トラビス・ショウ

アメリカの野球選手 (1990 - ) ウィキペディアから

トラビス・ショウ

トラビス・R・ショウTravis R. Shaw, 1990年4月16日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州ファイエット郡ワシントンコートハウス英語版出身の元プロ野球選手内野手)。右投左打。愛称はザ・メイヤー・オブ・ディング・ドング・シティーThe Mayor of Ding Dong City[1]

概要 基本情報, 国籍 ...
トラビス・ショウ
Travis Shaw
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ミルウォーキー・ブルワーズでの現役時代
(2018年6月8日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 オハイオ州ファイエット郡ワシントンコートハウス英語版
生年月日 (1990-04-16) 1990年4月16日(34歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 一塁手三塁手
プロ入り 2011年 MLBドラフト9巡目
初出場 2015年5月8日
最終出場 2022年4月28日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
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父はシンシナティ・レッズロサンゼルス・ドジャースなどでクローザーとして活躍したジェフ・ショウ[2][3]

経歴

要約
視点

プロ入り前

2008年MLBドラフト32巡目(全体982位)でボストン・レッドソックスから指名されたが、ケント州立大学へ進学した。

プロ入りとレッドソックス時代

2011年MLBドラフト9巡目(全体292位)で再びレッドソックスから指名され、6月13日に契約。契約後、傘下のA-級ローウェル・スピナーズ英語版でプロデビュー。57試合に出場して打率.262、8本塁打、36打点、3盗塁を記録した。9月4日にA級グリーンビル・ドライブへ昇格し、2試合に出場した。

2012年はまずA+級セイラム・レッドソックスでプレーし、99試合に出場して打率.305、16本塁打、73打点、11盗塁を記録した。8月1日にAA級ポートランド・シードッグスへ昇格。AA級ポートランドでは31試合に出場し、打率.227、3本塁打、12打点、1盗塁を記録した。8月30日にカロライナリーグのポストシーズン・オールスターチームに指名打者として選出された[4]

2013年はAA級ポートランドでプレーし、127試合に出場して打率.221、16本塁打、50打点、7盗塁を記録した。

2014年はまずAA級ポートランドでプレーし、47試合に出場して打率.305、11本塁打、37打点、5盗塁を記録した。5月26日にAAA級ポータケット・レッドソックスへ昇格。AAA級ポータケットでは81試合に出場して打率.262、10本塁打、41打点、2盗塁を記録した。オフの11月20日にレッドソックスとメジャー契約を結び[5]40人枠入りした。

2015年5月8日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー。「9番・一塁手」で先発起用され、3打数無安打1四球だった。以後、出番が少しずつ増え、最終的には65試合に出場して打率.274、13本塁打、36打点を記録した。

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ボストン・レッドソックスでの現役時代
(2016年5月31日)

2016年は、パブロ・サンドバルの故障もあって三塁手のレギュラーに抜擢され、145試合に出場して規定打席にも到達。打撃面では打率.242、16本塁打、71打点を記録した。

ブルワーズ時代

2016年12月6日にタイラー・ソーンバーグとのトレードで、ジョシュ・ペニントン英語版マウリシオ・デュボーン及び後日発表選手と共にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[6]

2017年は144試合に出場して打率.273、31本塁打、101打点、10盗塁(失敗なし)、出塁率.349などを記録した。

2018年7月にトレードでマイク・ムスタカスが加入したことにより、二塁手コンバートされた。この年は152試合に出場して打率.241、32本塁打、86打点、出塁率.345などを記録した。

2019年は開幕から絶不調に陥り、打率.164で6月27日にマイナーに降格した。7月下旬にメジャー復帰するも、8月上旬に再降格した。8月31日に再昇格したが、調子を取り戻すことなく、打率.157、7本塁打、16打点で終えた。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[7]

ブルージェイズ時代

2019年12月30日にブルージェイズと400万ドルの単年契約を結んだ[8]

2020年は50試合の出場で打率.239、6本塁打、17打点の成績を記録した。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[9]

ブルワーズ復帰

2021年2月16日に古巣のブルワーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[10]。メジャーに昇格した場合は給与として150万ドルが支払われる。3月16日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[11]

レッドソックス復帰

2021年8月15日にウェイバー公示を経てプロ入り時の古巣であるレッドソックスへ復帰した[12]。オフの11月3日にFAとなった[13]

2022年3月18日にレッドソックスとマイナー契約で再契約を結んだ[14]。4月7日にメジャー契約を結んで開幕ロースター入りした[15]。しかし、開幕から19打数無安打と不振で4月29日にDFAとなり、5月1日にFAとなった[16]

2023年1月16日に現役引退を表明した[17]

詳細情報

年度別打撃成績

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O
P
S
2015 BOS 652482263161100131103601021812571.270.327.487.813
2016 1455304806311634216202715104434313310.242.306.421.726
2017 MIL 144606538841473413127610110013606413820.273.349.513.862
2018 152587498731202303223986521678641087.241.345.480.825
2019 862702302236507621600003634895.157.281.270.551
2020 TOR 5018016317391006671700001600504.239.306.411.717
2021 MIL 562021781434806602800111903512.191.279.337.616
BOS 28484261030322110010500170.238.319.524.843
'21計 8425022020441109823900212403682.200.286.373.659
2022 719190000000000000070.000.000.000.000
MLB:8年 7332690237431056312731141038366204417275202065049.237.319.437.756
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年度別守備成績

内野守備
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一塁(1B)二塁(2B)三塁(3B)




































2015 BOS 5541936350.993-8514001.000
2016 50251190271.000-105761971620.945
2017 MIL 130011.000-14390255932.975
2018 17392041.000395969111.992107661681019.959
2019 6122011.00020000----712711639.979
2020 TOR 1467615.986-37206427.977
2021 MIL 20346021.000-48237654.952
BOS 1137324.952--
'21計 3171926.976-48237654.952
2022 3241011.000--
MLB 17788675695.994415969111.9925193078904591.964
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左翼守備
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左翼(LF)












2015 BOS 10000----
2016 110001.000
MLB 210001.000
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背番号

  • 47(2015年 - 2016年)
  • 21(2017年 - 2019年、2021年 - 同年途中)
  • 6(2020年)
  • 23(2021年途中 - 2022年)

脚注

関連項目

外部リンク

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