ジーター・ダウンズ

コロンビアのプロ野球選手 ウィキペディアから

ジーター・ダウンズ

ジーター・ディオン・ダウンズJeter Deion Downs1998年7月27日 - )は、コロンビアサンアンドレス島出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。

概要 福岡ソフトバンクホークス #4, 基本情報 ...
ジーター・ダウンズ
Jeter Downs
福岡ソフトバンクホークス #4
Thumb
2024年9月10日 京セラドーム大阪
基本情報
国籍  コロンビア
出身地 サンアンドレス島
生年月日 (1998-07-27) 1998年7月27日(26歳)
身長
体重
178 cm
89 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手二塁手三塁手
プロ入り 2017年 MLBドラフト1巡目戦力均衡ラウンドA(全体32位)
初出場 MLB / 2022年6月22日
NPB / 2024年9月25日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
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兄のジェリー・ダウンズ・ジュニアもプロ野球選手。

経歴

要約
視点

プロ入り前

コロンビア生まれだが、5歳の時に一家でアメリカ合衆国フロリダ州へ移住している[1]

プロ入りとレッズ傘下時代

2017年MLBドラフト1巡目戦力均衡ラウンドA(全体32位)でシンシナティ・レッズから指名され、プロ入り。なお、契約しない場合はマイアミ大学へ進学の予定であった。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級ビリングス・マスタングス英語版でプロデビュー。50試合に出場して打率.267、6本塁打、29打点、8盗塁を記録した。

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A級デイトン・ドラゴンズ時代
(2018年4月8日)

2018年はA級デイトン・ドラゴンズでプレーし、120試合に出場して打率.257、13本塁打、47打点、37盗塁を記録した。

ドジャース傘下時代

2018年12月21日にヤシエル・プイグアレックス・ウッドカイル・ファーマー及び金銭とのトレードで、ホーマー・ベイリージョサイア・グレイと共にロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[2]

2019年は傘下のA+級ランチョクカモンガ・クエークスとAA級タルサ・ドリラーズでプレーし、2球団合計で119試合に出場して打率.276、24本塁打、86打点、24盗塁を記録した。

レッドソックス時代

2020年2月10日にデビッド・プライスムーキー・ベッツとのトレードで、アレックス・ベルドゥーゴコナー・ウォンと共にボストン・レッドソックスへ移籍した[3]。この年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の出場は無かった。

2021年は傘下のAAA級ウースター・レッドソックスでプレーし、99試合に出場して打率.190、14本塁打、39打点、18盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。11月19日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[4]

2022年は開幕をAAA級ウースターで迎えた。6月20日にメジャー初昇格を果たし[5]、22日のデトロイト・タイガース戦にて「9番・三塁手」で先発出場してメジャーデビュー[6]。オフの12月16日に吉田正尚の加入に伴い、DFAとなった[7]

ナショナルズ時代

2022年12月22日にウェイバー公示を経てワシントン・ナショナルズへ移籍した[8]。このシーズンは6試合に出場した。12月12日にディラン・フローロの加入に伴いDFAとなった[9]

ヤンキース傘下時代

2023年12月19日にウェイバー公示を経てニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[10]2024年1月19日にディエゴ・カスティーヨの加入に伴いDFAとなり[11]、同月24日に傘下AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースへ配属となった[12]。7月30日にFAとなった。

ソフトバンク時代

2024年7月30日、NPB福岡ソフトバンクホークスが獲得したことが発表された。背番号は4[13]ウエスタン・リーグに18試合出場した後、9月25日に一軍初昇格[14]。同日の埼玉西武ライオンズ戦(みずほPayPayドーム)で「7番・二塁手」として先発起用され初出場を果たすと、好守を披露した後、7回裏には初安打を記録[15]。1番打者に抜擢された9月29日の北海道日本ハムファイターズ戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)では、初回に加藤貴之から第1号となる先頭打者本塁打を放つ[16]ポストシーズンも引き続き起用され、日本ハムと対戦したクライマックス・シリーズ ファイナルでは、7打数3安打と結果を残すが[17]横浜DeNAベイスターズと対戦した日本シリーズでは7打数無安打だった[18]

プレースタイル

コンパクトな振りで二塁打を量産するタイプの打者である[19]

人物

名前の由来はニューヨーク・ヤンキースで活躍したデレク・ジーター。コロンビアの元プロ野球選手であった父がデレク・ジーターにちなみ、この名をつけたという[20]

詳細情報

年度別打撃成績

さらに見る 年 度, 球 団 ...
















































O
P
S
2022 BOS 144139461011040001100210.154.171.256.427
2023 WSH 6954200021200040010.400.667.4001.067
2024 ソフトバンク 726223600192100020210.273.385.409.794
MLB:2年 205044881011252001500220.182.260.273.533
NPB:1年 726223600192100020210.273.385.409.794
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  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

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二塁(2B)三塁(3B)遊撃(SS)




































2022 BOS 871311.95264912.929311001.000
2023 WSH 201001.000-422011.000
2024 ソフトバンク 6610021.000-46512.917
MLB 1071411.95564912.929733011.000
NPB 6610021.000-46512.917
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  • 2024年度シーズン終了時

記録

初記録

背番号

  • 20(2022年)
  • 3(2023年)
  • 4(2024年[13] - )

脚注

関連項目

外部リンク

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