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『トリオ・ザ・パンチ』(TRIO THE PUNCH -NEVER FORGET ME...-)は、1990年にデータイーストから稼動されたアーケード用横スクロールアクションゲームである。サブタイトルは「ネバー・フォーゲット・ミー」。ロケテスト時の名称は『TVすごろく トリオ・ザ・パンチ』。
このフィクションに関する記事は、全体として物語世界内の観点に立って記述されています。 |
ジャンル | 横スクロールアクション |
---|---|
対応機種 |
アーケード (AC) Vアプリ iアプリ EZアプリ PlayStation 2(オレたちゲーセン族) PlayStation 4(アーケードアーカイブス) Nintendo Switch(アーケードアーカイブス, G-MODEアーカイブス) |
開発元 | データイースト |
発売元 |
データイースト マトリックス(Vアプリ, EZアプリ, iアプリ) ハムスター(オレたちゲーセン族, アーケードアーカイブス) ジー・モード(G-MODEアーカイブス) |
デザイナー | 伊井俊一 |
音楽 | 吉田博昭 |
人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
メディア | 業務用基板 |
稼働時期 |
AC:1990年4月 Vアプリ:2006年9月5日[1] iアプリ:2005年10月2日[1] EZアプリ:2006年11月9日[1] PS2:2007年2月8日 [アーケードアーカイブス] PS4, Switch:2022年5月19日 [G-MODEアーカイブス] Switch:2023年11月22日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) IARC:7+ |
デバイス |
8方向レバー 3ボタン |
CPU | HuC6280 (@ 7.159066 MHz) |
サウンド |
M6502 (@ 1.5 MHz) YM2203 (@ 1.5 MHz) YM3812 (@ 3 MHz) OKI6295 (@ 7.759 kHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 横モニター 256×240ピクセル 60.00Hz パレット768色 |
ゲーム自体はシンプルなステージクリア型のアクションゲームだが、クセの強いグラフィックやシュールかつナンセンスな演出、世界観が特徴[2]。独特な雰囲気のゲームが多いデータイーストの作品の中でもトップクラスの「バカゲー」として知られる[2]。また、同社のゲームソフトである『カルノフ』と『チェルノブ』のキャラクターも登場している。
移植版として、フィーチャーフォン用アプリのVアプリ、iアプリ、EZアプリ向けにそれぞれ2006年9月5日、10月2日、11月9日に配信された[1]。また、ハムスターがPlayStation 2向けに展開していたアーケードゲーム移植シリーズ「オレたちゲーセン族」の一つとして2007年2月8日に発売され、同じくハムスターの同種シリーズ「アーケードアーカイブス」の一つとして2022年5月19日にPlayStation 4とNintendo Switch版が配信された[3]。さらに、ジー・モードが展開するシリーズ「G-MODEアーカイブス」の第51弾ソフトとしてフィーチャーフォン版がNintendo Switch向けに2023年11月22日発売。
3人の主人公(タフガイ、忍者、剣士)から1人を選び、8方向レバーと3ボタン(攻撃、ジャンプ、特殊攻撃)で操作する。フィールドは主に任意の右スクロール移動が中心で、数画面単位で無限ループしている。ステージによってはジャンプ等で上下にスクロールするフィールドや、スクロールしない固定画面もある。全35面。
特定の敵を倒すと出現する「ハート」を取り、これを必要数だけ取ると現われるボスキャラクターを倒せばステージクリアーとなる。ただしステージによっては最初からボスが登場するためハートが必要ない場合もある。
ロケテスト時はすごろくゲームで、前述の通りタイトルも違っていた。この変更については後述。
本作は一般的なゲームには見られない多くの特徴をもつ。下記するこれらの特徴が混然といびつに組み合わさって、本作独特の狂的なムードを構築している。
本ゲーム企画者の伊井俊一によると[4]、当時業務で渡米した際に現地の子供が『チェルノブ』をステージ1もクリアできないのを見て「もっと簡単な内容にしないといけない」と考え、自身の趣味であるボードゲームを引用し、プレイヤーが全体ステージマップ上をサイコロの目の数で進んで、止まったマスに難度の異なるステージやボスが配置されている双六式ゲームを考案。分岐を含め全72ステージあるものの、プレイヤーのゲームの腕に関わらずサイコロの出目が良ければ数ステージ遊ぶだけでオールクリアできる内容とした。しかし当時『スーパーマリオブラザーズ3』(1988年)が本ゲームと同じ様な全体マップ内を移動して好きなステージを選べるシステムを採用していた事が分かり、「アーケードゲームで双六をやる」というインパクトが無くなってしまったと考えて双六形式は中止。完成していたステージから主なステージを抜き出し(本ゲーム中、開始時などに変なメッセージが出るステージを中心に)販売バージョンのゲームとしてまとめたとの事。本ゲームのミニゲームの集合体のような内容や、クリアーたからくじのルーレットやプレイヤーキャラクターが3人いるのは双六要素の名残である。
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