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『ジャングルはいつもハレのちグゥ』(以下「ハレのちグゥ」)は、金田一蓮十郎による日本の漫画作品。また、これを原作にしたアニメ作品。1996年から2003年まで『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて連載された。原作漫画は100話をもって一区切りとし、新たに『ハレグゥ』と改題した上で、同じく『月刊少年ガンガン』にて2003年2月号から2009年10月号まで連載した。
ジャングルはいつもハレのちグゥ | |||
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ジャンル | シュールコメディ | ||
漫画 | |||
作者 | 金田一蓮十郎 | ||
出版社 | エニックス→スクウェア・エニックス | ||
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掲載誌 | 月刊少年ガンガン | ||
発表号 | 1996年No.8 - 2003年1月号 | ||
巻数 | 全10巻 | ||
話数 | 全100話 | ||
漫画:ハレグゥ | |||
作者 | 金田一蓮十郎 | ||
出版社 | スクウェア・エニックス | ||
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掲載誌 | 月刊少年ガンガン | ||
発表期間 | 2003年1月号 - 2009年10月号 | ||
巻数 | 全10巻 | ||
話数 | 全81話 | ||
アニメ:ジャングルはいつもハレのちグゥ | |||
原作 | 金田一蓮十郎 | ||
監督 | 水島努 | ||
シリーズ構成 | 横手美智子 | ||
音楽 | 多田彰文 | ||
アニメーション制作 | シンエイ動画 | ||
製作 | テレビ東京、創通映像、シンエイ動画 | ||
放送局 | テレビ東京 | ||
放送期間 | 2001年4月3日 - 9月25日 | ||
話数 | 全26話 | ||
OVA:ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス(第1期) ジャングルはいつもハレのちグゥ FINAL(第2期) | |||
原作 | 金田一蓮十郎 | ||
監督 | 水島努 | ||
シリーズ構成 | 横手美智子 | ||
音楽 | 多田彰文 | ||
アニメーション制作 | シンエイ動画 | ||
製作 | 詳細はスタッフ (OVA)を参照 | ||
話数 | デラックス:全12話 / FINAL:全14話 | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画、アニメ | ||
ポータル | 漫画、アニメ |
ジャングルに住む少年「ハレ」が、正体不明の少女「グゥ」や友人・家族たちの奇行に振り回されるギャグ漫画。全体的に明るいノリだが、登場キャラクターの中にはシビアな過去を持つ者もおり、シリアスな展開となる話も多い。
作品の第一部にあたる『ジャングルはいつもハレのちグゥ』はエニックスの漫画雑誌『月刊少年ガンガン』の1997年の第4号から2003年の1月号まで連載された。全100話。単行本は全10巻。2001年にはテレビ東京系列全9局ネットでアニメ化された。OVAも2作作られた(詳細は#アニメを参考)。原作・アニメ共に話数の単位は「illusion」。
続編にあたる『ハレグゥ』は同雑誌にて2003年2月号から2009年10月号まで連載された。話数の単位は「ACT」。全81話。単行本は全10巻。「ハレグゥ」に改名した理由としては、作者いわく「ジャングルにこだわる必要がなくなったから」らしい。以下、本記事のコミックス巻数を示す記述で「新○巻」と表記されていた場合、この『ハレグゥ』の巻数を表すこととする。
2019年4月時点でコミックス累計発行部数は390万部を突破している[1]。
作者が大阪府出身ということもあり、キャラクターの会話に大阪弁が多用されている。
2021年4月24日から5月16日まで、本作の原画展が開催された[2]。
ハレとグゥとその周辺のジャングルでのお話。ただし、第37話から第58話までは、話の舞台をウェダの実家がある都会に移す(コンクリートジャングルという意味合いもある)。
ある晩、ウェダが村の集会に行き、孤児のグゥを連れて帰ってくるところから第1話が始まる。
「ジャングルはいつもハレのちグゥ」の最終回直後から続く。
父親の遺産相続を巡って命を狙われるウェダは、一連の騒動の決着をつけるべく再び実家に出向く。ジャングルの子供たちも同行し、そこで現地の学校に通うことになる。
