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『ファイアーエムブレム 烈火の剣』(ファイアーエムブレム れっかのけん、FIRE EMBLEM THE SWORD OF FLAME、FIRE EMBLEM The Blazing Blade)は、ファイアーエムブレムシリーズの第7作目として2003年4月25日に任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス用ゲームソフト。開発元はインテリジェントシステムズ。キャッチコピーは「人は、物語と共に成長する」。
ジャンル | シミュレーションRPG |
---|---|
対応機種 | ゲームボーイアドバンス[GBA] |
開発元 | インテリジェントシステムズ |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー |
成広通 出石武宏 山上仁志(スーパーバイザー) |
ディレクター |
金田妙子 西村健太郎 |
シナリオ |
Ken Yokoyama 前田耕平 堀川将之(シナリオサポート) |
プログラマー | Makoto Katayama |
音楽 |
辻横由佳 春山沙樹 |
美術 |
Sachiko Wada(メインデザイン) 樋口雅大(グラフィックチーフ)[1] |
シリーズ | ファイアーエムブレム |
人数 | 1人(通信闘技場は2 - 4人) |
メディア | ROMカセット |
発売日 |
2003年4月25日 2003年11月3日 2004年2月20日 2004年7月16日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI: 7+ OFLC: G8+ |
売上本数 | 約27.2万本[2] |
その他 |
GBA専用通信ケーブル対応 封印の剣との連動機能あり |
日本以外では本作がFEシリーズとしての第1作目になったことから、サブタイトルの無い『FIRE EMBLEM』の表題にて2003年11月から2004年7月にかけてアメリカ・カナダ・ヨーロッパ(英語・ドイツ語・フランス語版と英語・スペイン語・イタリア語版の2バージョン。どちらのバージョンもゲーム開始時に言語を選択)・オーストラリア・ニュージーランドで発売された。
一方、日本国内発の訳題としては、2004年4月刊行『ファイアーエムブレムキャラクターズ 封印の剣&烈火の剣』の表紙にてTHE SWORD OF FLAMEと、2017年2月リリース『ファイアーエムブレム ヒーローズ』の企画「英雄総選挙」のシリーズタイトル分けにてThe Blazing Bladeのサブタイトルが命名されている[3]。
なお前作のサブタイトルの読みは「ふういんのつるぎ」なのに対し、本作での読みは「れっかのけん」で正しい。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
舞台は前作『封印の剣』の20年前までさかのぼる。エレブ大陸の東の大地。サカ地方の草原の一軒のゲルから物語は始まる。
見習い軍師マーク(デフォルトネームで変更可能)は旅の途中行き倒れ、目を覚ますと一軒のゲルの中にいた。彼の目の前には一人の少女が…。少女の名前はリン。遊牧民族のロルカ族の族長の娘であった。彼女は行き倒れたマークを助け看病してくれていたのだ。リンは幼い頃、両親や部族の仲間を山賊の襲撃で失い一人で暮らしていた。彼女はマークが軍師修行の旅でエレブ大陸を旅をしていると知ると、彼についていくことを決意。こうしてリンとマークの旅は始まった。 リンとマークは旅の途中によった町で二人の騎士、セインとケントに出会い、自身がキアラン公女であること、祖父がまだ生きていること、自身の命が狙われていることを知る。ニニアン、ニルス、エリウッドとの出会い。数々の困難を乗り越え、リンは自身の命を狙うものとの決着をつける。
それから一年後、舞台はリキアの大地に移る。フェレ領公子エリウッドが行方不明の父を探すために騎士マーカスと従騎士ロウエンらと共に旅に出たのだ。途中、親友のヘクトルやリン達と合流。父探しの旅も光が見えてきた。しかし、この後彼らがエレブ大陸の命運をかけた戦いに身を投じるなどとはまだ誰も予想はしていなかった。大切なものを守るため、そして無事に自身の領へ戻るため、影に隠れた陰謀の中で、知られざる英雄たちの表に出ることなき戦いが始まった。
