ウィリアムス・ニカ: Nyika Williams1987年7月9日-)は、セントビンセント・グレナディーン出身のプロバスケットボール選手。ポジションはセンター。元セントビンセント・グレナディーン男子バスケットボール代表。現在は日本国籍を取得しており日本代表としても活躍している。2023年日本代表。

概要 三遠ネオフェニックス No.12, ポジション ...
ウィリアムス・ニカ
Nyika Williams
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三遠ネオフェニックス  No.12
ポジション C
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1987-07-09) 1987年7月9日(37歳)
出身地 セントビンセント・グレナディーンの旗 セントビンセント・グレナディーン キングスタウン
身長 203cm (6 ft 8 in)
体重 111kg (245 lb)
経歴
2011-2012高松ファイブアローズ
2012群馬クレインサンダーズ
2012-2013埼玉ブロンコス
2013-2014JSケルアン
2014-2015埼玉ブロンコス
2015-2016広島ドラゴンフライズ
2016-2017香川ファイブアローズ
2017-2018愛媛オレンジバイキングス
2018秋田ノーザンハピネッツ
2018-2019福島ファイヤーボンズ
2019-2020秋田ノーザンハピネッツ
2020-2024島根スサノオマジック
2024-三遠ネオフェニックス
受賞歴
  • B2フィールドゴール率王 (2017-18)
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp
代表歴
キャップ セントビンセント・グレナディーンの旗 セントビンセント・グレナディーン 2014. 2015
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来歴

大学まで

セントビンセント島にあるセントビンセント・グレナディーンの首都・キングスタウンで生まれて17歳までを過ごした後、兄を頼って米国に渡り、ニューヨークMonsignor McClancy Memorial高校英語版に進学。カンザス州バートンコミュニティ大学英語版在籍時の2008-09シーズンはカンザス・ジェイホーク・コミュニティ・カレッジ・カンファレンス英語版ウエストディヴィジョン優勝に貢献して、カンファレンスのMVPとオールカンファレンスチーム、ナショナル・ジュニア・カレッジ・アスレティック・アソシエーション英語版のサードチームに選出された。その後2009年から2011年にかけてはNCAAパシフィック大学に在籍し、2シーズンで66試合に出場した[1][2][3]。同大学で、元富山のサム・ウィラードと一緒にプレーをした。

プロ選手キャリア

大学卒業後にプロ選手となり2011年8月に日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)の高松ファイブアローズと契約。2011-12シーズンは50試合に出場し、2012年3月31日の信州ブレイブウォリアーズ戦でシーズンハイの32得点15リバウンドを記録。シーズン1試合平均は13.2得点、8.1リバウンドで、フィールドゴール成功率55.4パーセントはリーグランキング4位、1試合平均ダンクシュート成功本数1.1本(トータル55本)はランキング6位だった[4]。高松在籍時の登録名はニカ・ウィリアムス。

2012年9月、新規参入チームの群馬クレインサンダーズと契約[5]2012-13シーズン途中の11月30日、埼玉ブロンコスに移籍[6]。埼玉移籍後は40試合に出場し、1試合平均13.5得点、12.2リバウンド。シーズン合算では10.58リバウンドでリーグ9位に入った。

2013-14シーズンはチュニジアJSケルアンと契約[7]

2014-15シーズン、bjリーグ開幕後の11月15日に埼玉ブロンコスに再び加入した[8]。34試合に出場し、1試合平均のリバウンド数(9位)、ブロックショット数(7位)、フィールドゴール成功率(6位)、ダンク成功本数(3位)の4部門でリーグトップ10入りした。

2015-16シーズンはNBLの広島ドラゴンフライズに移籍し、53試合に出場した。2015年秋ごろに日本国籍取得を決意した[9]

bjリーグとNBLが統合してBリーグが発足した2016-17シーズンは2011-12シーズン以来、5シーズンぶりにB2の香川ファイブアローズ(旧高松)に復帰し、57試合に出場した。

2017-18シーズンは、B2の愛媛オレンジバイキングスに移籍した。フィールドゴール成功率B2トップの63.6パーセントで1試合平均13.8得点を記録した。

2018-19シーズン、B1の秋田ノーザンハピネッツに移籍、前田顕蔵コーチと再合流した[10]。新入団会見では、「日本が大好きです。全力を出してポジティブなエナジーを与えたい。得点もリバウンドも1試合平均2桁を狙う。いままでのチームでやってきたバスケとは違い、新鮮な気持ち。多くの勝利分かち合えるよう頑張りたい。」と英語で述べた[11]。同シーズンは秋田で2試合出場した後、同年12月21日、B2の福島ファイヤーボンズへ期限付移籍し、12試合出場で平均18.3得点。

2019年4月19日、帰化申請が認められ、官報に告示された。

2019-20シーズンは秋田で32試合に出場し、FG成功率55.9パーセントで1試合平均8.1得点。

2020-21シーズンはB1の島根スサノオマジックに移籍。59試合出場で1試合10.9得点。FG成功率64.3パーセントはリーグで3番目の高確率だった。

2021-22シーズンも島根に所属。シーズン53試合出場で、1試合7.4得点、FG成功率69.4パーセントはリーグ1位。フリースロー成功率はキャリアでベストの70.2パーセントだった。プレイオフにも5試合に出場。

島根には2023-24シーズン終了まで所属し[12]、オフに三遠ネオフェニックスへ移籍した[13]

日本代表歴

2019年6月、同年度バスケットボール男子日本代表チーム第2次強化合宿のメンバーに選ばれた[14]、7月には第41回ウィリアム・ジョーンズカップ日本代表に選ばれ[15]、8試合に出場した[16]

2022年、約3年ぶりに日本代表候補に選出され[17]、8月に国際親善試合Softbankカップ・イラン戦に出場。

記録

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー    優勝シーズン
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さらに見る シーズン, チーム ...
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
bjリーグ 2011-12 高松 502424.3.554---.6358.10.51.10.92.013.2
bjリーグ 2012-13 群馬 151021.2.443---.6326.30.70.80.52.39.6
bjリーグ 2012-13 埼玉 4028.2.563.000.62312.21.21.40.62.213.5
bjリーグ 2014-15 埼玉 3428.2.571.000.6449.71.41.51.23.316.4
NBL 2015-16 広島 53314.4.567.000.5844.40.40.60.51.17.0
B2 2016-17 香川 57213.7.506.000.5044.50.50.50.81.46.6
B2 2017-18 愛媛 543619.9.626.000.5437.10.70.90.82.013.8
B1 2018-19 秋田 2121.0.500.000.5564.51.00.00.52.013.5
B2 2018-19 福島 121227.1.571.000.5927.51.21.20.72.818.3
B1 2019-20 秋田 328.1
B1 2020-21 島根 5922.9.6431.000.6436.11.00.80.62.110.9
B1 2021-22 島根 5317.3.694---.7084.47.4
B1 2022-23 島根  
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プロ1年目(2011-12シーズン)

脚注

関連項目

外部リンク

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