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かつてスルッとKANSAI協議会が発行した一日乗車券 ウィキペディアから
スルッとKANSAI 3dayチケット(スルッとかんさいスリーデイチケット)は、かつてスルッとKANSAI協議会が発行した、同協議会加盟社局の鉄道およびバス路線が乗り放題の一日乗車券である。
かつては、全国通年発売版、関西限定版が存在していたが、いずれも発売終了となり、2016年12月12日以降は外国人観光客向けの「KANSAI THRU PASS」(2日用と3日用)のみの販売となり、これも2024年3月31日を以って発売終了し、翌4月1日からは鉄道のみが乗り放題となる「KANSAI RAILWAY PASS」が発売されている。
本項では、2dayチケット(全国通年発売版・発売終了)および「KANSAI THRU PASS」(発売終了)、「KANSAI RAILWAY PASS」についても記述する。
1996年から運用が開始されたスルッとKANSAIは、2001年までに京阪神地区におけるほぼすべての鉄道会社が導入したことから、このメリットを生かした乗車券である。
商品名 | 大人価格 | 小児価格 |
---|---|---|
3day | 5,500円 | 2,750円 |
2day | 4,400円 | 2,200円 |
大人価格 | 小児価格 |
---|---|
4,400円 | 2,200円 |
公式ホームページのエリアマップより。KANSAI RAILWAY PASSとなってからはバスは利用できなくなった。
なお、近畿日本鉄道の特別急行列車(特急列車)である近鉄特急の全車及び一部団体専用列車、南海電気鉄道の特急ラピート・こうや・りんかん、観光列車天空の全車及び特急サザンの指定席車、泉北高速鉄道・南海の泉北ライナー、京阪電気鉄道のプレミアムカー及びライナー、阪急電鉄の特別車両のPRiVACEなど、乗車券以外の別料金を必要とする列車を利用する場合は、別途特急券、座席指定券、特別車両券等の購入が必要であるが、JRグループ各社が発行する青春18きっぷにおけるJR及び一部の第三セクター鉄道の特急列車・普通急行列車(狭義の急行列車)[2]・普通列車のグリーン車指定席のように乗車券としても利用が不可能な列車は基本的には存在しない。一方、リムジンバス・高速バスや着席定員制の急行・特急バスの類の場合はほとんどが利用できない。
南海バス・京阪バス・京阪京都交通の深夜バスを利用する場合は、別途差額運賃が必要である(阪急バスの深夜バスは利用不可)。
本券で近鉄の青山町駅以東・壺阪山駅以南に乗車した場合、別途青山町駅・壺阪山駅からの運賃が必要となる。車掌に本券を提示して申し出れば、青山町・壺阪山 - 目的地までの乗車券・往復乗車券を発券してもらえる(近鉄名古屋駅・賢島駅まで乗り越した場合1,410円)。また、エリア内であっても道明寺線と田原本線は利用できない。
過去には、一部において期間限定で利用エリアの拡大が行われたことがある(近鉄伊賀線・近鉄吉野線壺阪山駅以南など)。
また、Osaka Metroの夢洲駅 - コスモスクエア駅間はエリア外のため本券は利用できず、別途夢洲駅 - コスモスクエア駅間の運賃が必要となる。
駅の自動改札機またはバスの磁気カードリーダーを通すことで利用可能であるが、これらの機械がない・対応しない京阪石山坂本線[3]、叡山電鉄[4]、比叡山坂本ケーブル、近鉄生駒ケーブルと西信貴ケーブル、近鉄バスの摂津・茨木地区、阪急バス(磁気券の取り扱い廃止以後)は日付を裏面に記入し提示することで利用可能である。磁気カード普及前は、3dayチケットの呈示利用を先行して可能とする事業者(南海バスなど)も存在した。
PiTaPa導入以後に協議会に参加し、PiTaPa利用のみを可能とした事業者はほとんどが利用不可能となっており、奈良県(奈良交通)や兵庫県加古川以西(神姫バス)など鉄道利用が可能でもバス移動には(協議会加盟事業者でも)別途運賃が必要なエリアもある。
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