『ファイアーエムブレム 封印の剣』の続編。前作の20年前のエレブ大陸(今作は主にリキア地方)を舞台とし、前作で主人公ロイの父親として登場していたエリウッドがメインの主人公を務める。彼の他にも『封印の剣』で出演したキャラクターの親戚縁者が数多く活躍している。前作の序盤で命を落としたヘクトル(ロイの幼馴染リリーナの父)はもう一人の主人公であり、『ファイアーエムブレム外伝』以来となる女性主人公リンも登場する。
本作はシリーズ中で唯一戦争が舞台となっていない作品であり、主人公三人の友情や成長、様々な家族の絆を主眼において描かれたストーリーは、シリーズの中では異色とされる。また、「人と竜」という異種族同士の対立と和解への希望、も大きなテーマとして位置づけられている。なお、本作のメインライター「Ken Yokoyma」(漢字表記不明)は続く「聖魔の光石」にはクレジットされていないが、「蒼炎の軌跡」「暁の女神」でもメインライターを務めている。この二作は、「ベオクとラグズ」という異種族間の対立の克服、をより前面に打ち出したストーリーとなっている。
なお、今作ではエトルリア王国、イリア地方は舞台としては登場せず、名前のみでの登場となる。西方三島はヘクトル編でのみ登場する。
章数 | タイトル |
---|---|
序章 | 「草原の少女」 |
1章 | 「運命の足音」 |
2章 | 「精霊の剣」 |
3章 | 「小さな傭兵団」 |
4章 | 「生業の影で」 |
5章 | 「国境をこえて」 |
6章 | 「誇り高き血」 |
7章 | 「旅の姉弟」 |
7章外伝 | 「黒い影」 |
8章 | 「謀略の渦」 |
9章 | 「悲しき再会」 |
10章 | 「遥かなる草原」 |
エ編章数 | ヘ編章数 | タイトル |
---|---|---|
11章 | 11章 | 「旅の始まり」 (「もう一つの旅立ち」) |
12章 | 12章 | 「比翼の友」 |
13章 | 13章 | 「真実を求めて」 |
13章外伝 | 13章外伝 | 「行商人マリナス」 |
14章 | 14章 | 「うごめく者たち」 |
-- | 15章 | 「舞い降りる鉤爪」 |
15章 | 16章 | 「キアランの公女」 |
16章 | 17章 | 「謎の行方」 |
16章外伝 | 17章外伝 | 「港町バドン」 |
17章 | 18章 | 「海賊船」 |
18章 | 19章 | 「魔の島」 |
18章外伝 | 19章外伝 | 「魔封じの者」 |
-- | 19章異伝 | 「時の垣間」 |
19章 | 20章 | 「竜の門」 |
20章 | 21章 | 「新たなる決意」 |
21章 | 22章 | 「二つの絆」 |
22章 | 23章 | 「生きた伝説」 |
22章外伝 | 23章外伝 | 「創られし命」 |
23章 | 24章 | 「四牙襲来」 |
-- | 25章 | 「狂える獣」 |
24章 | 26章 | 「届かぬ手、届かぬ心」 |
25章 | 27章 | 「闇の白い花」 |
26章 | 28章 | 「夜明け前の攻防」 |
26章外伝 | 28章外伝 | 「決別の夜」 |
27章 | 29章 | 「運命の歯車」 |
28章 | -- | 「勇者ローラン」 |
-- | 30章 | 「狂戦士テュルバン」 |
29章 | 31章 | 「悠久の黄砂」 |
29章外伝 | 31章外伝 | 「戦支度」 |
30章 | 32章 | 「背水の戦い」 |
-- | 32章外伝 | 「生の価値」 |
終章 | 終章 | 「光」 |
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ファイアーエムブレム 烈火の剣 |
2014年5月14日 |
Wii U | インテリジェントシステムズ | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | [5] | |
2 | ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online |
2023年6月23日 2023年6月23日 |
Nintendo Switch | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード | - | [6][7][8][9] |
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