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複数の個別データを単一ファイル(コンテナ)へ格納する規格(フォーマット) ウィキペディアから
デジタル分野におけるコンテナフォーマット (container format)は複数の個別データを単一ファイル(コンテナ)へ格納する規格(フォーマット)である[1]。
データの入れ場所(保管場所)の「ファイル」と、規格を意味する「フォーマット」で「データ格納規格」を意味するファイルフォーマットがデジタルデータの一般的呼び名であるのに対し、そのファイルフォーマットの一部である「動画の入れ物」として映像と音声を収納する規格として用いられたのが「コンテナフォーマット」という名称である。収納できるデジタルデータは、デジタル技術の進歩に合わせて、動画と共に使われる様々なフォーマットのデータが複数収納できるように拡張されてきた。規格をまとめた組織毎にさまざまな規格がある。
コンテナファイルは、さまざまな種類のデータを識別したりまとめたりすることができる。単純なコンテナフォーマットは、異なる種類の音声ファイル形式データを複数含むことができる。先進的なコンテナフォーマットは、さまざまなストリーミングを再生し直すのに必要な同期情報とともに、音声・動画・副題・章(チャプター)・字幕・メタデータ(タグ)などに対応する。
代表的な音声専用のコンテナフォーマット。
ほかの柔軟なコンテナは他メディアと同じように、多くの種類の音声や動画を含むことができる。
代表的なマルチメディアコンテナフォーマットは次の通り。
代表的な画像(静止画)専用のコンテナフォーマット。
さまざまなファイルフォーマットは、主に5つの部分で違いがある。
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