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ラモン・マルティネス
ドミニカ共和国の野球選手 (1968-) ウィキペディアから
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ラモン・ハイメ・マルティネス(Ramon Jaime Martinez, 1968年3月22日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身の元プロ野球選手(投手)。ボストン・レッドソックス等で活躍したペドロ・マルティネスは実弟。
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経歴
要約
視点
1984年9月1日にロサンゼルス・ドジャースと契約。1987年はA級で16勝5敗・防御率2.17を記録[1]。1988年はAA級・AAA級合計で13勝6敗・防御率2.58の好成績[1]を挙げてメジャーに昇格し、8月13日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で20歳の若さでメジャーデビュー。1989年は開幕をマイナーで迎えるも、好成績を挙げてメジャーに昇格。6月5日のアトランタ・ブレーブス戦でメジャー初完封[2]。終盤は先発ローテーションに定着し6勝4敗・防御率3.19を記録した。
1990年は6月4日のブレーブス戦で18奪三振完封勝利[3]を挙げるなど前半戦で9勝4敗・防御率3.20・131奪三振を記録[4]し、オールスターゲームに初選出される。後半戦で11勝2敗・防御率2.66[4]と更に調子を上げ、20勝6敗・防御率2.92・223奪三振、リーグトップの12完投を記録。サイ・ヤング賞の投票ではダグ・ドレイベックに次ぐ2位に入った[5]。オフに行われた日米野球にMLB選抜の一員として出場。1991年は前半戦で12勝3敗・防御率2.54を記録したが、後半戦は5勝10敗・防御率4.15[6]と調子を落とし、17勝13敗・防御率3.27の成績だった。1992年は自身初の開幕投手を務めるが、調子は今ひとつで8月25日を最後に離脱[7]し、8勝11敗・防御率4.00に終わった。1993年は10勝を挙げるが、リーグワーストの104四球。1994年はストライキでシーズンが打ち切りとなったが12勝、リーグ最多タイの3完封を挙げる。1995年は7月14日のフロリダ・マーリンズ戦でノーヒットノーランを達成するなど、後半戦で9勝1敗・防御率2.66[8]と調子を上げ、リーグワーストの81四球ながら17勝7敗・防御率3.66を記録し、チームの地区優勝に貢献。シンシナティ・レッズとのディビジョンシリーズでは第1戦に先発するが5回途中7失点で敗戦投手[9]となり、チームは3連敗で敗退した。サイ・ヤング賞の投票では5位に入った。オフにフリーエージェントとなるが再契約。1996年は8月29日のモントリオール・エクスポズ戦で弟ペドロ・マルティネスと史上6人目の兄弟同士の先発登板で対戦[10]し、8回1失点で勝利投手となった[11]。終盤に7連勝を記録[12]するなど15勝を挙げ、チームのワイルドカード獲得に貢献。ブレーブスとのディビジョンシリーズでは前年に続いて第1戦に先発し、8回1失点と好投[9]するが勝敗は付かず。チームは3連敗で敗退した。1997年は故障で2ヶ月以上離脱し、10勝を挙げるものの22試合の登板に留まる。1998年は4月5日のレッズ戦で6回までパーフェクト、8回1死までノーヒットに抑える好投[13]を見せるなど好調だったが、6月14日を最後に離脱し15試合の登板で7勝に終わる。オフに再びフリーエージェントとなった。
1999年3月11日にボストン・レッドソックスと契約し、弟と再びチームメイトになる。僅か4試合の登板で2勝に終わるが、チームはワイルドカードを獲得してポストシーズンに進出。クリーブランド・インディアンスとのディビジョンシリーズでは第3戦に先発し、6回途中2失点で勝敗付かず[9]。ニューヨーク・ヤンキースとのリーグチャンピオンシップシリーズでは第2戦に先発し、7回途中3失点と試合を作るが敗戦投手となり[9]、チームは1勝4敗で敗退した。2000年は開幕から不安定な投球が続き、10勝ながら防御率6.13と不調。オフに再びフリーエージェントとなり、2001年1月18日に古巣ドジャースと契約するが、開幕直前の3月28日に解雇。4月11日にピッツバーグ・パイレーツと契約するが、4試合の登板で0勝2敗と結果を残せず解雇され、現役を引退。
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詳細情報
年度別投手成績
- 各年度の太字はリーグ最高
- 「-」は記録なし
- 通算成績の「*数字」は不明年度があることを示す
年度別守備成績
- 各年度の太字はリーグ最高
獲得タイトル・表彰・記録
- 月間最優秀投手 1回:1990年6月
- ノーヒットノーラン 1回:1995年7月14日
- MLBオールスターゲーム選出 1回:1990年
背番号
- 48(1988年 - 2000年)
- 38(2001年)
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脚注
外部リンク
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