ジャングルの学校では年齢に関わらず全員が一つのクラスで学ぶが、新2巻において都会の学校に通うにあたり、以下のような学年(年齢)差が設定された。
学年差 | キャラ(誕生月) |
---|---|
+6 | ウイグル (6) |
+4 | グプタ (5)、ラヴェンナ (4) |
+3 | ワジ (7) |
0(基準) | ハレ (1)、トポステ (12)、サギン (5)、グゥ (?) |
-2 | マリィ (8)、ラーヤ (10) |
テレビアニメはテレビ東京系列ほか全9局ネットで放送された。全26話。テレビ東京では2001年4月3日から同年9月25日に毎週火曜日の18時00分から18時30分に放送。テレ朝チャンネルでも放送された。
テレビ版の放送終了後にバンダイビジュアルからOVAシリーズ『ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス』(以下『デラックス』)が全6巻12話発売。さらにOVA第2期である『ジャングルはいつもハレのちグゥ FINAL』(以下『FINAL』)も全7巻14話作られた。OVA版はテレビ版の直接的な続編として作られている。
テレビアニメ版は30分1話構成、OVA版は各巻15分のエピソードの2本立てとなっている。
テレビ版・OVA版ともに原作コミックのストーリーをベースにしているが、エピソードの順序が異なり[3]、ギャグシーンに関してはアニメ独自のものがある。テレビ版とOVA版をあわせれば原作『ジャングルはいつもハレのちグゥ』のストーリーはほぼ網羅されているが、アニメが終わった後の作品である『ハレグゥ』のストーリー・キャラクターについては一切触れられていない。
次回予告はハレを演ずる愛河による、早口言葉でのナレーションになっている。
『デラックス』のED演出は山本寛に刺激を与え、後にアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』にてハルヒダンスを生む基礎となった[4]。
『FINAL』はアニメーション神戸第9回作品賞・パッケージ部門を受賞した。
話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 | ビデオ・DVD区分 |
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illusion1 | はじまり・はじまり | 横手美智子 | 水島努 | 釘宮洋 | 2001年 4月3日 | 第1巻 | |
illusion2 | お昼寝ぐーぐー | 萩田寛子 | 池端たかし | 針金屋英郎 | 4月10日 | ||
illusion3 | 胸毛でGO! | 横手美智子 | 善聡一郎 | 嶋津郁雄 | 4月17日 | 第2巻 | |
illusion4 | おはチュー | 萩田寛子 | 義野利幸 | 山本寛 | 池田和美 | 4月24日 | |
illusion5 | 保健のせんせい | 池端たかし | 針金屋英郎 | 5月1日 | |||
illusion6 | ビバノンノン | 横手美智子 | 川崎逸朗 | 多田俊介 | 杉光登 | 5月8日 | |
illusion7 | 妄想じゃんぐる | 義野利幸 | 善聡一郎 | 釘宮洋 | 5月15日 | 第3巻 | |
illusion8 | バッテン山田 | 萩田寛子 | 山本寛 | 池田和美 | 5月22日 | ||
illusion9 | 黒くて大きくて硬くて光ってて 臭くて奇妙な声をあげるせーぶつ | 横手美智子 | 水島努 | 針金屋英郎 | 5月29日 | ||
illusion10 | スキスキおじいさん | 萩田寛子 | 善聡一郎 | 東出太 | 6月5日 | ||
illusion11 | 略して海ピク | 池端たかし | 大河原晴男 | 6月12日 | 第4巻 | ||
illusion12 | お祭りどんどん | 横手美智子 | 川崎逸朗 佐藤雅弘 | 多田俊介 | 杉光登 | 6月19日 | |
illusion13 | でっかい箱 | 水島努 | 善聡一郎 | 針金屋英郎 | 6月26日 | ||
illusion14 | ブー! | 萩田寛子 | 武本康弘 | 米田光良 | 7月3日 | ||
illusion15 | ポクテ伝説 | 横手美智子 | 霧島悟郎 水島努 | 池端たかし 水島努 | 釘宮洋 針金屋英郎 | 7月10日 | 第5巻 |
illusion16 | そい寝 | 萩田寛子 | 正木伸之介 | 多田俊介 | 杉光登 | 7月17日 | |
illusion17 | ウェンディ17才 | 善聡一郎 | 原勝徳 | 7月24日 | |||
illusion18 | スキスキおじいさんデラックス | 水島努 | 東出太 | 7月31日 | |||
illusion19 | しゃらんら | 横手美智子 | 池端たかし | 山沢実 | 8月7日 | 第6巻 | |
