合い、業績を伸ばし再度認められていく。一方、NIは経営危機に陥り、その状況を打開するために山上は日向に社長への復帰を打診する。そんなある日、真琴は日向に理由を告げず休みを申し入れ、製薬会社の研究所で実験のアルバイトを始める。WWの経営が軌道に乗り、NI時代以上に成長した彼がもはや自分を必要としておらず、魅力的すぎる日向の側にいることを辛いと感じたからだった[47]。日向は連絡の取れなくなった真琴を心配して彼女の実家へ向かうが、その途中で休暇中の燿子と出会い、一緒に現地に向かう。真琴は実家にはいなかったが、兄を通じて日向の実母の居場所を知っていた燿子は、彼に母に会うことを勧める。実母の定食屋に入った日向はお互いに名乗ることはなかったが、母の作るオムライスを食べ、捨てられた恨みや怒りを抱くこともなく、元気だったことを喜びながら定食屋を後にする。帰りの駅で燿子は、今の日向が一番会いたい人は母ではなく真琴だと助言し、日向自身も素直に認める。東京に戻った日向は真琴のいる研究所へ向かう。真琴は研究所で働いて仕事ができるようになりたいと言い、日向も朝比奈の戻る場所を残したいという思いからNIへの復帰を決めたと告げる。しかし、日向は一番会いたい人が真琴であると肝心なことを伝えられないまま、二人は離れてしまう。 | ||||
第11話 | 最終回・君のもとへ…二人の未来 | 9月17日 | 西浦正記 | 13.2% |
日向の社長復帰会見を見た真琴は思わずNIに向かい、日向と偶然会ってしまう。倒産の可能性もある厳しい状況に悩む日向は真琴がブラジル勤務になると聞いて動揺し、彼女の仕事を侮辱してしまい、二人は口喧嘩になる。一方、日向の復帰を知った朝比奈はついに面会に応じる。日向はNIを絶対に無くさないと宣言し、朝比奈に帰って来いという。朝比奈は泣き崩れ、土下座して日向に謝罪する。先日の口論を後悔した日向は真琴に電話で謝り、仕事の後に会おうと誘うが、翌朝真琴は日向のことを「好きすぎて辛い」という言葉を電話で残し連絡を絶ってしまう。混乱した日向は朝比奈と面会してアドバイスを求める。朝比奈は「それはお前の気持が知りたいということだ」と教える。そして、真琴が日向を変えてしまったことに自分は嫉妬していたのだと打ち明ける。 日向はJIテックと交渉し、PFによる将来の一切の利益の譲渡と引き換えに一連の問題に対する賠償金の減額を迫り、加えてNIを開発に関わらせることと50億の開発費を要求する。難色を示す幹部たちの中、社長の宇田川はこの提案に興味を示す。条件となった運用実験はWW社員の協力もあって成功し交渉は成立、倒産は回避された。 経営危機の回避を祝うパーティーで、日向は社員一人一人の名前を言い当てて見せ、社員たちを感動させる。そこで真琴がWWオフィスにいることを知った安岡は気を遣って日向を会いに行くよう促す。だが、日向が訪れた時には既におらず、真琴はブラジルへの研修に出発しようとしていた。社員一同はネット上のつぶやきなどを分析して真琴の出発便を調べ上げ、日向は彼女を空港で捕まえる。日向はついに真琴に愛を告白するが、ブラジルへ行かなくてはならない真琴はその距離にうろたえる。しかし、ITの根本的意義は「大切な人」を思う気持であると考えるようになった日向は、その距離を埋めるのが自分の仕事だと豪語し、二人はキスを交わす。 1年9か月後、出所した朝比奈はNIに向かい、社員たちに頭を下げたあと、新たに日向たちの誓いが書き込まれているウォールに「俺たちならできる!!」という言葉を書く。日向と真琴はビデオチャットで日本-ブラジル間の距離を越えて交際を続け、帰国した真琴はウォールの前で日向に迎えられる。 | ||||
スペシャル | リッチマン、プアウーマン in ニューヨーク | 2013年4月 1日 | 西浦正記 | 15.3%[48] |
日向と真琴は空港での告白のあと、遠距離恋愛を続けている。ある日仕事でニューヨークを訪れた日向は、研究発表会で現地に来ていた真琴と久しぶりに逢瀬を楽しむ。数週間後、真琴はブラジルの研究所がカーニバル休暇のため1週間限定で日本に帰国し、周囲の勧めで日向の部屋に滞在する。二人は直接会って過ごせることを喜ぶものの、スタイリッシュな生活スタイルの日向と生活感丸出しの真琴の共同生活は噛みあわない。 一方、刑期を終えた朝比奈は、ビジネスへの復帰は考えずにひっそりと過ごしていた。PFプロジェクトではJIテックが専用端末のみで利用できる方向を進め、個人のPCで利用できるシステムを追求する日向と対立する。日向はこの難局を乗り越えるため朝比奈にビジネスパートナーとしての復帰を望むが、その決断は社内外で反発を生む。再会した朝比奈も、自分に頼るのは同じことの繰り返しで安易な方法だと申し出を断る。 滞在中、真琴は勤務先が外資系企業に買収され、次の勤務地がボストンになると聞かされる。