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ボートレースバトルチャンピオントーナメント(BOAT RACE BATTLE CHAMPION TOURNAMENT)は、ボートレースのプレミアムGI競走の1つ。
2019年度に新設された。通常の得点率勝負ではなく例年1月に開催されるファン感謝3days ボートレースバトルトーナメントに続く「トーナメント形式」(一発勝負)として4日間の短期決戦で行われる。 SGやG1競走が新設されるのは、2012年の賞金女王決定戦競走以来7年ぶり。紙面上では、BBCトーナメント(BBC TOURNAMENT)の略称が用いられる。
「BBCトーナメント」という略称から、BBCの略称を持つびわ湖放送の冠競走と誤解されがちだが関係はなく、会場も全国の競艇場で持ち回りとなっている。なお、びわ湖放送では自局の略称の「BBC」との混同を避けるため、ニュースでは正式名称の「ボートレースバトルチャンピオントーナメント」を用いている。
当年のグランプリ・グランプリシリーズ・クイーンズクライマックス・クイーンズクライマックスシリーズを除いた全てのSGおよびプレミアムG1競走(クラシック・オールスター・グラチャン・オーシャンカップ・メモリアル・ダービー・チャレンジカップのSG7大会とマスターズ・レディース・ヤングダービーのプレミアムGI3大会の合計10大会)に加えて一般戦のボートレースバトルトーナメント[1]の優勝者と、残りの選手は、クラシックからダービーまでのSG6競走、本競走とクイーンズクライマックスを除くプレミアムGI競走における出場選出順位上位15名の中から、当年1月1日から9月30日までの勝率の上位選手が選出される。尚出場要件を満たしていれば級別は問わず、本競走の出場権を既に獲得したレーサーが出場年度の対象レースを優勝した場合、各レース優勝者に与えられる優先出走権は「斡旋決定時における選出基準に基づく各競走の選出上位15名の内、過去9か月の勝率上位者」に回される事になっている。
2020年の第2回大会以降より前年度本競走の優勝者にも優先出走権を付与する[2]。スタート事故の罰則(当競走はプレミアムG1/G1/G2)適用期間中の者と褒賞懲戒規程により出場停止処分を受けた選手は除外され、負傷・病気・出産などで辞退する場合もある。また優先出走権を有している選手がそれらに抵触した場合はその優先出走権も取り消される。
2022年度からはレディースオールスター、全国ボートレース甲子園等に加えてボートレースグランプリ、クイーンズクライマックスの暮れのダブルグランプリも優先出場権付与の対象となり、全てのSGと全てのプレミアムGIが本大会への出場選手決定戦シリーズの形式となった。また、1月の開催に移り、ビッグレースとしては開幕戦として行われるようになった。
各大会の優勝選手がこの本大会にて何勝したのかを表記する。1番目のレディースオールスターと6番目の全国ボートレース甲子園、13番目のレディースチャレンジカップはG2競走として開催されて2022年大会から出場選手決定戦として仲間入りした。16番目にして最高峰の舞台と称されるグランプリ(賞金王決定戦競走)と17番目にして女子レーサーNo.1決定戦と称され大晦日決戦とも言われるクイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)は共に2022年大会以降の大会が対象となる。当年開催場とは最新年にて本大会が開催されたボートレース場を指している(★印はナイター開催されたボートレース場)。
順番 | タイトル名 | 正式名称 | 当年開催場 | 優勝回数 | 最新優勝選手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | レディースオールスター 2022年から出場選手決定シリーズに新設 | レディースオールスター競走 | 蒲郡★ | 0勝 | 優勝なし |
2 | ボートレースクラシック | 鳳凰賞競走 | 平和島 | 0勝 | 優勝なし |
3 | マスターズチャンピオン | 名人戦競走 | 若松★ | 0勝 | 優勝なし |
4 | ボートレースオールスター | 笹川賞競走 | 芦屋 | 0勝 | 優勝なし |
5 | グランドチャンピオン | グランドチャンピオン決定戦競走 | 徳山 | 0勝 | 優勝なし |
6 | 全国ボートレース甲子園 2022年から出場選手決定シリーズに新設 | 全国ボートレース甲子園競走 | 尼崎 | 0勝 | 優勝なし |
