ヘスス・アギラー

ベネズエラの野球選手 (1990 - ) ウィキペディアから

ヘスス・アギラー

ヘスス・アレクサンダー・アギラーJesús Alexander Aguilar1990年6月30日 - )は、ベネズエラアラグア州マラカイ出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。

概要 基本情報, 国籍 ...
ヘスス・アギラー
Jesús Aguilar
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2024年04月24日京セラドーム大阪
基本情報
国籍 ベネズエラ
出身地 アラグア州マラカイ
生年月日 (1990-06-30) 1990年6月30日(34歳)
身長
体重
190 cm
125 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 一塁手三塁手
プロ入り 2007年 アマチュアFA
初出場 MLB / 2014年5月15日
NPB / 2024年3月29日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
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経歴

要約
視点

プロ入りとインディアンス時代

2007年11月13日にアマチュア・フリーエージェントでクリーブランド・インディアンスと契約してプロ入り。

2012年オールスター・フューチャーズゲームの世界選抜に選出された。

2013年11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐためにインディアンスの40人枠入りした[1]

2014年はAAA級コロンバス・クリッパーズで開幕を迎え、37試合に出場。打率.298、7本塁打、19打点を記録し、5月15日にメジャーへ昇格した[2]。同日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー。「6番・指名打者」として先発起用され、2打数無安打1四球だった[3]。この年は19試合に出場し、打率は.121、3打点だった。

2015年は、7試合の出場に留まったが、打率.316を記録した。

2016年も出場機会は増えず、9試合で無安打に終わった。なお、マイナーのAAA級コロンバスでは137試合に出場して打率.247、30本塁打、92打点を記録し、インターナショナルリーグの本塁打王となった[4]

2017年1月26日にリッチー・シェーファー英語版の獲得に伴ってDFAとなった[5]

ブルワーズ時代

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ミルウォーキー・ブルワーズ時代
(2019年5月14日)

2017年2月2日にウェイバー公示を経てミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[4]スプリングトレーニングで良い成績を残し、開幕をメジャーで迎えた。 133試合に出場し、打率.265、16本塁打、52打点でシーズンを終えた。

2018年も同僚の一塁手エリック・テームズの怪我のために引き続き先発出場した[6]。前半戦終了時点で打率.307、23本塁打、67打点を記録し、オールスター最終投票で選出された[7]。また、本塁打競争にも出場した。後半戦は調子を落としたが、最終成績を打率.274、35本塁打、108打点の成績を残し、チームの地区優勝に貢献した。オフに、最高のパフォーマンスを記録したベネズエラ人選手に毎年授与されるルイス・アパリシオ賞を受賞した[8]

レイズ時代

2019年7月31日にジェイコブ・ファリアとのトレードで、タンパベイ・レイズへ移籍した[9]。オフの11月27日にDFAとなった[10]

マーリンズ時代

2019年12月2日にウェイバー公示を経てマイアミ・マーリンズへ移籍した[11]

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マイアミ・マーリンズ時代(2020年8月24日)

2022年8月26日にDFAとなり[12]、ウェイバー公示を経て8月28日に自由契約となった[13]

オリオールズ時代

2022年8月31日にボルチモア・オリオールズマイナー契約を結び[14]、9月1日にメジャーへ昇格した[15]。オフの11月6日にFAとなった[16]

アスレチックス時代

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オークランド・アスレチックス時代
(2023年5月12日)

2023年1月27日にオークランド・アスレチックスと1年300万ドルの契約を結んだ[17]

西武時代

2023年12月20日、埼玉西武ライオンズへの入団が発表された[18]。背番号は44[19]。単年契約で推定年俸は2億1000万円[20]

前年に退団した山川穂高デビッド・マキノンに代わる長打力を期待され、開幕戦に4番・一塁手で先発出場。開幕第2戦には来日初安打を適時打で飾った[21]。その後も中軸を担ったが不振に苦しみ、4月は23試合の出場ながら打率.212・2本塁打と成績が低迷した。5月8日に右足首痛で出場選手登録を抹消[22]されてから一軍出場はなく、8月には米国で右足関節後方の鏡視下クリーニング手術を受けたことが発表された[23]

シーズンオフには当初、西武側は故障が完治すれば契約を延長する意向であることが報じられていた[24]が、その後10月30日付で自由契約選手公示され[25]、来季の契約を結ばないことも発表された[26]

人物

父・ヘススと母・マリアの間に生まれ[27]、2人の姉がいる[28]

妻・スサーナとの間に2015年に長男、2021年に次男を儲けている[29][30]

愛称はオーランド・アルシアが名付けたディーノDino[31]

西武ファンで知られるお笑いコンビ、オードリー春日俊彰から教わったギャグ「鬼瓦」のポーズを出塁時や本塁打後のパフォーマンスとして行なっている[32]

詳細情報

年度別打撃成績

さらに見る 年 度, 球団 ...
















































O
P
S
2014 CLE 19383324000430001400131.121.211.121.332
2015 720190610072000000170.316.350.368.718
2016 9660000000000000010.000.000.000.000
2017 MIL 1333112794074152161415200032514948.265.331.505.837
2018 149566492801352503526510800010583614319.274.352.539.890
2019 9426222226509088334000431025911.225.320.374.694
TB 37107921324304391600031200221.261.336.424.760
'19計 13136931439741201212250000743028112.236.325.389.714
2020 MIA 5121618831521008863401042301405.277.352.457.809
2021 131510449491172302220693000746439311.261.329.459.788
2022 11345641537981801516149100527141068.236.286.388.674
BAL 1651492111011520000100130.224.240.306.546
'22計 129507464391091901617651100528141198.235.281.379.660
2023 OAK 361151048232054090001821313.221.281.385.665
2024 西武 3012411372350234100000902313.204.274.301.575
MLB:10年 795265823482885941072114104740211038235112262267.253.322.446.768
NPB:1年 3012411372350234100000902313.204.274.301.575
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  • 2024年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

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一塁(1B)三塁(3B)
























2014 CLE 1271424.97410000----
2015 4263011.000-
2016 7180021.000-
2017 MIL 7745544665.98810000----
2018 13289486492.996513001.000
2019 6040535438.99120000----
TB 159970111.000-
'19計 7550442449.99320000----
2020 MIA 3124320336.98910000----
2021 11382483894.991202001.000
2022 5743238442.992413001.000
BAL 6426041.000-
'22計 6347444446.992413001.000
2023 OAK 2411210213.984-
2024 西武 2520223116.996-
MLB 538362133633402.9921628001.000
NPB 2520223116.996-
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  • 2024年度シーズン終了時

表彰

MLB

記録

MiLB
MLB

NPB

初記録

背番号

  • 36(2014年 - 2016年)
  • 24(2017年 - 2019年7月30日、2020年 - 2022年8月27日、2023年 - 同年6月4日)
  • 21(2019年8月1日 - 同年終了)
  • 99(2022年9月1日 - 同年終了)
  • 44(2024年)

脚注

関連項目

外部リンク

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