Sports Reference
ウィキペディアから
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Sports Reference, LLC.(スポーツレファレンスエルエルシー)は、野球、アメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケー、サッカーなど複数のプロスポーツ関係ウェブサイトを運営するアメリカの企業[1][注釈 1]。カレッジフットボールやカレッジバスケットボールなど学生スポーツの情報も載せ、2016年12月まではオリンピック関係専門のウェブサイトを置いた[2][出典無効]。
同社のサイトはスポーツデータを包括的な視点で取り上げ、例えば「Baseball-Reference.com」では野球の10万試合を超えるボックススコア(ウィクショナリー)を閲覧でき、またアメリカンフットボールの「Pro-Football-Reference.com」では1941年以降のNFL全試合の得点記録を掲出している。Sports Referenceサイトは2020年5月14日に閉鎖され[疑問点][3]、データをその後継である「Olympedia.org」へ移し同年5月に新設した[4]。
この会社の前段として3人が運営するスポーツ情報サイトがあった。現社長のショーン・フォーマン(Sean Forman)の野球サイト(2000年4月)、ダグ・ドライネン(Doug Drinen)のプロ・アメリカンフットボールのサイト(同年12月)に、2004年4月にはジャスティン・カバトコが別の野球サイト(Justin Kubatko)を立ち上げた。フォーマンは2000年以来、地元フィラデルフィアのセイントジョセフ大学 で数学と計算機科学の講師を務めるかたわら、2004年10月にSports Reference (スポーツ・レファレンス)としてフィラデルフィアで起業する[5]。
2006年にフォーマンが3つのサイトの集合体の社長専業に変わると、翌2007年12月にジェイ・ヴィーシュボー(Jay Virshbo)を迎えて社格を有限責任会社に変更すると、スポーツ・レファレンス(Sports Reference, LLC.)という社名を登録した(所在地フィラデルフィア[6])。
2009年にはモバイル版情報サイトに強みを持つファンタジー・スポーツ・ベンチャーズ社(Fantasy Sports Ventures)[7]の出資を取り付けている[1]。
データの情報源として各社と有償で提携するほか[注釈 2]、メジャーリーグの野球史専門サイトほかからデータの無償供与を受ける[注釈 3]。2017年から世界のサッカーのデータを掲げ始めた[注釈 4]。2021年12月時点で常勤社員を15名置く[9]。
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