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『Far Cry 4』(ファークライ4)は、ユービーアイソフトモントリオールスタジオ開発、ユービーアイソフト発売のファーストパーソン・シューティングゲーム。北米では2014年11月18日、日本ではMicrosoft Windows版以外が2015年1月29日に発売された[4]。
このフィクションに関する記事は、ほとんどがあらすじ・登場人物のエピソードといった物語内容の紹介だけで成り立っています。 |
ジャンル | ファーストパーソン・シューティングゲーム, オープンワールド |
---|---|
対応機種 |
PlayStation 3 PlayStation 4 Xbox 360 Xbox One Microsoft Windows |
開発元 |
ユービーアイソフトモントリオールスタジオ ユービーアイソフトシャンハイスタジオ(イエティの谷) |
発売元 | ユービーアイソフト |
シリーズ | ファークライシリーズ |
人数 | オフライン1人 (オンラインプレイは2人~4人) |
メディア |
[PS3/PS4/XBOne]BD-ROM [XB360]DVD-ROM [Windows]DVD-ROM/ダウンロード販売 |
発売日 |
2014年11月18日 2015年1月29日(Windows以外) |
対象年齢 |
CERO:Z(18才以上のみ対象) ESRB:M(17歳以上) ACB:MA15+ |
ダウンロードコンテンツ |
イエティの谷 2015年3月10日(XBOne) 2015年3月11日(PS3/PS4) |
エンジン | Dunia Engine 2 |
売上本数 |
[PS4] 6万6794本(2015年12月)[1] [PS3] 4万4,871本(2015年3月)[2] [XBOne] 1,920本(2015年2月)[3] |
ファークライシリーズ5作目。前作との物語上のつながりはないが、一部の武器、システムが(改善や変更をしたうえで)引き続き使用されている。
ストーリーを追うキャンペーンミッション以外にも、人質の解放や敵の殺害を目的としたクエストやアクティビティ、敵のウェーブを耐え抜くアリーナ、フィールド上にランダムに発生するカルマイベントなどが存在する。それ以外にも収集品のコレクタブル、動物の狩り、もしくはフィールド上の敵兵士とただ戦闘することもできる[5]。フィールドが山岳地帯となったため、グラップルアクションやジャイロコプターといった高低差のある場所を移動する手段が追加されている。
本作のシステムは、基本的に前作「ファークライ3」のシステムを踏襲しており、そこに新たな要素が追加された形になっている。
母親の遺言に従って、故郷である南アジアの小国・キラットに遺灰を携えて訪れたエイジェイ・ゲールは、入国時にキラット王立軍と反政府勢力・ゴールデン・パスの小競り合いに巻き込まれ、そのまま王宮へと連行されてしまう。現キラット国王であるパガン・ミンと対峙したエイジェイは、その狂気に満ちた振る舞いを目の当たりにし、ゴールデン・パスの手助けにより王宮から逃亡する。
逃亡の最中、ゴールデンパスの指導者であるサバルから、自分がキラットの英雄モハン・ゲールの息子であることを知らされたエイジェイは、ゴールデン・パスに加わり、パガン・ミンの軍との戦いに身を投じていく。
この節の加筆が望まれています。 |
本作の舞台である南アジアに位置する君主制の小国。四方をヒマラヤ山脈に囲まれた内陸国で、ネパール、ブータン、チベットなどの地方をモデルにしている[6][7]。
北緯27度7分から北緯30度60分、東経80度9分から東経90度0分にかけての地域に存在する[8]。西はKumsa、南はPapir Republic、東はYinkeという国・地域に隣接している[9]。
キラット国内の政治に民主主義的性格はなく、国王による独裁が横行する絶対君主制が敷かれている。ミン政権下での国家組織の全容は不明であるが、国軍であるキラット王立軍と国策プロパガンダを行う社会広報調和省、ベルタワーの放送などから労働省なる省庁が確認されている。内戦状態であるキラットでは、公式に反乱集団として認定されているゴールデン・パスへの対抗策としてベルタワーや街宣車を利用したプロパガンダ放送が毎日のように行われている。
対外関係は不明であるが、国内には在外公館に類する施設が存在せず、また内戦中であるため入国に制限がかけられている。
キラ製茶会社、ローカン・レンガ会社、KEO(キラット鉱希土採掘社)といった企業に関する施設も多く見られるが、経済水準は低く、国民のほとんどは農業に従事している。名産のキラ茶の生産が主産業の一つだったが、ミンによって麻薬の生産へと転換させられてしまった。ラクシと呼ばれる蒸留酒の製造も盛ん。
キラやバナシュール、ヤルンにヤクシニーといった神々の存在が広く信じられており、国内の随所に寺院・修道院・神殿・アシュラムなど信仰にまつわる建築物が存在している。「タルン・マタラ」という女性のシャーマンが存在し、キラットの土着信仰においては最も重要な存在と認識されている。
古くから王制国家であったが、19世紀前半にはイギリスの東インド会社の支配下にあった。1980年代に王制廃止を唱える国家主義者によるクーデターによって国王が殺害されてキラットは混乱状態となる。王室内部にいたモハン・ゲールはパガン・ミンの傭兵組織の協力を得て、国家主義者の鎮圧に成功し、皇太子を擁立して国体の維持を図るが、パガン・ミンの裏切りによって失敗した。国王に即位したパガンを失脚させるべく、モハンはゴールデン・パスを組織して、抵抗運動を始めたことにより再びキラットが内戦状態となった。
モハンはタルン・マタラである妻イシュワリを国家元首とする神権政治を主体とした宗教国家を築くことを夢想していたが、旧套に囚われた戦術が災いして戦況が悪化していた。ゴールデン・パスの勢力が衰える中、モハンはイシュワリを使ったパガンに対する工作活動を実行したが、最終的には失敗し、モハンはパガンとイシュワリの間にできた子供を殺したことにより、イシュワリに殺害された。これにより、パガンの影響力は確固としたものとなり、ゴールデン・パスは消滅こそしなかったものの急激に力を失った。
国土は南北に地域が分かれており[10]、キングス・ブリッジという橋だけで往来ができる。首都らしき街を含めておよそ近代的な都市部はなく、国内全域に小さな集落が点在するのみである。小国ではあるが、国内には国際空港も存在する。
国内には25ヶ所[11]の軍事基地と17基のベルタワーがあり、その他の発見可能なロケーションは大小合わせて200以上に及ぶ。国土を大きな川が縦断しているが、急峻なヒマラヤ山脈に囲まれた地形により国外からの流入・国外への流出は見られない完全な内陸湖地域となっている。
山岳地帯が多く、起伏に富んだ地形が広がる。ゴールデン・パスの勢力が支配的である。
南キラットに比べて面積は3分の2ほどで、起伏が少なく平野が多い地域。気候は寒冷で、東部では乾燥地帯も広がる。王立軍の特に近衛兵の支配が強い地域である。
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