今後日本に帰るのは難しくなる可能性があり、真琴は日向の側にいるために退職して日本で再び地獄の就職活動をするか、そのまま勤務するかの決断を迫られる。日向に相談しようとした真琴は、社員からハードワークに対する反発を受けて悩んでいる彼と言い争いになる。部屋を出ていった真琴は、偶然朝比奈と再会して日向のことを語り合う。数日後、研究者としてまだまだ未熟なことを自覚した真琴は、ボストン行きを決める。 安岡夫妻の結婚式の日、日向はJIテックが経営破綻したことを知り、会合に向かう。日向はPFの利益を経営再建に充てることを勧めると同時に、PFのプログラムをオープンソース化して個人端末に対応させるアイデアを提案して受諾され、JIテックの幹部や開発社員たちの士気を鼓舞する。その後ようやく式場に来られた日向は、真琴とともに幸せそうな夫妻の姿を見ながら、自分たちはあのようなカップルにはなれず、仕事を通じて繋がっていた戦友のようなものだと語り合う。そして、日向は真琴に別れを告げ、真琴はボストンに旅立つ。 日向は社員たちに改めてハードワークを厭わない姿勢を求めつつも、PFがあらゆる端末で使えるようになることを伝えて彼らを喜ばせる。その後、再びニューヨークでハードディスク確保の交渉をするも難航していた日向の元に朝比奈がビジネスマンとして現れ、JIテック内の開発チームがより高性能のものを実用化できる見込みを伝えプロジェクトを助ける。朝比奈は、自分も変わることを決意したと日向に語る。その頃、真琴の元にはNI社員たちから近くを訪れている日向に会うよう促すメールが次々と届き、日向が別れを決意したのは、真琴を傷つけたくないためだったと知る。真琴は日向の元に向かい、お互いに相手のために変わろうと決意する。その後、朝比奈が本格的にNIに復帰した日、真琴は帰国し、二人は真琴の希望通りお互いを下の名前で呼び合う仲になる。 |
フジテレビ系月9ドラマ「リッチマン、プアウーマン」オリジナルサウンドトラック(2012年8月29日発売、ポニーキャニオン)
リッチマン(朝鮮語: 리치맨)は2018年5月9日から2018年6月28日までドラマックスとMBNで放送された大韓民国のテレビドラマである[51][52][53]。
Ep | 放送日 | 平均オーディエンスシェア | ||
---|---|---|---|---|
AGBニールセン | TNmS | |||
MBN | ドラマックス | MBN | ||
全国 | ||||
1 | 2018年5月9日 | 1.5% | 0.2% | 1.6% |
2 | 2018年5月10日 | 1.0% | 0.2% | 1.0% |
3 | 2018年5月16日 | 1.2% | 0.1% | 1.1% |
4 | 2018年5月17日 | 1.1% | 0.3% | 1.2% |
5 | 2018年5月23日 | 1.4% | 0.2% | 1.1% |
6 | 2018年5月24日 | 1.0% | 0.2% | 0.8% |
7 | 2018年5月30日 | 1.4% | 0.1% | 1.3% |
8 | 2018年5月31日 | 0.9% | 0.2% | 0.7% |
9 | 2018年6月6日 | 1.9% | 0.2% | 該当なし |
10 | 2018年6月7日 | 1.4% | 0.3% | |
11 | 2018年6月13日 | 1.2% | 0.2% | |
12 | 2018年6月14日 | 1.0% | - | |
13 | 2018年6月20日 | 1.5% | 0.4% | |
14 | 2018年6月21日 | 1.1% | 0.1% | |
15 | 2018年6月27日 | 0.9% | 0.2% | |
16 | 2018年6月28日 | 0.8% | 0.3% | |
平均 | 1.21% | - | - | |
特別な | 2018年5月2日 | 該当なし |
『Faceless Love รักไม่รู้หน้า』は2023年にPrime VideoとGMM 25で放送されたタイのテレビドラマである。
クー・エッカシット・トラクーカシムサックが監督し、GMMTVがKeng Kwang Kang Waisaiと共に日本の『リッチマン、プアウーマン』のタイ版リメイクとして制作した本作は、2022年11月22日に開催された「GMMTV 2023 Diversely Yours,」のイベント内にて2023年放送予定の19のドラマプロジェクトのうちの1つとして紹介された。[60][61][62] 2023年11月8日よりPrime Videoで毎週水曜日と木曜日に配信され、2023年12月6日からはGMM 25でも毎週水曜日と木曜日の20:30 (ICT)に放送された。[63][64]
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