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ホセ・ピレラ
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ホセ・マニュエル・ピレラ(José Manuel Pirela, 1989年11月21日 - )は、ベネズエラのトルヒージョ州バレラ出身のプロ野球選手(二塁手、外野手)。右投右打。
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経歴
要約
視点
プロ入りとヤンキース時代

(2015年5月24日)
2006年7月2日にニューヨーク・ヤンキースと契約。
2007年は傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ヤンキース1でプロデビュー。65試合に出場して打率.273、4本塁打、29打点、15盗塁を記録した。
2008年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプレーし、35試合に出場して打率.234、10打点、4盗塁を記録した。
2009年はA級チャールストン・リバードッグスでプレーし、97試合に出場して打率.295、46打点、9盗塁を記録した。
2010年はA+級タンパ・ヤンキースでプレーし、130試合に出場して打率.252、5本塁打、61打点、30盗塁を記録した。
2011年はAA級トレントン・サンダーでプレーし、128試合に出場して打率.239、8本塁打、45打点、9盗塁のを記録した。
2012年はAA級トレントンでプレーし、82試合に出場して打率.293、8本塁打、33打点・9盗塁を記録した。
2013年はAA級トレントンとAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレー。AA級トレントンでは124試合に出場して打率.272、10本塁打、62打点、18盗塁を記録した。
2014年はAAA級スクラントン・ウィルクスバリで開幕を迎え、130試合に出場。打率.305、10本塁打、60打点、15盗塁と好成績を残し、9月16日にマーティン・プラドが故障者リスト入りしたため、ヤンキースとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[2]。9月22日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー。「9番・指名打者」として先発起用され、3打数2安打1打点だった[3]。この年メジャーでは7試合に出場して打率.333、3打点を記録した。
2015年は二塁手のレギュラーの可能性もあった[4]が、結局スティーブン・ドリューがレギュラーに定着した為、37試合の出場に留まった。打撃面では打率.230、1本塁打、5打点、1盗塁という内容だった。守備面では、二塁を27試合守って4失策、守備率.952という成績を記録したほか、3試合で外野守備にも就いた。
パドレス時代
2015年11月11日にロナルド・ヘレーラとのトレードで、サンディエゴ・パドレスへ移籍した[5]。
2016年は主に傘下のAAA級エル・パソ・チワワズでプレー。メジャーでは15試合に出場して打率.154だった。オフの12月2日にFAとなったが、6日にマイナー契約で再契約し、2017年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。
2017年は開幕をAAA級エル・パソで迎え[6]、6月6日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。
フィリーズ時代
2019年7月27日に金銭トレードで、フィラデルフィア・フィリーズへ移籍[8]。
広島時代

(2020年10月16日、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
2019年11月2日にNPBの広島東洋カープと契約を結んだ[9]。
2020年は、主に左翼手としてシーズン前半は1番、後半は6、7番に座り99試合に出場。鈴木誠也、堂林翔太に次ぐチーム3位の11本塁打を記録した。夏場以降は長野久義が左翼を守る関係で一塁手としても出場した。11月26日に、球団よりクリス・ジョンソンと共に翌年の契約は結ばないことが発表された[10]。
サムスン時代
2020年12月16日にKBOリーグのサムスン・ライオンズと契約した[11][12]。
2021年はチームの主力として140試合に出場して158安打、打率.286、29本塁打、97打点、OPS 0.854を記録[13]。2022年もチーム最多の28本塁打、109打点を記録した。2023年は、打率.285、16本塁打、80打点を記録した。2023年までサムソンと契約していた。
メキシカンリーグ時代
2024年1月26日、メキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズと契約した。
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選手としての特徴・人物
走攻守三拍子揃った選手。打撃では三振率が低く、コンタクト能力に優れた中距離打者[12]。守備では三塁、二塁、一塁、外野と様々なポジションをこなす万能性を持つ[14]。走塁では積極性があり、全力疾走に徹している[14]。
明るく社交的な性格であり、広島時代は春季キャンプから積極的にチームメイトに話しかけ、すぐに打ち解けた[15]。また、打撃不振に陥った際は自らチームメイトの鈴木誠也に助言を求めるなど向上心が高い[15]。
サムスンに移籍が決まると、広島時代のチームメイトである長野久義がサムスンOBでもある巨人時代のチームメイトの李承燁に連絡を取り、「人間性も実力も素晴らしい選手」とピレラを紹介している[16]。
「常にポジティブに、積極的に、ハッピーでいること」を信条とし、劣勢な状況であっても全力プレーを怠らない[17]。
広島時代のシーズン終了後、アメリカに帰国する際には、コーチの廣瀬純や主力選手から広島駅へ見送られ、「カープに戻ってきたい。それが一番の希望」と話したが、叶わなかった[15]。
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詳細情報
要約
視点
年度別打撃成績
- 2023年度シーズン終了時
太字はリーグ最多
年度別守備成績
- 内野守備
- 外野守備
- 2020年度シーズン終了時
記録
- NPB初記録
- 初出場・初先発出場:2020年6月19日、対横浜DeNAベイスターズ1回戦(横浜スタジアム)、1番・左翼手で先発出場
- 初打席・初安打:同上、1回表に今永昇太から右前安打
- 初本塁打・初打点:同上、9回表に国吉佑樹から中越ソロ
- 初盗塁:2020年9月30日、対読売ジャイアンツ17回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、6回裏に二盗(投手:田中豊樹、捕手:大城卓三)
背番号
- 67(2014年、2019年9月6日 - )
- 38(2015年 - 同年途中)
- 63(2015年途中 - 同年終了、2021年 - 2023年)
- 17(2016年)
- 2(2017年 - 2019年7月21日)
- 10(2020年)
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脚注
関連項目
外部リンク
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