7 | オーシャンカップ | オーシャンカップ競走 | 児島 | 0勝 | 優勝なし |
8 | レディースチャンピオン | 女子王座決定戦競走 | 津 | 0勝 | 優勝なし |
9 | ボートレースメモリアル | モーターボート記念競走 | 福岡 | 1勝 | 寺田祥(2020年) |
10 | ヤングダービー | ヤングダービー競走 | 下関★ | 0勝 | 優勝なし |
11 | ファン感謝3days ボートレースバトルトーナメント 2022年から1月・新春開催→10月・秋開催に変更 | ボートレースバトルトーナメント競走 | 江戸川 | 0勝 | 優勝なし |
12 | ボートレースダービー | 全日本選手権競走 | 蒲郡★ | 0勝 | 優勝なし |
13 | レディースチャレンジカップ 2022年から出場選手決定シリーズに新設 | レディースチャレンジカップ競走 | 三国 | 0勝 | 優勝なし |
14 | チャレンジカップ | チャレンジカップ競走 | 三国 | 0勝 | 優勝なし |
15 | グランプリシリーズ 2022年から出場選手決定シリーズに新設 | 賞金王シリーズ戦 | 住之江★ | 0勝 | 優勝なし |
16 | グランプリ 2022年から出場選手決定シリーズに新設 | 賞金王決定戦競走 | 住之江★ | 0勝 | 優勝なし |
17 | クイーンズクライマックス 2022年から出場選手決定シリーズに新設 | 賞金女王決定戦競走 | 多摩川 | 0勝 | 優勝なし |
18 | BBCトーナメント (ディフェンディングチャンピオン) | ボートレースバトルチャンピオントーナメント (前回王者) | びわこ | 0勝 | 優勝なし |
19 | 同一年 複数タイトル者 | 上のSG・プレミアムG1・G2/全17大会で 2勝かそれ以上の選手が対象 | 複数場 | 0勝 | 優勝なし |
20 | 優先出場選手以外 | 上の18大会に於ける優勝選手以外 | 複数場 | 3勝 | 松井繁(2023年) |
出典はボートレースオフィシャルウェブサイトにあるBBCトーナメントの各回ページより。
回数 | 開催年 | 優勝戦日 | 開催場 | 優勝者 | |||||||
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選手名 | 登録番号 | 年齢 | 所属支部 | 枠番 | コース | 決まり手 | 当選手の優勝大会名 ベルト刻印場所 | ||||
1 | 2019年(令和元年) | 12月1日 | 平和島 | 田村隆信 | 4028 | 41 | 徳島 | 1 | 1 | 逃げ | なし(優先出場選手) 左側の最上部 |
2 | 2020年(令和2年) | 12月6日 | 若松[3][4] | 寺田祥 | 3942 | 42 | 山口 | 1 | 1 | 逃げ | メモリアル 左側の2段目 |
3 | 2021年(令和3年) | 12月7日 | 鳴門[5][6] | 丸野一樹 | 4686 | 30 | 滋賀 | 3 | 3 | まくり差し | なし(優先出場選手) 左側のど真ん中・3段目 |
4 | 2023年(令和5年) | 1月15日 | びわこ | 松井繁 | 3415 | 53 | 大阪 | 1 | 1 | 逃げ | なし(優先出場選手) 不明 |
5 | 2024年(令和年) | 1月14日 | 大村 | 関浩哉 | 4851 | 29 | 群馬 | 1 | 1 | 逃げ | なし(優先出場選手) 不明 |
※第2回大会(2020年)および第5回大会(2024年)はナイター開催。
ボートレースバトルチャンピオントーナメントではセミファイナルの準決勝終了後に決勝進出を決めたファイナリストの6人により決勝の枠番抽選を行なう。システムは上の大会形式にも説明している通り、あみだクジにより決定する。ここでは何番のあみだが選ばれたのかを紹介する。なお、順番は左から順に①・②・③・④・⑤・⑥・⑦・⑧・⑨・⑩となる。そして○は選手に選ばれた番号(対象番号)で×は選手に選ばれなかった番号(除外番号)として紹介している。
第1回/×・×・◯・◯・◯・×・◯・◯・×・◯
第2回/◯・◯・×・◯・×・◯・×・◯・×・◯
第3回/◯・◯・◯・×・◯・◯・×・◯・×・×
第4回/×・◯・×・◯・◯・◯・◯・◯・×・×
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