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コルピクラーニ

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コルピクラーニ
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コルピクラーニKorpiklaani)は、フィンランド出身のフォーク・メタルバンド

概要 コルピクラーニKorpiklaani, 基本情報 ...
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同国土着の民族音楽を採り入れた北欧メタルを展開し、フォーク・メタルの第一人者として認識されている。

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概要

元々はシャーマンShaman)というバンド名で1997年に結成された。シャーマンは2枚のアルバムをリリースしたが、同名のバンドがいることや、また音楽性をより明確にするため現バンド名に改名した。初期の日本盤配給会社となったサウンドホリックのプロモーション戦略により「森メタル」「旅メタル」などと頻繁にジャンル名が変更されていた。このプロモーション戦略は、アヴァロン・レーベルからのリリースとなった5thアルバムで『森界の王』で一旦終了した。しかし、キングレコードからのリリースとなった、6thアルバム『コルピの酒盛り』から再び復活し、6thアルバムでは「酒メタル」となった。

略歴

要約
視点

コルピクラーニのルーツは1993年のヨンネ・ヤルヴェラが中心のグループ、シャマーニ・デュオShamaani Duo)まで遡る。このグループはサーミ人民族音楽を演奏しており、アルバムもリリースした。このグループを基盤として、1997年にヨンネが中心となって、フォーク・メタルバンドであるシャーマンShaman)を結成した。1999年に1stアルバム『Idja』をリリースしデビューしている。同アルバムには当時ワルタリで活動し、後にチルドレン・オブ・ボドムに加入するローペ・ラトヴァラがゲストで参加し、プロデューサーを務めている。この縁からか、ローペの兄弟のユッシ "ホッセ" ラトヴァラがパーカッショニストとしてシャーマンに加入している。シャーマンは2000年から2001年にかけて活動休止を挟みつつも、2枚のアルバムをリリースした。2003年に現在のコルピクラーニ名義に変更した。これに伴いそれまで使用していた伝統的な民族楽器や北部サーミ語ヨイクと呼ばれる発声法をやめることとなった。また、この改名に併せてヨンネ以外のメンバーが総入れ替えとなっている。

2005年、2ndアルバム『荒野のコルピクラーニ』でサウンドホリックから日本デビュー。奇妙なPVと珍妙な邦題がインターネット上で話題を呼び、ヘヴィメタルファンのリスナー以外からも注目を浴びる。2006年4月26日には3rdアルバム『世にもコルピな物語』がリリース。同日には、1stアルバムが、『翔び出せ! コルピクラーニ』と題されて日本リリースされている。2007年にリリースされた4thアルバム『コルピと古の黒き賢者』は、日本ではハウリング・ブルからリリースされ、同年9月には初の日本公演も決定した。

4thアルバムリリース後、レーベルをナパーム・レコードから、ニュークリア・ブラストに移籍した。その関係で、日本での配給会社がアヴァロン・レーベルとなった。2008年、5thアルバム『森界の王』をリリースした。同アルバムは、唯一邦題に、コルピクラーニまたはコルピが入っていないものとなっている。

2009年、6thアルバム『コルピの酒盛り』をリリース。

2011年、7thアルバム『コルピの神様』をリリース。6thアルバムから日本ではキングレコードからのリリースとなっている。

2009年5月に再来日を果たすも、9月に健康上の理由からヒッタヴァイネンが脱退。新たにテーム・エーロラが加入することが発表された。

2012年、テームが脱退しツォーマス・ロウナカリが加入。同年に8thアルバム『コルピと黄泉の世界』をリリース。

2013年、ユホが脱退しサミ・ペルットゥラが加入。

2015年、9thアルバム『コルピと魔術師達の宝玉』をリリースし[1]2017年9月に3度目の来日を果たした[2]

2018年、節目の10thアルバム『北欧コルピひとり旅』をリリース[3]

2019年12月、2003年から17年間ドラマーを務めたマットソンの脱退が発表された[4]。代わって、プロフェイン・オーメンやヨンネ・ヤルヴェラのソロプロジェクトで活動歴があり、バトル・ビーストにライブセッションとして参加するサムリ・ミッコネンが加入した[4]。ミッコネンは、前年にリリースされた『北欧コルピひとり旅』の内、数曲にドラマーとしてゲスト参加していた[4]

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メンバー

要約
視点

2020年5月時点

現ラインナップ

  • ヨンネ・ヤルヴェラ (Jonne Järvelä) - ボーカル/ギター (1997 - )
  • カッレ "ケーン" サヴィヤルヴィ (Kalle "Cane" Savijärvi) - ギター (2003 - )
  • ヤルッコ・アールトネン (Jarkko Aaltonen) - ベース (2005 - )
  • ツォーマス・ロウナカリ (Tuomas Rounakari) - ヴァイオリン (2012 - )
  • サミ・ペルットゥラ (Sami Perttula) アコーディオン (2013 - )
  • サムリ・ミッコネン (Samuli Mikkonen) - ドラム (2019 - )

旧メンバー

  • ユホ・カウッピネン (Juho Kauppinen) - アコーディオン (2004 - 2013)
  • テーム・エーロラ (Teemu Eerola) - ヴァイオリン (2011 - 2012)
  • ヤーッコ "ヒッタヴァイネン" レッメッティ (Jaakko "Hittavainen" Lemmetty) - ヴァイオリン/ヨウヒッコ/フルート(2003 - 2011)
  • アリ・マーッタ (Ali Määttä) - パーカッション (2003 - 2005)
  • アルト・ティッサリ (Arto Tissari) - ベース (2003 - 2005)
  • トニ "ホンカ" ホンカネン (Toni "Honka" Honkanen) - ギター (2003 - 2005)
  • サム・ルオツァライネン (Samu Ruotsalainen) - ドラム (2003)
  • マッティ "マットソン" ヨハンソン (Matti "Matson" Johansson) - ドラム(2003 - 2019)
以下、シャーマン時代の在籍者
  • トニ・ナイッキ (Toni Näykki) - ギター
  • ユハ・タックネン (Juha Takkunen) - ギター
  • ヤンネ・グタウル (Janne G'thaur) - ベース
  • ヴェーラ・ムフリ (Veera Muhli) - キーボード
  • ナッレ・オステルマン (Nalle Österman) - ドラム
  • ユッシ "ホッセ" ラトヴァラ (Jussi "Hosse" Latvala) - パーカッション
    ローペ・ラトヴァラチルドレン・オブ・ボドムワルタリ等)の兄弟。
  • テロ・ピーライネン (Tero Piirainen) - ギター
  • イルッカ・キルペライネン (Ilkka Kilpeläinen) - ベース
  • ユケ・エラカンガス (Juke Eräkangas) - ドラムス

ディスコグラフィー

脚注

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外部リンク

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