illusion20 | まっちろ | 山本寛 | 米田光良 | 8月14日 | |||
illusion21 | エアポート21 〜和食と洋食〜 | 萩田寛子 | 多田俊介 | 関口可奈味 | 8月21日 | ||
illusion22 | ロバさん | 義野利幸 | 善聡一郎 | 原勝徳 | 8月28日 | ||
illusion23 | パチモン | 横手美智子 | 水島努 | 下田久人 | 乙幡忠志 | 9月4日 | 第7巻 |
illusion24 | ご休憩 | 萩田寛子 | 武本康弘 | 米田光良 | 9月11日 | ||
illusion25 | 恐怖! 人情鬼ごっこ | 横手美智子 | 義野利幸 | 下田久人 | 針金屋英郎 | 9月18日 | |
illusion26 | おしまい・おしまい | 水島努 | 釘宮洋 | 9月25日 |
この節の加筆が望まれています。 |
話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 | ビデオ・DVD区分 | 発売日 | |
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ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス | ||||||||
illusion I | 新キャラ ♥ | 横手美智子 | 水島努 | 杉光登 | 第1巻 | 2002.08.25 | ||
illusion II | 人妻もデラックス | 武本康弘 | 池田和美 | |||||
illusion III | ちょっと待って マリィたん | 萩田寛子 | 山本寛 | 第2巻 | 2002.09.25 | |||
illusion IV | 第二回 | 横手美智子 | 水島努 | 池端たかし | 釘宮洋 | |||
illusion V | 黒くて硬くててらてら光ってて暗くて狭くて 湿ったところが好きなわりに速いせーぶつ | 武本康弘 | 池田和美 | 第3巻 | 2002.10.25 | |||
illusion VI | スキスキおじいさんバーサーカー | 水島努 | 東出太 | |||||
illusion VII | トキメキぴよ2マイエンジェル | 萩田寛子 | 池端たかし | 多田俊介 | 杉光登 | 第4巻 | 2002.11.25 | |
illusion VIII | 胸毛大陸 | 水島努 | 原勝徳 | |||||
illusion IX | 傾向と対策 | 萩田寛子 | 山本寛 | 池田和美 | 第5巻 | 2002.12.21 | ||
illusion X | 原因と結果 | 横手美智子 | ||||||
illusion XI | DOGGIE AND BUNNY(前編) | 水島努 | 釘宮洋 | 第6巻 | 2003.01.25 | |||
illusion XII | DOGGIE AND BUNNY(後編) | |||||||
ジャングルはいつもハレのちグゥ FINAL | ||||||||
illusion i | ごあいさつ | 横手美智子 | 水島努 | 釘宮洋 | 第1巻 | 2003.12.21 | ||
illusion ii | リタ | |||||||
illusion iii | 学園天国 | 佐藤雅弘 | 多田俊介 | 関口可奈味 | 第2巻 | 2004.01.25 | ||
illusion iv | 学園地獄 | 多田俊介 | 石井百合子 | |||||
illusion v | ともだち | 高橋渉 | 針金屋英朗 | 第3巻 | 2004.02.25 | |||
illusion vi | 帰ってきたヨッパライ | 萩田寛子 | 義野利幸 | 高橋渉 | ||||
illusion vii | 胸毛の黙示録 | 山本寛 | 池田和美 | 第4巻 | 2004.03.25 | |||
illusion viii | てけてけラヴェンナ | 水島努 | ||||||
illusion ix | RPGお試し版 | 廣川浩二 | 水島努 | 高橋渉 | 釘宮洋 | 第5巻 | 2004.04.25 | |
illusion x | RPG海賊版 | |||||||
illusion xi | もう恋なんてしない | 萩田寛子 | 橘正紀 | 多田俊介 | 石井百合子 | 第6巻 | 2004.05.25 | |
illusion xii | ボクのお父さん | 多田俊介 | 関口可奈味 | |||||
illusion xiii | 硝煙は口紅の香り(前編) | 横手美智子 | 武本康弘 | 米田光良 | 第7巻 | 2004.06.25 | ||
illusion xiv | 硝煙は口紅の香り(後編) |
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